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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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留置場では、各房に1日1回新聞が回ってきて、1人10分間だけ読む事ができます。拘置所では、新聞の回覧は無く、各個人で新聞契約をしなければなりません。そのかわり時間制限はありません。普段、新聞など読まない人もついつい読むようになってしまいます(笑)。

私が入った当初、一番世間を騒がせていたのは『ミートポーク』でございます。連日一面を飾る大活躍でしたね。確かに悪質なんですが、元来食い物屋にはアノ手の商法が多いんじゃないでしょうか。

誰も見てないと思えば、落とした物も笑顔で客に出すんです。昔からそういうものだと思えば、それほど腹も立たんでしょう。内情が明るみに出るまでは皆、美味い、美味いと食っていたのですから(汗)。騒がれていないだけで、アノ手の業者はまだまだ存在するはずです。

面倒でも出来合いの物に頼らずに自分で料理をしなさいよ・・・、という暗示のようにも思えます。材料からゴマかされる時代ですから、疑えばキリがないんですけどね。
真面目にやってる業者さんには、ゴメンなさい。m(_ _)m
あくまで、私個人のイメージで物を言っております。

次に新潟県中越沖地震・・・。
新聞の一面を見て、とても驚いたのを覚えております。昨年、友人を災害で亡くしてから、災害関連のニュースには心が痛みます。仮設住宅にお住まいの方々は、大変な不自由をされていると存じます。これから寒い季節がやってまいります。募金程度の事しかできませんが、一日も早い復興を心よりお祈りしております。

その後は参院選ですね。自民党が負けると予想していたものの、まさかあそこまで派手にやられるとは思っていませんでした。田中角栄の時代には、62議席しか取れなかったと言って責任を追及されたんですよ。37議席って、ねぇ・・・(汗)。

安倍さんから福田さんに交代しましたが、社保庁のイジり方を間違えれば次の選挙でもまた負ける事になるでしょう。逆に言えば、社保庁を徹底的にブッ叩けば選挙には勝てると思うんですがねぇ・・・。自分達にもマズい事が出てくるんでしょうね、きっと・・・。


私がいつも気になっていたのは、朝鮮総連本部の不動産売買でインチキをやった緒方重威だかというジジイの事です。このジジイ、元広島高等検察庁検事長でその後公安調査庁長官も務めた人間です。実は私、警察以上に検事という人種が大嫌いです・・・。事件の内容よりも、元検事が檻に入っているという事に興味があるのです。

一般の皆様は、刑事や検事というものをどのくらい正しく認識されているのでしょうか。ドラマや映画とはまるっきり違います。例えば、刑事の仕事の大半は書類の作成です。もちろん聞き込みやらなんやらの捜査活動はしておりますが、それ以上に書類書きの方が圧倒的に多いのです。

皆、捜査員に憧れて刑事を目指すのですが、そこにドラマで見たような仕事はございません。自分がやりたい捜査なんて一切できませんしね。まぁ、本人達が一番悩んでいるようですね。多くの者が、こんな仕事だと知っていたら刑事になんてならなかった・・・と言っております。だから、奴らは酒を呑んでも愚痴しか言いません(笑)。

実際私の時なんて、取調べ中にも自分達の愚痴ばかりであります。刑事がヤクザに愚痴をこぼして「ひどいと思わない?」なんて言ってるようじゃ・・・ね(笑)。コントですよ、コレじゃ・・・。

検事となると、これまた特殊な職業で、一般の方々の目に触れる事がほとんどありません。まぁ、人数も極端に少ないし、外に出る職ではないですからね。・・・とは言っても、大変重要な職業ですからもう少し何をしている人なのかという事を世に公開する義務があると思うのです。

検事の仕事は、事件のつじつま合わせであります。捜査員から上がってきた書類を元に、一つの事件として一連の経緯(背景、動機、手法、結果)を整理して、公判で使う書類を作成するといったものです。捜査員が用意した情報を組み立てて、被疑者を有罪に導くのが検事の仕事で、やはり書類作成がメインとなります。

映画やドラマのように、検事が現場の検証をするなんて事は殆どございません。検察庁内の自分の部屋に被疑者を呼び、被疑者の確認をとりながら供述調書の作成をします。特殊な事件で無い限り、1人の面談に要する時間は1回1時間程度、起訴に至るまで3~4回が普通です。検事にはそれぞれ助手がついており、検事が文章を考えて口述すると助手が即座にPCに打ち込み印刷するのです。要するに書類作成と言っても、その実務の殆どは助手がやっている事になります。検事はほぼ純粋な頭脳労働ですね。

皆様がイメージしている検事像は、現場や事件背景をくまなく調べあげ、法廷で弁護士と論争を繰り広げている姿ではありませんか。1人の検事が事件の最初から捜査に参加し、なおかつ法廷にまで立つなんて事はまず有り得ません。被疑者や捜査員に直接会い調書を作成した検事は、その件で法廷に立つ事は無いのです。

法廷に立つのは、俗に言う『公判検事』であります。調べの段階には、一切タッチをしておりません。ですから被告人や証人とは、法廷で初めて対面する事になります。公判検事は書類でしか事件の内容を知らないものなのです。

公判での検事の仕事は、自分の所に流れてきた書類だけを元に被告を有罪に持ち込む事です。なんとかして有罪に持っていこうという姿勢には全く異論がございません。検事がそれを目標にしなければ、裁判制度自体が崩壊してしまいます。しかし、調べと公判を分業にしてしまう事には大いに反対であります。

供述調書という物は、取調べ内容が100%反映されている物ではございません。例えば、Aさんという人が5人で詐欺をやらかしたとしましょう。皆それぞれバラバラに逮捕されたとします。Aさんは主犯ではありませんでしたが、他の4人の共犯の不利になるような証言を控えようと、徹底して黙秘をしました。4人の共犯はさっさと、それぞれ人の所為だという内容の供述をして先に起訴されました。

Aさんは他の4人が起訴された事を知り、自分の責任部分についてのみ供述を始めました。1つの事件に対して1人の検事が担当するのが原則ですので、担当検事は5人全員とそれぞれ面談して取調べを行います。調べの担当検事は何度か直接面談する機会があるわけですから、だんだんAさんの人柄を知る事になります。Aさんの自供が遅れた理由は他の共犯を慮った為である事。自己の罪や責任は認めて反省している事。おそらくAさんの自供は真実であり、Aさんが主犯では無い事。

取調べを通じて担当検事はこれらの事をキッチリ把握していたとしても、これらが書類に記述される事はないのであります。調べ担当の検事の頭の中にあるだけの事なのです。その肝心の部分が記載されていない書類を元に、公判検事が法廷に立ちます。あくまで書類が流れていくだけなので、調べの検事が肌で感じ取ったものが公判検事に伝達される事はまずありません。

しつこいようですが、公判検事は被告人を有罪にするよう努力するのが仕事であります。このケースだと、公判検事の論点を予想するとこうなります。
Aの供述が遅れた理由は、他の4人の共犯の供述を見極め自分にとって有利な供述を後からしようという身勝手で狡猾かつ卑怯な思惑があった為。自己の罪を最後まで認めず、他の4人が起訴された事を受け、自分の逃げ道が無くなった事を知り、しかたなく供述したAの証言は信用ができない。これらのAの行動を見ても、反省が全く感じられず、彼が主犯である事は明々白々の事実である。

公判検事はこう主張するでしょう。書類だけを見て、想像しうる限りの悪質さをアピールしようと思えば当然こんな形になります。これに意義を唱えれば、今度はこの期に及んでまだ罪を認めず自分だけ助かろうとしている・・・、などと反撃を食らってしまいます。印象としては最悪なものになってしまいます。

当たり前といえば当たり前のやり取りなのでしょうが、裁かれる側とすればちょっと恐ろしい感じがしませんか。言葉に多少の語弊はあるかもしれませんが、必要以上に悪者にされている感がございます。だって、主犯でも無けりゃ、罪を認めていない訳でもないんですから・・・。とても正当に裁かれているとは思えません。

私個人の意見としては、1人の担当検事が1つの事案を取り調べの段から公判に至るまで終始受け持つ事が望ましいと思っております。それには大幅な増員が必要になるでしょう。そして、現在の裁判制度にも大きな整備が必要となります。だから、この先もここら辺の諸問題は改善される事が無いだろう・・・、と思っております。

極少数ではありますが、検事や裁判官にも同意見の方がいるようです。自分達が行っている司法システムに問題点がある事を解かっているのです。しかし、所詮は少数意見、黙殺されているのが現状であります。

裁判官・検事・弁護士、司法試験に合格した者だけが就ける職であります。裁判官は最終的な量刑を決定する。検事は被告人の違法性に関して事実を報告する。弁護士はあくまでも依頼人の利益を優先に弁護をする。これがそれぞれの本来の仕事であります。

検事の仕事は、あくまで事実の報告です。ところが、実際はどうでしょう・・・。事実に大きく脚色を加え、オーバーにオーバーにアピールを繰り返します。しょうもない事件を傍聴していても、検事の主張だけを聞いていると被告人がとんでもない大犯罪者に思えてきます。大袈裟にものを言うにも限度というものがございます。

事実にない事や、予測を加えての主張には問題があると思うのです。淡々と事実を並べ、それに対して粛々と処罰を与えるのが正しい裁判だと思うのです。今の検事達の手法のままで、裁判員制度が導入されたら大変な事になってしまいます。

大半の検事たちは、事実を大きく膨らませたり、脚色したりして、少しでも重い量刑を課す事が優秀な検事なんだと思っております。実績第一、そこには正義も糞もありません。それは大きな勘違いなんです。検事の仕事は、事実を白日の下に晒す事なのです。事実のみを・・・。

だから私は、検事が大嫌いであります。私は自身のものを含め、数多くの裁判を見てきました。法廷が開かれる度に毎回毎回一番嘘をついているのはお前らだろう・・・、といつも思っております。


私のような前科をいくつも持っているような人間が言えば、ただの恨み言に聞こえてしまうかもしれません。しかし、逆恨みで物申している訳ではないのです。いつだって、誰だって、どんなに善良に暮らしていたって、突然裁かれる側にまわる可能性があるのです。


続きは次回に・・・ m(_ _)m


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