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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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仏教にも愛の教えがあります。
出家した坊さん達は禁欲生活なのに、ちゃんと教えがあるのですね。
渇く愛と書いて『渇愛(かつあい)』と言う言葉がございます。喉が渇くように愛を求めると言う意味であります。
交際中のカップルを例にとりますと最初は「一緒にいてくれれば良い」、やがて一緒にいる時間が長くなれば「優しくして欲しい」、優しくして貰えるようになると「あんな服装をして欲しい」、もっと気を使って欲しい、もっと稼いできて欲しい、もっと、もっと、もっと・・・。
一つの事をクリアすれば、また次の欲が沸いてくる、そんな愛情を表現した言葉であります。
交際当初には言わなかった注文が増えてくる。
大なり小なりの差こそあれ、普通の恋愛は大抵そういうものであります。
『渇愛』に対して『慈悲(じひ)の愛』、これが通称『無償の愛』と呼ばれているものでございます。ただひたすらに与え続け、代償を一切求めない、それが『慈悲の愛』であります。
自分が心に決めた人、その人の幸せの為にならどんな事でもしてやろう。たとえ自分が伴侶として選ばれなくても、変わらず生涯想い続け、己の身が果てるまで尽くし続けよう。
ここまで想える相手に巡り逢えればそれだけで人生納得がいくというものです。
仏教では仏が全ての人々に対して『慈悲の愛』を与え続けていると教えております。
そんな事ぁどうでもいい訳であります。
仏に何か与えて貰ったと感じた事はただの一度もございません。
ただただ良い言葉だなぁ・・・、自分もかく有りたいもんだなぁ・・・と思っております。
仏教には良い言葉がまだまだたくさんございます。