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雲のように…月のように…

雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…

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『噂』、大抵ロクなもんじゃありません。
辞書では①そこにいない人を話題にしてあれこれ話すこと。また、その話。②世間で言いふらされている明確でない話。風評。
まぁ、どの道ロクなもんじゃありません。

世間の噂とは、大抵は根拠のないものが多く、好意的ではない色合いが強いものであります。好意的な噂が無いとは言いませんが、割合的に考えると悪意の方が多いと思っております。陰口とは少し意味が違いますが、似たり寄ったりという感じでしょうか。所詮、本人のいない所でする話ですから、誰もが経験上わかっている事だと思います。

例えば飲み屋で木村さんの話をするとしましょう。
「最近、木村さん商売上手くいってて毎日呑みに出てるらしいよ。昨日ここにも来てくれたんだ。」と言う話と「最近、木村さん商売上手くいってて毎日呑みに出てるらしいよ。よくその辺でよく見かけるって話聞くわ。」
前者は根拠のある『事実』、後者は不確かな『噂』であります。後者の場合、本人に電話をかけたら「商売もヤバいのに、ふざけるな!」なんてお叱りを受ける可能性まで有るのです。この例は、悪意に満ちたものではないので、さほど罪は無いでしょうけど。

時に噂は人を深く傷つけます。それはもう深く深く・・・人の命を奪う場合も有るのです。始まりは興味本位なのかもしれませんが、どんどん悪意が付け加えられ、最後にはとんでもない話になっている・・・なんて事は少なくありません。

世の中には悪意に満ちた『噂』で溢れております。一般社会のみならず、テレビ、ラジオ、週刊誌に至るまで、噂で構成されているんじゃないかと思うほどに。いつから人間は、これ程までに『噂好き』になったのでしょう。親交が厚ければ本人から直接聞けるし、たいして自分に深くかかわりの無い場面であれば、情報なんて必要無い気がいたします。ガセの可能性まである不確かな情報なら、尚の事要りません。

自分に関わる噂が、まわりまわって自分の耳に入ってきた時などは大変でございます。誰から聞いた、誰から聞いたと順番に裏を取っていくと、最後は必ず「誰からだっけ?」などとふざけた結果で終わるのです。都合が悪くなると知らぬ存ぜぬを決め込むのが、『噂好き』の共通点であります。

私には三つ程ルールがございます。
一つ目は、その場にいない人間の話をする時は、なるべく良い話をする事。二つ目、良くない話をする場合は、本人を目の前にしても同じ話をできるのならばOK。三つ目、その場にいない人間を悪く言う時には、そいつと喧嘩する覚悟で発言する事。
以上が私の中の決まり事であります。
要は自分の発言には責任を持つ、と言う事でございます。

本人がいたら言えないとか、そういうつもりで言ったんじゃない等といった言い訳は最悪でございます。
『噂好き』の人間には、まずロクな者はおりません。
噂話はしない事、聞かない事がベストであります。


他人の口には戸はたてられません。
無視するのが一番でございます・・・(-。-)y-~~~~

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