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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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来年は選挙の年でございます。
地方統一選挙と参議院選挙が行われるのであります。
私も毎回選挙には少なからず関わっております。これは私個人の目で見た選挙観でございます。
毎度の事ではありますが、選挙には有権者の約半分しか投票をしておりません。その半分の内約6割は政党関係者や後援会関係者、そしてその人達から何らかのお願いを受けた方達です。純粋な浮動票は、得票全体の中の4割程度と考えるのが妥当でしょう。
有権者全体で考えてみましょう。浮動票が得票の4割とは聞こえが良いような気がいたしますが、有権者全体で考えればたったの2割でございます。つまりは毎回どの政党を応援するか決めていない人は10人の内で2人、そして応援する政党を決めている人は10人の内で3人、選挙に行かない人が5人という事になります。
固定の政党支持者は10人中3人となります。
さて、この内訳は?という所でここまで10人を例にして計算した事の間違いに気がつきました・・・すいません(汗)。物凄く大雑把に考えると、自民党5、公明党0.5、民主党3、その他1.5、こんな感じでございます。
突然100人で考える事にします・・・(-_ゞ
100人中で、自民党が15人、民主党が9人、公明党が1~2人、その他4~5人・・・、どこも応援してないが投票に行く人が20人、投票にすら行かない人が50人。
なんと日本の政権与党『自民党』を支持しているのは、100人中で僅か15人であります。たったの15%・・・、選挙に行かない50%の人達の3分の1以下の人数なのです。この事実に皆様はお気づきでしょうか。これはあくまで簡単な試算ではありますが、大きく間違ってはいない筈なのです。マスコミも小ズルイのか、本当に馬鹿なのか、それとも情報操作なのかは知りませんが、こういった数字をあまり電波に乗せようとはいたしません。
たかだか15%の支持であれだけ威張りくさっている『自民党』、政権を奪うと必要以上に騒いで実はたったの1割にも応援されていない『民主党』、これが2大政党と言われているものの真の姿であります。ここで「目糞鼻糞だな!」なんて笑っている場合では無いのです。なぜこんな不自然な事が起こっているのか・・・、ここが大きな問題であります。
笑い事ではありません。
なぜ有権者の15%程度の支持で日本の舵取りができるのか?
これは全体の50%にも及ぶ人達の『無関心』が生んだ悲劇であります。日本の政治の大原則は『選挙』であります。単純に総数の50%をカットすると自民党の持つ15%が実質30%の力を持つことになるのです。あとは浮動票を取り込めば『選挙』では大勝できる事になるのです。
無関心層の方々は「誰を選んでも同じだろ!」と必ず仰います。その通り、誰に投票してもいきなり政治が変わるなんてありえません。ましてや、どれもこれも代わり映えのしないゴミのような者でございます。生ゴミ、大型ゴミ、燃えないゴミ、この中で一番好きなゴミはどれですか?という話になってしまいます。
結局はゴミな訳ですから、好きも嫌いもございません。
「行っても無駄だから行かない。」いたって当然の理屈であります。では、もし行って無駄じゃ無ければ投票所まで足を運んで頂けるのでしょうか。無駄じゃないからといって、じゃあメリットは有るのかと訊かれると、そこは難しい所なのですが・・・(汗)。御自分の1票を無駄にせず、むしろ抗議色を強める方法が在るというお話です。
売るのではありませんよ(笑)。
投票用紙には『必ず誰かの名前を書かなければいけない』というルールが無いのであります。いわゆる『白票』という奴です。
「こんな馬鹿共の中から地元の代表なんか選べるかよ!ボケッ!カスッ!」という意味合いを持っております。投票する意志が有り投票所にやって来て、わざわざ白票を投じるのですから間違いなくそういう意味でございます。マスコミは都合よく『もの言わぬ票』などと阿呆な事を報じますが、明らかに『皮肉』と『抗議』の意思表示なのです。
今現在、白票の存在が騒がれていないのは、白票の総数が単純に少ないからであります。まだ私が十代の頃『白票の会』なるものの存在を耳にした事があるのですが、最近はその名を聞く事もありません。志が折れてしまったのでしょうか、実に残念な事であります。
この『白票』という代物。実は数が増えると絶大な力を持つ代物に、化ける事ができるのです。私も選挙に携わるまで深く知りませんでしたが、議員連中も後援会組織も皆『白票』の増減にはビビッております(笑)。誰の敵だか判らない者が、不満分子として確実にその数だけいる訳であります。その数が増えれば増えるだけ、大きな不安と脅威を議員に与える事ができるのです。いつ白票を投じた人間が声を掛け合い団体を組織し、自分を引きづり降ろしに来るか判らないのですから。
余程、潤沢な資金を持っている議員ではないかぎり、地元での反対運動は命取りであります。その先の政治活動も不可能に近い状態になる筈です。反対運動やリコール運動とは、その位威力を持っているのであります。『白票』は不満分子である事に間違いはないのですが、行政に不満があるのか、候補者に不満があるのか、一体何に対しての不満なのかが全く判らないものなのです。得体が知れない・・・、それが最大のキーポイントです。
どの層をターゲットに修正していけば良いのか議員は判断ができなくなります。とりあえず不満分子を減らすには、地元の誰からも愛されるような良政を行わなければいけません。結果オーライではないでしょうか。地元を良くしてくれるのなら大歓迎であります。
政治家という生き物は選挙に勝つ為ならば何でもします。そして選挙に負ける事に異常なまでに恐怖しております。選挙に負ける恐怖、政治生命を絶たれる恐怖を煽ってやれば、割と一生懸命働くものなのです。
政治に関して不満を持っている方が殆どと存じております。
ニュースや新聞を見て愚痴や文句を言っていても何も変わらないのであります。投票を拒否する事は、文句を言う権利も放棄する事になるのです。選挙にすら行かず文句だけ言うのでは、筋が通りません。政治に興味なんぞ持っていないとしても、不満を持っているのならば、是非選挙の際は投票所まで足を運び『白票』を投じて下さい。
『白票』は「ふざけるな、コラッ!そろそろ暴動起こすぞコノヤロー!」という意思表示でございます(笑)。
『白票』が増えに増えれば、必ず何かが変わります。
私個人は自民党を応援しております。
そこに政治的思想はありません。
政治家を利用して商売をしている訳でもございません(笑)。
その理由はまた後日・・・。(^_-)