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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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先日、私の趣味が釣りであるという記事に対して、「趣味で生き物を殺すのは残酷な事だ!」とのお叱りを受けてしまいました。不快に思われた方、すいませんでしたm(__)m
反論するつもりは毛頭ございませんが、さほど反省するつもりもございません。謝罪は不快な思いをさせた事に対しての謝罪でございます。
私はよく『幸せ』について考えますが、美味しい物を食べた時にも大きな『幸せ』を感じます。謝ったばかりで申し訳ないのですが、自分で釣った魚はとんでもなく美味いのであります。庭で作った野菜や、苦労して採った山菜、密漁したウニ(笑)、自分の労力を使って得た物は格別の味がいたします。このまま掘り下げていくとまたお叱りを受けるのでここまでにいたします。
人それぞれに美味しいと感じる物も多少の違いがあるもので、必ずしも高い物が美味いという訳ではございません。明日死ぬと仮定して「最後に何を食べたい?」と聞かれたら、ケンタッキーフライドチキンか若鶏の唐揚(日清のから揚げ粉使用)と答えます。お恥ずかしい・・・。皆様なら最後に何をお選びになるのでしょう?テレビでしか観た事のない「一回アレ食ってみたいなぁ。」的な物を選んで、もし美味しくなかった日にゃまともに成仏できません(笑)。
私は最後に間違いを起こさないよう?に珍しいものは元気な内に食べてしまおうと思っております。地方に出た時などは、珍しい食べ物で「微妙だな」と思う物も敢えて挑戦いたします。
最近では本州から送られてきた『熟(な)れ寿司』とかいう物を口にし見事玉砕いたしました。あれは無理・・・(-_-;)。
色々な地方の特産品や珍品などというものは、楽しく食べればそれで良いと思うのです。美味ければその地方や人を褒めちぎり、不味ければ罵り倒せば良いだけの話でございます。「ここに住んでる人はしょっちゅうこんな物を食えて羨ましいなぁ。」とか「あそこの奴らはこんな物ばかり食ってるからロクな者が居ないんだ。」とか言いながら。そんな批評や会話がまた幸せな時間であると感じてしまうのです。
本日、歌志内という炭鉱町の『なんこ』という食べ物をご馳走になりました。馬の腸を味噌味で煮込んだモツ鍋のような物でした。体内の悪い物を排出する働きがあると言われ、汚れた空気の中で働く炭鉱夫たちが毎日のように食べていたそうです。私的には絶賛、非常に美味しい物でした。モツ鍋が大丈夫な方はイケる筈です。『なんこ』を食べ続けると毒を吐かない善い人になるのかなぁ、と訳のわからない会話をしておりました。
釧路から送られてきたサンマを大至急『刺身』に、それと『なんこ』のお陰で今日は幸せな一日でありました。
生き物を殺す事にはなりますが、食べ物も『幸せのアイテム』でございます。