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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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とうとう12月になってしまいました。
そして、長~い冬がやってまいりました。
私共の街にも一部、雪が積もり始めました。本州のどこかでは11月に間違って、桜が開花した地域があるという記事を目にしました。
島国といえど日本もなかなか広いものであります。
「これさえ無きゃ天国なのになぁ!」
毎年の事なのに、雪を見ると私共は皆必ずこの台詞を口にします(笑)。きっと雪が積もる地域の方々は皆同じなんだろうなぁ、と想像しております。ウィンタースポーツを一切やらない私は、正直冬が嫌いであります。
あたりまえの事ではありますが、とにかく寒いのです。
全国の天気予報を見ていると、本州では10度前後で「冷え込みがきついのでお気をつけ下さい」なんて心無い一言をアナウンサーがよく言っております。10度は秋の気温です・・・、秋ですよ、暖かいですよ(汗)。北海道では、もう少し経てば日中でも気温がプラスにならない日が続くのです・・・。本当に嫌でございます・・・。
まず厚着が嫌であります。外を歩くだけなら厚着でも良いのですが、スーパーに行っても、人の家に行っても、どこの店に行っても、とにかく暑いのであります。なぜかと言うと、こちらでは必要以上に暖房を使う習慣がございます。どんな真冬でも、家の中ではTシャツ一枚でアイスクリームを食うような土地柄なのです。だから中途半端に厚着をしてしまうと、逆に大変な目に会うのです。
外は寒いし、中は暑過ぎるし面倒臭い話であります(汗)。
道路の渋滞も深刻であります。夏場だと15分で着くような場所に、たっぷり1時間かかる事もあるのです。
私には妹のように可愛がっているホステスがおります。その娘が去年のクリスマスの夜に「家で食器を洗っていたら、手をケガしてしまった(泣)。」と電話があったのです。縫わなければならないほど傷口が深く、救急車も30分位かかるとの事でした。彼女の家は街から近いので大至急車を飛ばして迎えに行きました。途中、運転しながら携帯で指定の救急病院を調べたのですが、市内の外れも外れ隣の市の手前の病院でした(怒)。
普通に走れば1時間はかかるような遠い病院であります。夏場なら30分といった所でしょうか。もし救急車を呼んでいたら迎えに来る迄30分、そして病院まで1時間、仮に大怪我だったとしたら死んでしまいます(汗)。手の怪我とは言え、女の子の身体に傷が残るのは感心しません。私に全然似合わない冬用のコンパクトな車で大爆走いたしました。夜の冬道はスケートリンクの様なものでございます。
しかし到着するのに30分かかりませんでした(笑)。
「怖くて怪我の痛さを忘れた・・・」と本人は申しておりました。
これから観光シーズンでございます。本州からお越しの方は必ず『ホワイトイルミネーション』を見たがります。当然のように夜道はツルツルピカピカの状態、初めていらした方は確実に何度か転びます。骨折して運ばれる事も少なくないようです。折角の楽しい旅行で怪我をしていたのでは割に合いません。特にクリスマス時期、なぜかその時期中心部の病院はやっておりませんのでご注意下さい。
・・・といった事で、冬は大変な訳であります。
都会と言えど、おちおち怪我も病気もできません。
冬の嫌な部分だけグチグチとあげつらってしまいましたが、それなりに褒めるべき部分もあるのです。言うまでも無くウィンタースポーツ好きの方には、待ちに待ったシーズンであります。
たくさん楽しんでください、くれぐれも怪我には気をつけて・・・。
それに何と言っても『冬の料理』は最高であります。北の海産物は、冬が旬の物がとても多いのです。
鍋物を筆頭に海鮮料理すべてがオススメであります!
雪自体は嫌いですが、本格的に積もった後の雪景色は好きであります。街の汚い部分をすっぽりと包みネオンが一段と美しく見えるのです。意外な事にホワイトイルミネーションやネオンが一番美しく見えるのは、猛吹雪の時なのです。猛吹雪で気温がマイナスの中をのんびりと歩く気は流石にありませんが、ふと車を止めて見入ってしまう事が年に数回ございます。
色々な面で厳しい冬ですが、良いところ悪いところを挙げれば共にキリがありません。生まれた時からずっと付き合い続けている『大切な季節』であります。突然、冬が来なくなったとしたら、きっと寂しく感じる事でしょう。
一年中夏の土地を羨んだりする時もございますが、私共の土地にはメリハリの効いた四つの美しい季節があるのです。
若干効き過ぎではありますが・・・(汗)。
厳しい季節だけに、その中で見つける『喜び』も一段と際立っているような気がいたします(笑)。
やはりこの街が大好きであります・・・。(^_^)y-~~~~