忍者ブログ

雲のように…月のように…

雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

病院

今月に入ってすぐに、かなりタチの悪い風邪をひいてしまいました。しつこい咳には本当にまいってしまいました。喘息の発作も併発して呼吸がしづらく、しばらくの間まともに睡眠をとる事ができませんでした。

私は、基本的にはあまり病院に行きません。嫌いだと言う訳では無いのですが、なんとなく行ったら負けのような気がするのです(笑)。ですから、かなり我慢し悪化してから病院に行く事になります。今回も無駄な我慢をしてしまいました・・・(汗)。

以前は喘息の発作が出た時には、実家の近所の大病院に行っておりました。診察までの待ち時間は大体1時間、診察が終わり薬をもらって会計を済ますまでに更に1時間以上。なんだかんだと、2~3時間はかかってしまいます。病人だらけの待合室で2時間も3時間もボーっとしていたら、何か違う病気になってしまいそうです・・・。

定期的に通院している訳ではないのですが、長い事同じ病気と付き合っていれば、その時必要な薬や治療も大体分かってくるものです。私の場合は、気管支を開く点滴か吸入をして、後は1週間分程度の薬を貰えばそれで充分なのです。

受付で「薬だけ下さい。」と言うと、しばらく診察をしていないと言う理由で無理矢理診察を強要されてしまいます。その結果、いつもと同じ薬を処方されて帰るハメになります。だから薬だけくれって言ってるのに・・・。まぁ、大病院のルールだから仕方がありません。

そんなこんなで、何度も同じ事を繰り返している内に、大きな病院に行く事に疑問を感じてしまいました。一昨年、小さな病院ってどうなんだろう・・・と思い、近所の個人の内科病院に行ってみたのです。その際、元の大病院に今までの診療内容を書類にしてもらいました。

待合室は10人も座れば一杯という感じで、15分ほどで診察室に呼ばれました。優しそうな40代後半の先生でした。大病院からもらった書類に目を通し、「ちょっと時代遅れの治療かも知れませんねぇ。」と言って、最新の薬や治療法などの説明をしてくれました。偶然にも呼吸器内科に明るい先生だったのであります。

待ち時間は短いし、説明も丁寧だし、治療法も何種類かの中から話し合いの上で選ばせてくれるし、とても良い印象を受けました。それぞれの薬の持つ長所短所、より効果的な組み合わせ方などを丁寧に説明してくれました。個人の開業医はあまり勉強なんてしていないんじゃないか、と勝手なイメージを持っていたのですが、一瞬でその疑念は吹き飛びました。

私の喘息は慢性化している訳ではなく、風邪と一緒に発作を起こす程度のものです。一年の内に3~4回ほど診察を受ける程度でしょうか。あとは2ヶ月に一回、ステロイド吸入剤をもらいに行くだけです。その病院では必要以上に診察を求めませんし、必要最低限の薬しか勧めません。

なかなか良い病院を見つけたと喜んでおります。
しかし、私がこの病院と巡り会えたのはただの偶然によるものであります。そこが少し残念だと思うのです。もっと病院のランク付け等の情報がしっかりしていれば、最初から良い病院に辿り着ける筈なのですから・・・。

せっかくインターネット等が普及しているのですから、もっともっと病院の情報を得られれば良いと思うのです。口コミ情報のサイトがいくつか有るものの、充分な情報だとは思えないものばかりです。各病院の得意分野、衛生状態、平均待ち時間、看護師のレベル、患者の声、色々と知りたい事が尽きないものです。

出来れば病院だけは、ハズレを引きたくないものです。ラーメン屋の美味い不味いとは重さが違いますからね。商売根性で薬漬けにされるなんざ、真っ平ゴメンでございます(汗)。

病院選びは、とても重要なものであります。


「今度から我慢しないで、もうちょっと早く来て下さいね。」
我が主治医の、ありがたい口癖であります(汗)。

PR