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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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タレント、ボクサー、食い物屋、木っ端役人、毎日誰かが謝罪会見をやっていますね。
流行ってるんでしょうか、謝罪会見…。
見ていると謝り方にも、上手と下手があるようです。
謝るという行為も一つの危機管理能力であります。人間社会で生きていく為には、必要不可欠なものだと思います。友人同士、恋人同士、夫婦、親子、職場内、取引先…etc、いたる所で謝る場面が訪れます。ガキの頃から一度も人に謝った事が無い人間なんざ存在しません。いたとしたら大したもんであります。
謝り方を間違えば、どんどん道を外れて修復が不可能になります。謝り方が上手であれば、以前にも増して良い信頼関係を築くことが出来たりするものです。謝り方は、とても大切であります。
一連の謝罪会見ブームの中で一番『謝り方』が上手だったのは、沢尻エリカだったと思います。可愛いし…。本人の会見など開かずにホームページで徹底的に謝る…、これは大正解です。本当は反省なんてしていなくても、文章にして平謝りしちゃえば良いんです。記者に煽られて、さらに墓穴を掘るような失敗は起きませんからね。
一応、形だけでも平謝りしておけば、その後もしつこく騒いでいる奴らが逆に悪者に見えてくるものです。パパッと謝って表に出て来ないのが正解なんです。その証拠に、もう世間は忘れかけております。どんだけクソ生意気でも、あんなに可愛ければ何でも許すってもんです…。
チンピラ親子は、謝り方が下手でしたね。あれなら会見なんてやらなきゃ良かったのに…。大体にして世間様に頭を下げる必要があったのかどうかも微妙だと思ってます。内藤と宮田ジムとボクシング協会に、大至急謝りに行きゃそれで良かったんです。国民に向けて頭を下げる必要は無いでしょう。興行はショービジネス、嫌な人は見なけりゃ良いんです。
後からピンで長男坊が出てきましたが、あれはまぁまぁです。口数は少なく、言い訳はなるべく控えて、とにかく全部ひっくるめて私が悪ぅございました、と言うのが上手な謝り方です。その際、人の分まで被って謝るとより効果的です。親父と弟の分も自分が代表して…、効果的な良い方法です。日本人は、この手にとても弱いんです。今回も多くの人が騙された事でしょう。
比内地鶏の爺さんも結構上手でした。死に切れなくて戻ってきました、全部私が指示した事です…。幕引きとしては上出来です、謝罪会見をした食い物屋の中で、一番最初に忘れられるのはこの爺さんでしょう。ある意味で謝罪は成功です…。
赤福と吉兆は大失敗です…。早々に謝罪したまでは良かったのですが、色々と言い訳をしてしまいました。ここまではやったけど、それ以上はやっていない…、こういった中途半端な言い訳が一番悪いんです。雄弁に謝ろうなんてぇのは不可能なんです。口数の多い謝罪ほど、人を不愉快にさせるものはありません。
吉兆は特に最悪です。賞味期限の偽装を、販売スタッフの所為にしてしまいましたからね。これから大変な目に遭いますよ…。嘘でも良いから社長が「全て私の不徳の致すところです。申し訳ありませんでした。」と、何を訊かれても延々とコレを繰り返すのが正解なんです。それでもしつこく質問攻めに遭うのなら、途中で泣きゃあ良いんです。
私の言い方だと、その場を上手く誤魔化すのが上手な謝り方と感じる事でしょう。私は、ある意味でそれが正解だと思っています。相手の不快感を煽る位なら、嘘でも平謝りに謝るのが先決だと思うのです。相手の怒りのボルテージを下げてしまわない事には、何か償いをするにしても次のステップに進めませんから…。
身近な事でも同じだと思うのです。例えば男女間、さんざん言い訳を繰り返して怒りのピークにある彼女に対して、「焼肉でも食べに行こう。」と機嫌を取っても焼け石に水になるかもしれません。「とにかく俺が悪かった。m(_ _)m」と徹底的に謝って、少しボルテージが下がったところで、「お詫びに何か食べに行こうよ。」「じゃあ松坂牛で勘弁してあげる♪」なんて事になるかもしれません。
怒りのボルテージを下げるのが、第一感であります。誠意を持って償いをするのは、その後の事でございます。まぁ、ここ一連の食い物屋連中は償いなんぞしないと思いますが…。それもアリかな…、と思っています。この先、買う買わないは其々の自由ですから。
私は、これからも『白い恋人』も『赤福』も買い続けると思います。例え、業務内容が改善されなくても…。今まででも普通に美味かったし、腹も壊しませんでした。だから、別に頭を下げてもらう必要もありませんし、気にもしていません。早く営業できる事を祈っております。
仕事絡みや、組織内での失敗をした時、私はこんな風に謝ります。
「全部自分の不手際です。すみません。」
「何を言われても仕方ありません。申し訳ないです。」
「言い訳はしません。言い訳をしたらキリがありませんから。全部自分一人の責任です。本当に申し訳ありません。」
「謝るしかできませんから、好きにして下さい。本当にすみませんでした。」
かなりズルい言い方が混ざっています(笑)。解かりますか?
言い訳をしたらキリがない…、自分一人の責任…、こういう言い方をすると、色んな要素や人が絡んでいるんだけれど敢えて他人の分まで被っているような印象を受けるんです。アレがどうした、コレがどうした、だから自分も失敗してしまったんだ…、なんて言い訳をするよりも、相手にきっと色々あったんだなぁと考えさせる方が得策なんです。
謝るしかできませんから好きにして下さい…、これはかなりズルいです。好きにして下さい…と言いつつも、謝る以外は何もしませんよって事です。謝るけどペナルティは払いませんって意味ですね(笑)。好きにしてくれ…まで言われたら、普通はそれ以上詰められませんよ。実質、居直りみたいなもんです。
自分に非がある場合、スパッと謝ってしまった方が後々良い方向に物事を運び安くなると思っています。謝る時は、口数少なく言い訳をしない事、これが基本であります。少しでも自分の立場を良くしよう、なんて余計な小細工をすると話がこじれてしまいます。人を介して謝ろう、なんて策を使うとドロドロになります。
サクッと、スパッと、これが謝罪の基本です。
平謝りでも許してもらえない時は、開き直っちゃいましょう。
(-。-)y-゜゜゜