忍者ブログ

雲のように…月のように…

雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

NBA

日本時間で2月19日の午前中、NBAのオールスターゲームが開催されました。NBAとはアメリカのメジャースポーツの一つ【バスケットボール】、ナショナル・バスケットボール・アソシエーションの略であります。
私は、スポーツ観戦の中でNBAが一番好きなのです!
NBAファンにとって今日は一年に一度の特別な日であります。

私自身は、バスケットボールの経験は殆どございません。学校の授業で数時間やった程度であります。そんな私が観てもNBAは実に面白い!とにかく凄いんです。2メートルもある選手達が物凄いスピードで走って、さらに飛ぶんです。騙されたと思って一度観て下さい。ルールなんて知らなくても充分楽しむ事ができる筈です。

不思議な事に日本のリーグや世界選手権、オリンピック等では観戦してそれほど面白いスポーツでは無いのです。(好きな方がいたら、ごめんなさい。)【NBA】だけは別格であります。NBAを全く知らない人でも、マイケル・ジョーダンの名前位は聞いた事があると思います。

私が、初めてNBAを観たのは17歳の頃だったと思います。当時私は空手をやっておりまして、流派違いの友人がその年のオールスターゲームのビデオを持ってきてくれたのです。格闘馬鹿だった私は【熊殺し】の異名を持つウィリー・ウィリアムスという黒人が人類で最強だと真剣に思っておりました(笑)。ウィリーも2メートルの大男であります。

ところが友人の持って来たビデオを観ると、どうみてもウィリーよりも身体能力が高くて強そうな連中が、走って飛んで大暴れであります。信じられませんでした・・・。どうしてこんな化け物並みの凄い連中が【玉入れ】なんかを真剣にやっているのだろう・・・、そう思いました。しかし、疑問はすぐに解決いたしました。年俸も化け物並だからであります(笑)。

当時のNBAプレイヤーの最低年俸は24万ドルだったそうです。1ドル100円としても2400万円です。補欠の誰も知らない選手の年俸がそれであります。○億円プレイヤーなんて普通の事なのです(汗)。アメリカの4大スポーツ、野球、バスケ、フットボール、アイスホッケーは皆同様に高給を配しているようです。だからこそ、とんでもない選手達が集まってくるのでしょう。

ことNBAに関しては若干世界基準とはルールが違うのです。世界共通のルールでは20分ハーフの前後半制ですが、NBAでは12分ごとの4クォーター制です。3点シュートのラインは約1メートルも遠く、一度の攻撃に使える時間は6秒も短いのです(世界共通ルールは30秒)。これは攻守の展開をスピードアップして観客を楽しませる為に改善されたルールであります。まだまだ細かい相違点はあるのですがやめておきます・・・。

あと非常に面白いのはドラフトのシステムであります。
ちょっと複雑な部分はあるのですが、簡単に言うと成績の悪かったチームから選手を獲得する事ができるのです。なんと、基本的に選手には拒否する権利がありません。
日本の野球界とは違い「12球団の中で日本ハムにだけは行きたくなかったので進学します。」なんてクソ生意気な口はきけないのです。
あのガキめ・・・(怒)。(-_-メ)

これがどういう事かと申しますと、弱弱なチームが数年後には強豪チームに生まれ変わる可能性が高くなるのです。日本ハムや千葉ロッテのように20年も30年も待たなくても強くなれるのです。金が有れば一流選手を集められる、といった不公平を解消するために作られたシステムであります。
日本の野球で言えば『読売ジャイアンツ』ですね。
日本ハムから小笠原を金で引き抜きやがって・・・(怒)。
あのジジイめ・・・(怒)。(-_-メ)

このドラフトシステムは本当に素晴らしい。選手からの逆指名なんぞ最初から存在しませんし、どうしても違うチームでプレーしたいのならば、数年間プレーした後にトレードを希望すれば良いのです。トレードとなれば確実な戦力と交換できる事になるので、放出したチームも損はいたしません。今思えばマイケル・ジョーダンが入団した頃、シカゴ・ブルズは鼻クソのような弱小チームでした。

このようにアメリカのメジャースポーツは、観る者や応援する者を第一に考え作られています。映画や音楽でもそうですが、ことエンターテイメントに於いてはヤンキー共の感覚に感心いたします。一部の上流階級の馬鹿共がテングになってさえいなければ良い民族だと思うのですが・・・。


まぁ、とりあえず【NBA】は良い!
オールスターゲームの興奮がまだ冷めやりません(笑)。いつの日かオールスターゲームとNBAファイナル(決勝戦)を現地で観るのが夢であります。

ちなみに私は【ユタ・ジャズ】という微妙なチームの熱狂的なファンであります(照)。


今回、興味の無い方には申し訳ありませんでした・・・m(_ _)m

PR