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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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【たかじんのそこまで言って委員会】というTV番組がございます。
本日のテーマの一つは『暴力団について』でした。
元公安の偉いオッサンをゲストに呼んで、『暴力団』の動向と是非について語っておりました。
番組のノッケから『暴力団!』の連呼であります・・・。
個人的な希望を申しますと、せめて『ヤクザ』と表現して頂きたかった気がいたします。まぁ、それはいつもの事なのでもう良いです・・・。
そして、出演者はこんな感じです。
司会 :やしきたかじん、辛坊治郎(読売テレビ解説委員)
パネラー: 三宅久之、金 美齢、鴻池祥肇、宮崎哲弥、橋下 徹、ケビン・クローン、桂ざこば、南美希子
ゲスト :菅沼光弘(元公安調査庁調査第二部長)
日曜のこの番組と、月曜の【TVタックル】はいつも楽しみに観ているのですが、今日は冒頭からの『暴力団』連呼に少しブルーな感じで観ておりました。ところが、私の予想と裏腹に番組自体はとても不思議な空気を漂わせて進んで行きました。普通であれば、有る事や無い事まで言われて徹底的に非難を浴びるのが、この手の番組の常であります。しかし、ゲストに呼ばれた元公安までもが暗に『必要悪である』という発言を繰り返しておりました。
以外であります(驚)。
『茶髪の弁護士』でお馴染みの橋下弁護士がこんな発言をしておりました。「弁護士が悪い。司法のシステムが悪い。金ばかり掛かってトラブルをすぐに解決できない弁護士よりも、安くて早いヤクザ屋さんの方に頼むのが当たり前だ!」
この人、絶対に弁護士協会から怒られますよ・・・(汗)。
まぁ、本当の事なんですけどね(笑)。
個人的な金銭の貸借などのトラブルは、民事裁判で争って長びけば1年以上かかる場合も普通にあるものなのです。弁護士に依頼するとなると少なからず着手金や、その都度その都度の相談料が必要になるケースもございます。そのくだらないシステムの中に居て、どうにもできないジレンマがきっと彼らにも在るのでしょう。
常々思う事なのですが、民事事件全てに於いて公的機関はきちんと機能していない気がいたします。例えば、1~2年前テレビで話題になった『騒音ババア』。あのラジカセをガンガン鳴らして布団を叩いていたキチガイ婆であります。被害者のお宅では数年間も警察に助けを求め続けていたそうです。各地で現在も起こり続けているストーカー問題も同じであります。
この程度の問題であれば、私共の手にかかれば瞬時に解決であります。しかしながら、ここで一つ新たに重要な問題が浮上してきます。それは、私共の解決方法であります。世間のご批判を覚悟の上で言わせて頂けば、その手段は大抵の場合『暴力』という事になります。言葉が通じない阿呆は殴るしか無い・・・、これが長きに亘る私共の方針であります。
常に最後は暴力で解決する・・・、決してそんな姿勢で物事に臨んでいる訳ではございません。しかし、私共は『実力行使』を必ず選択肢の一つとして持っている事は事実であります。そこに私共なりの『義侠の心』というものが存在しなければ、ただの『暴力』になってしまうのかも知れません。
とても微妙で難しいものであります・・・。
以前、ホストに結婚をチラつかされて200万も取られた看護婦が、人を介して私の元に相談に来た事がございます。まぁ、ホストなんざに引っ掛かった女が悪いと思って聞いていたのですが、ホストである事も後で判った事らしいのです。事情を聞いた後に、その馬鹿ホストの店に電話をかけてみましたら「僕ら、それが仕事ですからっ!」と言って一方的に電話を切られました。
大至急、その看護婦さんを連れて店に行きました。私はその馬鹿の顔を知りませんので、店に入ったらすぐにそいつを指差すように支持しました。彼女が指差した先の馬鹿ホストは接客中だったのですが、私はつかつかと歩いて行き無言のままいきなりブン殴りました。徹底的に・・・。あっと言う間の事でした。
その後、気絶している馬鹿の足を持って白いスーツを着た店長らしきホストの前まで引きずって行きました。「このクズがこの娘から200引っ掛けたらしいから大至急返せ!お前の責任でやれよ。明日の今頃取りに来るから用意しとけよ。」と言い残して帰りました。ほんの5分位ですから、警察が来る暇もありませんでした。
次の日、もしかしたら警察がいて逮捕まであるな・・・と思いながらその店に行きました。殴られた本人の姿は無く、白いスーツのホストが別室で待っておりました。ちゃんと200万プラス50万を用意して・・・。警察も呼ばず、なかなか大したものであります。
この件も知らない人間が見れば、異常なまでの『暴力』であります。いきなり店に入ってきた人間が、突然一人をグシャグシャにして帰って行くんですから尋常じゃありません。ですが、事情を知れば賛否両論の意見に分かれることでしょう。
それでも賛否両論なのでしょうけど・・・。
いつも申しておりますように、私共の業界を肯定する何物も持ち合わせてはおりません。私自身、『悪』であるのか『必要悪』であるのかさっぱり判りません。ですが、少しだけ言い訳をさせて頂けば、これでも私なりに正しいと思い行動しているのであります。法を管理する者が、私の行動を正しくないと判断し処罰を与えるのならば、それに殉ずる覚悟はしております。
前回の記事を掲載してほどなく観た番組だったので、色々と考えてしまいました。番組内では、批判と共に肯定に近い意見も多くて本当に驚いてしまいました(汗)。
最後に三宅の爺さんが「悪いもんは悪いんですよ!」と言ったのが印象的でした。
あの爺さん・・・、普段の私と同じ事を言っています(笑)。
先日の東京で起きた発砲事件に絡んで、皆様方からご心配のメールを多数頂きました。事件に何の影響も受ける事無く、日々平穏に暮らしております。
ご心配、ありがとうございましたm(_ _)m。
そんなご心配を受けるのも、ブログの更新が滞っているのが原因としきりに反省しております。事件などとは関係無く、ただ単に忙しいだけであります・・・(汗)。ごめんなさい・・・。
ただ今回、少しだけ気になった事がございます。皆様は、私共の業界にどんなイメージをお持ちなのでしょうか。
今まで一度も代紋の話には触れませんでしたが、北海道では8割方が菱の代紋を掲げております。私共もその中の一組織であります。同じ菱の代紋と言いましても、本家も系列もバラバラでございます。そして付き合いもバラバラ、決して皆が一様に仲が良い訳ではありません。代紋違いの関東組織でも、良い付き合いをしている場合が多々あるものです。
本家が関西だの関東だのと言ってみても、所詮は所属している人間の大半が地元民であります。看板が違うから仲良くするな・・・、と言う方が不自然な事なのです。同じ地域や、同じ暴走族からこの業界を目指しても、選ぶ組織は個人個人でバラバラでございます。幼馴染で違う組織、なんて事も良くある話なのです。
組織の大きさや形態も様々であります。一丸となって堅い正業を持っている組もあれば、個人個人が好き勝手に稼ぐ組もございます。私のところは好き勝手のパターンであります。組費(※1)や使い物(※2)もそれぞれに違い、負担が楽な組もあれば、金ばっかり吸い上げる組もあるのです。複数の他団体の者が集まれば「お前んトコは良いなぁ。」なんてお互いに言い合っております。
(※1)毎月何万円という決った額を組に納める費用です。会費や上納金と言われる事もあります。事務所の経費などはここから支出されます。組員の役職によっても金額が変わります。(※2)お歳暮やお中元、香典やお祝いなどを皆の頭数で割って分担します。付き合いの多い組織になると、これだけでも結構な負担になるものです(汗)。
皆様は、やはり映画のようなイメージをお持ちなのでしょうか。当然の事ながら、映画がリアルな部分を描いている訳がございません(笑)。ヤクザと言えど結構普通の暮らしをしているものであります。そんなに普段からバイオレンスに満ちた日常を送ってはおりません。
以前、2チャンネルをチラッと見ましたところ酷い事ばかり書かれていました(笑)。今時はヤクザも学歴が重要視されるとか、若い者はすぐに鉄砲玉にされるとか・・・(爆笑)。どんな人がふざけて書いているのか分りませんが、9割以上が嘘ばかりであります。しかし、きっと世間の皆様は少なからずそういった目で私達を見ているのでしょう(汗)。
地元で大卒のヤクザなど、一人も見た事はありません(笑)。それに今時鉄砲玉って・・・、ヒットマンは腹の据わった凄い男の仕事であります。今回の東京の事件にしてもそうですが、ガキなんかにそんな重要な仕事を任せる訳がございません。一般の方々に理解して頂こうとは思いませんが、並々ならぬ覚悟が要るものなのです。
ついでに軽く稼ぎ(シノギ)にも触れようと思います。
先のお話のように稼ぎも各組織、そして個人でバラバラでございます。一般に我々の世界で正業と言えば、建築全般、不動産、中古車、飲食業、風俗業、リサイクル事業などが代表的なところでしょうか。本州の大きな組織になると、株取引やシステム金融なども対称になるのでしょう。
これに対して裏の稼業と言うと、ドラッグ、売春、コピーブランド、裏DVD、恐喝、泥棒・・・etc、もう何でもござれという状況であります。こういう暗い部分を抱えている為に『犯罪者集団』とか『暴力団』などと称されても全く反論ができないのであります。私達が直接関与していようがいなかろうが、同じ代紋を掲げていれば結局は同類であります。ご批判は甘んじて受けようと常々思っております。
我が業界には、意外なほどクリエイティブな人間が多いように思うのです。正業にしても裏稼業にしても「最近アレが良いらしい!」という噂を聞いた時に、すぐにその噂を調べて「おっ、じゃあやってみるか!」なんてノリで仕事をできる人間はそうそう居るものではありません。当然のように、失敗するリスクもそれなりにあるのですから・・・。
ロシアに車を輸出すれば儲かるらしい・・・。
大至急ロシア語を勉強し、古物商を取得し、中古車オークションに加盟する。車を売るついでに、覚えたロシア語を使い海産物を密輸入・・・。今から10年近く前、北海道中の港はヤクザで溢れておりました。
コピーブランドが売れるらしい・・・。
大至急韓国や中国にルートを開拓して、即輸入。
松下電器が欠陥ストーブを高値で買い取るらしい・・・。
動かせる人間をフル動員して指定のストーブを大量に即回収。
ネットが儲かるらしい・・・。
内装業が儲かるらしい・・・。
産廃事業の資格を取得したら良いらしい・・・。
プレステ3が手に入らないらしい・・・。
○○が良いらしい・・・、と聞けば即それを調べてすぐに行動に移す。良くも悪くもかなり行動的で、しかもそれなりの結果を出している事が多いのであります。まぁ、良くも悪くもなのですが・・・。元ヤクザで現在成功している事業家が多いのは、こういった環境からくるものなのかもしれません。個々の行動力と創造性では、一般企業に負ける事は無いでしょう。
明るい方向に拓けて行く者がいれば、必ず暗い方向に掘り下げて行く者が現れます。外国人やガキを使い窃盗をやらせる者、オレオレ詐欺を全国に組織的に展開する者、ドラッグに手を染める者・・・。今の組織体制では、この類の事で逮捕者を出すとどんなに大きな組でもかなり重い処分が課せられます。それを判っていても尚、この類の稼ぎに手を出す輩が減らないのだからどうしようもありません。やはり『ならず者集団』と言われても仕方がないのであります・・・。
一概にヤクザと言っても、大半の者は日々自分の仕事に追われております。以外かもしれませんが実際の姿はそんなものです(苦笑)。遠く本州で抗争が起きたとしても、自分の系列の上部組織でもない限りは何の影響もございません。末端組織に至るまで待機命令が出たとしても、知った事じゃありません。上の者から言われた事を「ハイ、ハイ!」と素直に聞く人間ならば、最初からヤクザになんかなっておりません(笑)。
・・・と言った訳で東京の縄張り争いは、私共には関係ありません。札幌で起きた身内同士の殺しも、私共には一切関係ありませんのでご安心下さい。更新が滞っているのは、恥ずかしながら日々の仕事に追われているからでございます・・・(汗)。なかなか映画のように格好良くはいかないものであります。
昨日、『国粋会』の工藤会長がお亡くなりになりました。今のところ自殺と言われております。関東の老舗組織で1000人の子分を持つ大親分であります。映画に出てくるような極道人生を送った大親分は、最後に何を想い、そして何を見たのでしょう。
何故か気になって仕方ありません・・・。
前回記事を更新した次の日だったと思います。
夜中の2時半に無性にラーメンを食べたくなりました。
街にもラーメン屋はたくさんあるのですが、なんとなく気分転換に郊外のラーメン屋に行く事にしました。夏場なら車で15分程度、しかし冬道では30分近くかかります。
誰もいない冬の道を走るのが結構好きであります。
実家の方向にポツンと一軒だけ朝方まで営業しているラーメン屋がございます。近所に呑み屋がある訳でもないのに朝方まで・・・、不思議な店です。昔、繁華街で水商売をしていたらしく、ラーメン屋の癖にやたらと客に話しかける変な大将であります。
顔馴染みになったのは4~5年前でしょうか。
予定通り3時頃に店に着きました。
客はいなくて、大将が一人で焼酎を呑んでおりました(汗)。
「いらっしゃいませ。ああ~、しばらく振りですね~!ネギ味噌チャーシューで良いですか?」
4ヶ月ぶりで行ったのに、何を食うかよく覚えているものであります・・・。まぁ、食うものは決っているのですが、一応オーダー位聞けよと思いながら漫画を読んでおりました。
「街は忙しいですか?」
「まあまあだよ・・・。」(-。-)y-~~~~
「人はたくさん出てますか?」
「まあまあだよ・・・。」(-。-)y-~~~~
「神谷さんも忙しいんですか?」
「まあまあだな・・・。って全部同じ質問じゃねぇか。うるせぇなぁ全く!」
「ははは♪スイマセン。」
うるさいので漫画を読むのをやめました(苦笑)。
「何よ、最近そんなに暇なのかい?」
「ひどいもんですよ。人間こんな風に死ぬのかなぁ、なんて思ってます。」
エッ? 質問の答えになってないし、意味わかんないし、何を言い出してんだこのオヤジは・・・(汗)。ちょっと話を先に進めたくない展開であります。
「な、何、自殺考えるほど暇なのかい?」
「店が暇だからって訳じゃないけど、自殺は考えますねぇ。」
ラーメン作りながらする話じゃないだろっ!軽いドライブ気分でわざわざ遠くまで来たのに、えらい店をチョイスしてしまいました・・・。
出てきたラーメンは、いつもと同じ美味しいラーメンだったので少し安心いたしました。
ラーメンを食いながら「うん、うん。」と話を聞いておりますと、昨年離婚をしたのだそうです。この大将、今年57歳になるのですが、近年話題の『熟年離婚』という奴でございます。とうとう身近なところで目にするようになってまいりました。一方的に大将からの話しか聞いておりませんので、どちらが悪いかなどは私にはわかりません。
大将の話では、奥様は変な宗教にハマってしまったようなのであります。その団体に入信して同じ墓に入ってくれないのなら離婚するといきなり言われたらしいのです。大将がその事で悩み回答を先延ばしにしていたら、奥様は早々に家を出て行き、その後離婚調停で正式に離婚したそうです。
私の知る限りこの大将は物腰の柔らかい、誰に対しても優しい男であります。仕事も真面目で、もうとっくに成人した2人の娘さんの話をいつも楽しそうにしておりました。きっと家族にも愛情を注いできたのだろうと想像しています。私の目からは『良き父親』としか思えないのであります。
大将はその宗教の所為だと言っておりました。しかし、そんなおかしな宗教に走ってしまった奥様の心境とはどんなものだったのでしょうか・・・。ここからは私の想像でしかありませんが、イカレ宗教なんぞにハマる人間はどうしようもない『寂しさ』や『虚しさ』に負けてしまった人間であります。家族のためにと仕事ばかりしていた大将は、奥様の変調に気付いてやれなかったのではないでしょうか。
以前『熟年離婚』の理由に関するアンケートで女性側の上位の方に《病気で寝込んでいる自分を放ったらかしで、主人は仕事をしていた。》という回答がありました。男性陣から言えば「俺が仕事をして稼いだ金で皆を養っているのだから仕方がないだろう。」きっとそう答える事でしょう。命に関わる病気じゃなければ別にいいだろ、そんな感覚ではないかと思います。世の男達のほとんどがそうだと思うのですが・・・。
男女共に何年も何十年も一緒に暮らしていれば、お互いに色々な不満を抱えているのが当然でしょう。そして、互いに想像もつかない部分に不満を抱えていたりするものであります。私自身、たったの9年半の同棲生活で「うそぉ?そんな事気にしてたのかよ?」という事がたくさんございます。年月というのは、思いやりを少しずつ擦り減らすものかもしれませんね。
大切な奥様をお持ちの方は、奥様が病気になった時は1日だけ休んで家にいて、家事やお世話をしてあげて下さい。1日位仕事を休んでもバチは当たりません。大事な嫁のために1日休んだ位でダメになるような仕事なら、そんなもん仕事でも何でもありません。転職をお勧めいたしします。
「私の57年、なんだったんでしょうねぇ・・・」
人生の疲れが言わせるのか、酒の酔いが言わせるのか重たい言葉であります。ラーメンをたいらげてから2時間も話を聞かされておりました。
「20歳も上の人生の先輩にこんな事を言うのも何なんだけどもサ。今手前ぇでくたばれば自分でも何だか解らねぇクソみたいな人生で終わるかもしれないし、この先もうちょっと頑張って良い事探せば死ぬ間際に、色々あったけれども俺は良い人生を送ったなぁって思える日が来るかもしれないし、全部大将の気の持ちようじゃないの?答えは全部大将の中にしか無ぇじゃん。俺が自殺するとしたら、もう思い残す事は無いって位に納得して死にたいね。まぁ、止めはしないけど飯食う店が一軒減るのは淋しいねぇ。不良が生意気言ってアレだけど、何かゴメンね!」
「そうですよね。私の中の問題ですよね・・・。神谷さんと話すと元気が出ます。たまにで良いんで通りかかったら寄って下さいね!」と言ってくれました。
「閉まってたら死んだと思うからなぁっ!」と言って帰ってきました。たかがラーメンを食うのに2時間弱、何なのでしょう・・・。時計は、朝の5時を回っておりました。
『熟年離婚』・・・若い内の離婚と違い、強烈に寂しいものであります。互いの人生を共にする、そう決める『伴侶』というものを改めて考えさせられました。いつまでも相手の事を第一に考えられる、そんな人と過ごしたいなぁ・・・と。
皆様、旦那様や奥様をいつまでも大切に!
急に独りで居る事が寂しくなってしまいました・・・。
やっと更新する事ができました・・・(汗)。
ふと気がつけば2月に入って初の記事であります。
この数日忙しく何をしていたのかというと、実は解体工事の現場に出ておりました・・・。
昨年から仲の良い先輩二人と『人夫貸し』をやっております。お洒落な言い方をすれば人材派遣業でございます。ウチの場合は、建築全般に人を派遣しているのであります。
今回は、繁華街の真ん中にある小さなビルの内装を全て取り払う工事を取ってまいりました。元受業者からは職人を8人入れて5日の工期でやってくれとの事でした。ところが、着工前日になって頭をやらせていた若い者と連絡が取れなくなってしまいました。欠員1人分を穴埋めすれば良い事なのですが、現場の指揮をとる者がおりません。結局、建築業に一番詳しい私が現場に出るハメになってしまいました・・・。
作業服を着て現場に出るなんて実に10年ぶりであります。
当日、朝8時前に現場に着くと作業服姿の私を見て職人達は事態が把握できずに固まっておりました。
「お、おはようございます。どうしたんですか?」
「どうもこうもねぇよ・・・。○○の野郎、電話に出ないんだよ。把握してる奴居ないから、代わりに俺が来たのさ・・・。」
「そ、そうですか・・・(汗)。」
朝の一発目から皆に異常に気を使われております。
各フロアの工程を一通り説明し、人の割り振りをして工事開始です。まずは各階の天井から壊し始めました。せっかく来たのだから私も仕事をしようと思い、大きいバールで天井を壊していると私より少し年上の職人が走ってまいりました。
「神谷さ~ん!ちょっと、やめて下さいよぉ!」
「ん?どしたのよ?」
「仕事は自分達やりますから、ゆっくりしててくださいよ。」
「いいんだ、いいんだ。せっかく来たんだから働いてくよ、お前。たまに額に汗して働かないとバチ当たるからさ(笑)!」
「いやぁ~、でもぉ・・・。」
「俺が良いっつってんだから良いだろっ!」
「はぁ・・・(汗)。」
まぁ、やりづらかったんでしょうね(笑)。とりあえず、制止を振り切って仕事をしていた訳ですが、30分もしないうちに辛くなってまいりました。最初は軽いと思っていたバールがやけに重く感じ、真冬だというのに汗が出始めました。
「やっぱ、キツいなぁ~!」
「だから、もうやめて下さいよぉ~。」
そう言われてやめる訳にはいきません。こちらも段々意地になってまいります。しかし、キツい・・・。いくら久々とは言えこんなに疲れるとは思いもしませんでした。歳はとりたくないものであります・・・。そして建設現場で働く職人の皆様、本当にいつもご苦労様です。身をもってその大変さを思い出しました(笑)。
10時の休憩までにはもうフラフラになっておりました。若い者にジュースを買いに行かせ皆で一服しておりますと、元受の社長がやってまいりました。現場に入るなり私を見て固まっておりました。(アンタもかい・・・苦笑。)
「え~?神谷さん、何やってるんですか?」
「ん~、○○が飛んだっぽいんですよね。その代わりで来たのさ。」
「そ、そうですか・・・。んで、手伝ってるんですか(汗)?」
「そりゃあ、せっかく来たんだからさぁ(笑)。」
「そ、そうですか・・・。」
「5日間、終るまでいるからヨロシクね♪」
「は、はぁ・・・。」
この社長、工事が終るまで10時と3時には必ずジュースとお菓子を差し入れてくれました(笑)。
天井を半分位壊したあたりで「おや?」と思う事がありました。今時の建築物ではコンクリートに黄色い泡(カマキリの卵みたいなもの)状の『発砲ウレタン』という物が吹き付けてあるのですが、この建物では懐かしい『岩綿』のような物が出てきました。嫌ぁな予感がしました。
「なぁ、これアスベストじゃねぇ?」
「あぁ、アスベストですね。レベル1ですよこれ!」
「ん?レベル1って良いの?悪いの?」
「最悪です・・・(苦笑)」
「いつもどうしてんのよ、こういう時?」
「除去作業じゃないんで、このまま触らないようにしてやっちゃいましょう。」
「ふ~ん。あ、そう・・・(汗)」
怖ろしい話であります。アスベスト除去には高額の工賃が発生してしまいます。特別に除去作業を受注しない限り発見してもスルーしてしまうらしいのです。きっと世の中にはこんな建物がたくさんあるのだろうと思いました。私達全員、タオルで口と鼻を覆っている程度なので多少の粉塵は吸ってしまったと思います。私の場合、肺がんになってもアスベストの所為ではなく100%タバコの所為だと思います。なんせ、超ヘビースモーカーですから(笑)。
私がいた所為で皆変に緊張したのかわかりませんが、解体作業は急ピッチで進んでいきました。5日間で終らせる予定がこのままでは2日間で終りそうな勢いだったので、少しペースを落とすよう指示いたしました。初日は4時で終了し、次の日からは1時間おきに休憩、3時までに片付けを終らせ皆で一服してから解散、これを4日間続けて無理矢理5日間引っ張ったのです。ダラダラ工事のお陰でダウンせずに済みました(笑)。
実は私、10年ほど前まではよく建築現場に出ていたのです。私の会社では、一般木造建築、断熱工事、内装工事全般などを取り扱っておりました。私は内装のボード貼りが好きで、人が足りない時には喜んで自ら出動しておりました。名古屋駅のJRタワーにも人夫を連れて行った事がございます。春先なのに暑くて死ぬかと思いました・・・。
今回の事でつくづく感じましたが、やはり額に汗して働くのは良いものでございます。ヒルズでドンペリを呑んでいる阿呆共よりも現場で働く人達に金を持たせるべきだと思うのです。建築現場に限らず、広い意味での『現場』であります。
私の言う『現場』というのは、農・漁業の現場、あらゆる物の製造の現場、研究の現場、サービスの現場・・・etc、物事を生み出す最前線で働く人たちの事を意味します。資本主義の理屈はよく解かるのですが、抱える矛盾にも腹が立つのであります。やはり額に汗して現場で働く者には、それなりの高配当を付けてやるべきだと思うのです。
販売システムや流通システムが重要な事は分っていますが、物を作り生み出す人があってこその話であります。当初の目的を見失った投資だの株の売買などを生業としている者などは、私の中では論外であります。『現場』を大切にできる世の中になれば良いなぁ・・・、そんな事を改めて感じました。
一つ余談になりますが『佐川急便』という大手運送屋がございます。今はどうかわかりませんが、一昔前までは会社主催の宴会で実に面白い事をしておりました。宴会会場ではドライバーだけが席に座り、係長以上の役に就いている者は全員壁沿いに立っているのです。宴会がスタートすると社長や重役を筆頭に立っている役職者がドライバー達にビールや酒を注いでまわり延々と接待するのです。
日頃、重労働をこなすドライバーあってこその会社です・・・、そういう意味での宴会であります。事務職以外の役職者は全員ドライバーから出世した人なんですけどね。良い会社であります。世間では色々と言われ続けている会社ですが、実に良い会社だと思うのです。だからこそきっとあんなに大きな会社になったのでしょう。
冒頭で触れた若い者は、未だに連絡がとれません。あの野郎・・・。
しかし、久々に良い経験をさせてくれた事には感謝しております。
ちょっとしか怒らないから早く戻ってくれば良いのに・・・(笑)。
額に汗して働く・・・、人間の正しい姿であります。
先週、中学校時代の同期会のようなものがございました。
クラスに関係無く連絡のつく者に適当に声を掛け合って・・・、と言う至って軽~い企画であります。
何名か当日欠席があったものの19人も集まりました。
本来は昨年末に行う予定だったのですが、突然の竜巻災害により一人被害者が出て誰から言うともなく延期されておりました。今回の集まりでも半分の者がその事を知りませんでした。随分と遠い所で起きた事件なので、まさかそこに自分の友人がいるとは思わなかったのでしょう。
今回の同期会は、いつも仕事をサボッて私の家で油を売っているM山と私で言い出した企画であります。このM山君、中学校ではそこそこ仲が良かったのですが、遠かった所為もあり互いに家を行き来するほどの付き合いはしておりませんでした。2年前に偶然実家の近所で会ってから、ちょいちょい私の家に来るようになったのです。
私は、皆が忘れているようなくだらない事はハッキリと覚えているのですが、自分が興味ない人間の事は顔も名前も覚えていないのです(汗)。
「そういえば、この前○○に会ったわ!」
「誰だ、そいつ?」
「いやいやいや、中学ん時いたじゃん・・・(汗)。」
「はぁ~?居ねぇよ、そんなもん。聞いた事無え!」
「ひでぇなぁ・・・(汗)。」
しょっちゅうこんな会話をしておりました。
あまりにも記憶が無すぎて自信が無くなってきた私は、実家から卒業アルバムと学年文集を持って来たのです。M山と二人でそれを見ながら昔話をしている内に「ちょっと誰でも良いから面ぁ見てぇなぁ!」と言う話になったのであります。
何人かはたまに会うものの、どれだけ地元に残っているのかも良く分かりませんでした。東京をはじめ道外に散らばって行った者も数多くおります。私的にはM山を含め5~6人で居酒屋でも行ければ楽しいなぁ、なんて考えておりました。ところがM山君、今年になってから急にハリキリ出したのであります。
それこそ毎日のように電話を寄こすのです。
「○○って覚えてる?」
「△△が離婚して地元に帰ってるわ!」
「★★が◇◇に連絡してくれるってさ♪」
ハリキリ過ぎじゃないの?暇なの?仕事してる?
心配になります・・・(笑)。
M山の頑張りもあり当初は30人を越える勢いだったのです。しかし、まぁ皆家庭や仕事を抱える大人であります。スケジュールが合わずに19人の宴会になった訳でございます。19人になったとは言え、私としては予想外もいいとこであります。卒業以来会った事が無い奴も7人ほどおりました。その中に全く知らない奴も2人ほど・・・(汗)。
宴会は地元のマイナーな居酒屋で午後7時からスタートでした。
そんな夕方から宴会なんて嫌であります・・・。
1時間ほど遅れて行きました(汗)。
居酒屋に入り席に案内されると、実に懐かしい顔が並んでおりました。2人ほど知らない奴がおりましたが・・・。
遅刻したのに拍手で迎えられました(照)。
男12人、女5人、皆30代後半のオッサン&オバハンであります。懐かしさに浸る間も無く大爆笑してしまいました。いやぁ~歳月というのは恐ろしいものであります(笑)。一つだけ残念な事に男女共に不良仲間が一人も出席しておりませんでした。
行方知れずが多いようです・・・さすが我が中学(汗)。
高校の集まりでも感じた事ですが、私は同級生の中ではかなり『若い』ようであります。服装など見た目もありますが、会話の内容にも一切生活感が無いそうです(汗)。そりゃ嫁も子供も居ませんからね・・・。大体にして連絡先を交換するのに赤外線送受信を知らないような世代です。そんな奴らに『若い!』と褒められても素直に喜べませんでした・・・(苦笑)。
30後半にもなれば皆色々あるものです。離婚率1位の土地柄の名に恥じず19人中6人もバツが付いておりました。3割ですよ(笑)。思い出話が一段落すると、お決まりの愚痴大会であります。仕事の愚痴、家庭の愚痴、恋人の愚痴・・・etc。空腹だった私は「ふ~ん」とか「へ~」とか超適当な相槌を打ちながら食いに走っておりました。
最後に夕張メロンシャーベットを頂きました(笑)。
2次会も地元のカラオケBOXに行きました。カラオケBOXなんて10数年振りであります。思わず中でキョロキョロしてしまいました(笑)。ここでまた歳を痛感してしまいます。皆歌い辛そうにしている中、女チームの一人が無理をして倖田來未のバラード系の歌を歌ったのです。「誰の歌?」とかボソボソと聞こえてきます・・・、もうジジババであります。折角無理をして若い歌を選んだのに気持ちを汲んでやれよ・・・(苦笑)。
2曲目を私に歌えと言うのでハードルを下げてやろうと思いSEAMOのルパン・ザ・ファイヤーを入れました。余計な気遣いでした・・・、3人しか知りませんでした(汗)。そして誰かが尾崎豊を歌ってやっと「おお~~!」って皆様・・・、気持ちが歳を取ってしまったら本当に老け込みますよ。(ToT)
カラオケBOXの会計は一人2000円でお釣りがきました。
さんざん飲み食いしたのに驚きました!
夏までに人数を増やしてまた集まろうと約束し解散いたしました。なぜかこの歳になり、やたらと皆集まりたがります。寂しいのでしょうか・・・。きっとガキの頃の面子が集まると、その時間だけはガキの頃に戻ったような感覚があるのでしょう。皆昔を懐かしむ歳になったのですね。多少の小言はあるものの、実に楽しい時間を過ごしました(笑)。
最後に次の幹事は私がやるようにと皆に頼まれました。
「おうっ!わかったよ!」
・・・と言いつつまたM山にやらせます(笑)。
昔からそう・・・、私は何もやりません(笑)。
気持ちだけは若くありたいものですね。
私はガキの頃のままであります。
先日、とても素敵な女性と約1年ぶりに長電話をいたしました。
中学、高校と一緒で10代の時に少しだけ付き合った人です。
理想の女性像を訊かれたら、いつも真っ先に彼女の名前を挙げております。まぁ、同級生にしか判らないのですが・・・(汗)。
恐らく、この先もずっと変わる事はないでしょう(笑)。
思えば、自分が好きになった人を幸せに出来る訳が無い、という妙な自信の無さは10代の時すでに始まっていたようであります。彼女の時も好きで好きでしようがなかった癖に、自分から逃げ出してしまいました。別れた後もよく連絡を取り合っていて、いくつかの約束をしたのです。
★彼女が結婚するまでは誕生日に花を贈る事。
★最低でも一年に一度は互いに連絡を入れる事。
★ちゃんとお互いに恋愛をする事。
★彼女が30を過ぎても結婚できなかったら私が責任をとって一緒になる事。
子供みたいですよね(照)。約束では無いのですが、以上に加えて彼女が結婚するまで私もしないという宣言が含まれました。なんとこの子供じみた約束、驚く事にビシッと守られたのであります。毎年毎年、馬鹿デカイ花を贈りました。そして、めでたく彼女は29歳で結婚いたしました。最後の約束まで行かなくて、残念だったようなホッとしたような、少し複雑な気分でした(笑)。
彼女から結婚の一報を受けた時の事を、今でもハッキリ覚えております。自分の事のように嬉しかったのであります。
その時、どうしても一つだけ聞かせて欲しい事がありました。
「今、幸せか?」
「うん。」
「これからもずっと幸せにして貰えそうか?」
「うん。」
「・・・・・・。」
何故か涙が出ました。
別れてから十年、ずっと幸せを祈り続けておりました。その間、私も多くの恋愛をしていますのでとても純愛とは言えませんが、本当に彼女の幸せを願っておりました。彼女を幸せにしてくれる人が見つかった事、そして昔の自分の選択が恐らく間違っていなかったのだという安堵感、色々な事が頭に浮かび自然と涙が溢れました。
今では子供も生まれ、優しい旦那様と幸せに暮らしております。毎年、彼女の誕生日におめでとうメールをする程度で、話しをする事はたまにしかありません。
今回の電話は、昨年の夏に共通の同級生が亡くなっていたのが今頃になって分かり、その訃報を知らせる為でした。訃報を知らせた後、通り一遍の世間話をしたのですが、随分長く話しておりました。私達二人は昔から長電話なのであります。高校生の時など毎日学校で会っているにも関わらず、夜には電話で1~2時間も普通に話をしておりました。よくそんなに話す事が有ったものです(汗)。
電話の終わり頃に突然の質問。
「そう言えば、あんた結婚したの?」
「・・・いや。」(-_-;)
「はぁ?彼女は?」
「・・・いないけど。」(-_-;)
「歳も歳なんだから、そろそろちゃんとしなさいよ!」
「ん、ん~、そうだよね。ハイ。」(-_-;)
↑↑ 実はこれ、毎年言われております(汗)。
その後も10分位の説教を聞いてから「今度は会って茶でも飲もう!」と約束して電話を切りました。彼女の攻撃は半端じゃありません。誰よりも私の考え方を知っているだけに反論の余地がございません。ジャブなど一切無く、ヘビー級のパンチの連打・・・そんな説教であります。電話を切ってから5分も経たない内にメールが届きました。
『あんたは昔から献身的過ぎるんだよ!【この人のためになら死んでも良い】じゃなくて【この人と少しでも長く一緒にいるために長生きしたい】と思うようにしなさい!だって私も今、長生きしたいもん♪あんたが結婚する人って、キレキレに頭の良い人か、とんでもないバカ女(良い意味でバカね)のどっちかの気がする。頑張んなさいよ(笑)!』
【この人と少しでも長く一緒にいるために長生きしたい】・・・、素直に良い言葉だなぁと思いました。さすが私の理想の女性です。
彼女が長生きしたいのは、きっととても幸せだからでしょう。
心から嬉しく思います。
新年早々、物騒なニュースが多く残念に思います。
妹を殺したあげく切り刻んでみたり・・・、人間のする事ではありません。同じテレビを観て、同じ言語を使って、同じような食い物を食ってる筈なのに、気違いは生まれてくるものなのですね。
嫌な気分であります・・・。
猟奇殺人とは種類が違いますが、もう一つとても気分を害したのが『成人式』であります。気分を害するポイントが一般の方とは少々ズレているかもしれません。
なんて恥ずかしいんでしょう・・・。
実際に騒いでいるガキ共も当然恥ずかしいのですが、毎年似たような報道をしているメディアも恥ずかしい。真面目な顔してコメントをしている3流評論家やタレントも、剥きになって騒ぎを大きくしている警察も実に滑稽であります。
中途半端なガキ共が奇声をあげているのを、ジュラルミンの盾を持って囲む警官達。絵的に可笑しいでしょう、コレ(笑)。
「うるせぇっ!」
・・・とガキ共を一喝するだけで黙らせるような大人がいないというだけでも、社会としては恥ずかしい事であります。どうせなら来賓にその地域の大親分でも出席してもらえば良いのです。それでも騒げるというのなら、逆に大したもんです。その時は褒めてあげましょう(笑)。
私の成人式は19歳(20歳になる年)で出席するものでした。私は早生まれなので出席者の大半は1コ下の後輩達でした。当時もうこの業界にいた私は、朝一でスーツを着て実家に顔を出しました。両親と祖父母に顔を見せてから、近所の同級生とタクシーで会場へ向かったのであります。黒の縦縞のスーツ、黒のコート、黒の皮手袋、青いグラデーションのサングラス、イメージは松方弘樹でございます(笑)。
タクシーで会場に着くとパトカーが何台も来ておりました。
正面玄関の前には警官がワンサカ・・・、何で?
「どけよ!馬鹿オマワリっ!」とそいつらを押しのけて進んで行くと、黒い紋付袴で背中にはドーンと山○組の菱の代紋を背負った若者が一列に並んでいたのです。
はぁ~~~、何をしてるんだか・・・(汗)。
「おいっ!」
どこの誰だか分らなかったので、とりあえず声を掛けてみました。
クソ馬鹿共が「あぁ~ん?」という感じで一斉に振り向くと、口々に「あっ、お久しぶりでーす。」「ご苦労様でーす。」って・・・、皆見覚えの有る近隣の後輩達でした。こいつらに挨拶をされている私に警察の冷たい視線が一気に集中しておりました。
め・迷惑でございます・・・(-_-;)。
「何ちゅう格好で来てんのよ、この馬鹿共!そんな格好しやがってお前ら全員ヤクザになったのか?」
一同 「はいっ!」
当たり年です・・・、ヤクザの当たり年・・・(-_ゞ。
「ま・まぁいいわ・・・。で、何でこんなにサツ来てんのよ?」
「自分達は何もしてないんですけど、何か囲まれてるんですよね。」
「あっそぉ。じゃお前ら皆あっちの端っこ行け、端っこ。ずーっとあっちの、うん。ホラ、皆に迷惑だから、なっ。そうそう、あっち!」
一同 「はいっ!」
はぁ~~~(-_ゞ
何か言いたげな警察に「これで良かったべ?端っこの方が良いだろ?あっ俺はあいつらと関係無いからな。あ~良かった、良かった。」と言い残して式場に入りました。その間何があったかは知りません。式が終って外に出ると、まだゴチャゴチャとやっておりました。寒い中ご苦労な事です(笑)。いつの間にかパトカーの上に乗っかってる者までいる始末。
「おー!俺ぁ帰るからなぁ~!あんまりやりすぎんなよ~!」
一同 「お疲れーッス!おめでとうございました~!」
「おうっ!お前らもおめでとうなぁ~!」(^O^)/
ちょっと遠目から声をかけて帰りました。
またもや警官達が恨めしそうな目で私を見ておりました。ちゃんとお願いすれば止めてやろうと思ってたんですけどね。どうも警察というのはお願いの仕方を知らないようであります(笑)。
この後は、祖父母の家で寿司をご馳走になり帰りました。
成人式会場での騒動がどうなったかは全く知りません。敷地の端っこでやらせておいたので、さほど人様の迷惑にはなっていないと思うのですがどうだったのでしょう。早いものです、あれからもう16年も経ってしまいました。
『荒れる成人式』・・・本人達が馬鹿なのは今も昔も変わりません。しかし、今の大人達の反応はどうなのでしょう。対処の仕方が分らずに右往左往しているようにしか見えません。警察を呼んで逮捕するような事になる前に、きちんと叱ってやめさせられないのならば容認している事と同じであります。二十歳やそこらのガキ共が怖いのならば成人式などやめれば良いのです。あたふたしている大人が実に情け無い・・・。
全国の『荒れる成人式』と対比して『夕張の成人式』が随分と取り沙汰されております。なんでも市には成人式の予算が無く、全国から募金を募って手作りで成人式をやったそうです。確かにメチャクチャな成人式に比べれば物凄く立派な若者達のような気がします。立派な子達だとは思いますが、悪い者達と比べればという話であります。
少し根性の曲がった見方をすれば、成人式なんてそれほど金のかかるイベントではありません。見ず知らずの人達に募金を頼む類の話でしょうか。皆でバイトした金を持ち寄ったというのなら美談だとは思うのですが・・・。一人1万もあればお釣りがくるような式を募金でやっておきながら、レンタルでも楽に5万はする晴れ着を着られてもイマイチ感心ができないのであります。
運営委員の女の子の涙を見ると、きっと苦労があったんだろうなぁとは思うのですが、結局は自分達の記念の為のイベントですから何か筋が違うような気がいたします。これを機に人様の為にも同じように行動力を発揮できるような大人になってくれるのを願うばかりであります。
『成人式』これが終ったからといって次の日から大人になれる訳ではございません。大人か子供かを決めるのは年齢ではありません。あくまで周りの評価であります。30を過ぎても40を過ぎても頭が足りなければ、ただのガキでございます。現に私は50半ばのオッサンにも「なんだぁ、このガキこの野郎!」と普通に言い放ちます。そんな事を言われたら格好悪いですよ。
自分の力で飯を食う事、人様から馬鹿にされるような真似はしない事、そして自分の周りのガキ共をビシッと躾ける事、これが大人のすべき事であります。他にも大人の条件は沢山ありますが今日のところはこんなもので(笑)。
新成人の皆様、とりあえずおめでとうございます。
格好良い粋な大人を目指してくださいね!
まだまだ私は貴方達には負けません(^^)。
今年もとうとう最後の日となりました。
当然のように殆どの皆様は既にお正月休みでしょう。
そうではない方々、ご苦労様です。<m(__)m>
毎年の事ではありますが、年の瀬には一年を振り返るものでございます。今年も例年同様に、良い事も悪い事も沢山ございました。二十代前半に街では有名なクラブのママに、こんな事を言われた事を思い出します。
「良い事だろうが、悪い事だろうが、何か有った日は良い日なんだよ。」その頃まだ小僧だった私は「悪い事が有ったら全然良い日な訳が無えだろ。何言ってんだこの婆ぁ。」なんて思っておりました。
ですが今になって考えると、悪い事が有れば落ち込んだり理由を考えたりと、色々そこから学ぶ事が多かったりするものです。逆に良い事も悪い事も無かった日を思い出そうとしても、何事も無過ぎて記憶にすらありません。下手をすると誰と話したか、何を食ったか、行った場所すらも思い出せません。何事も無かった日から得るものは少ないという事なのでしょう。些細な出来事にも一喜一憂する事が大切なのかなぁ、とママの言葉を噛みしめております。
そんな良い事も悪い事も含めた一日が、なんと365日分!
簡単に振り返れるものではございません。ですから細かい事を振り返るのは、この際ヤメにいたします。大雑把な大局だけを振り返り今年を締め括ってしまおう、と思っております。
今シーズン、例年と大きく違ったのは私の精神面でございます。
一つは酒をやめ一年経ち、少し大人になった事であります。もう一つは非常に身軽だった事。昨年の秋に逮捕の可能性が浮上し収入源の大半を人に譲ったのです。なので今年のスタートは何も無い状態から始まりました。文無しになった訳でもなく、切羽詰まった感もありませんでしたので、変にさっぱりした気分になりました。不良がこんな事を言うのも変ですが、仕事に追われる事が無くなった爽快感とでも言うのでしょうか。
若い者達が正業で育っていくのもまた楽しみであります。雛鳥が巣立つのを見守る母鳥のような心境でございます(笑)。若干早目かなとは思いますが、そろそろ私の仕事も終了かなぁなんて思っております。諸先輩方にはお叱りを受けるかもしれませんが、この業界でトップまで昇りつめようという気概は持ち合わせておりません。我がの意地さえ通せれば、どこの業界にいても同じだと考えております。
少しだけ自由な気分で始まった、そんな新年でありました。
上半期、気分こそ違えど起こる事はいつも通りでございます。日々楽しく暮らそうと努力はしておりますが所詮は裏稼業、トラブルは付き物であります。かれこれ十数年、こんな暮らしを続けておりますと、やはり感覚が麻痺してくるのでしょう。バイオレンスに満ちた出来事も、当たり前の事のように頭の中で処理されていく感じがいたします。
さて今年の後半はと言いますと、一番大きな出来事はこのブログを始めた事かもしれません。私が今まで見てきた事、そして感じてきた事を何かの形に残してみたいなぁ・・・と。死ぬ気はさらさらありませんが、意味合い的には遺書のようなものでしょうか(笑)。それともキリスト教で言うところの懺悔のようなものなのでしょうか。
とにもかくにもこのブログ、始めて良かった事ばかりでございます。まず自分の思考を整理しなおし、再確認する事ができました。怒りの基準、行動の基準、そう喜怒哀楽の基準を改めて見つめなおす良い機会になったのではと思っております。いつでも『自分はどこに向かっているのか?』という事を考えております。自分が何になりたいか、最終的な目標も未だ見えてはおりませんが、力強く探して行こうという姿勢だけは確認できた気がいたします。
正直、これほど多くの皆様の目に留まるとは想像しておりませんでした。そして、これ程までに共感を頂くなどとは、もっと想像しておりませんでした。不思議な感覚でございます。今まで生きてきて、見ず知らずの方々に応援して頂くなどとは考えた事もございませんでした。もちろん多少の非難も受けてはおりますが、言われて当然と真摯に受け止めております。
私共の業界・・・、世間では賛否両論様々な言われ方をしております。ヤクザ、極道、暴力団、非合法集団、犯罪者集団、呼び方ですらバラバラであります。我々と接点の無い方々にとっては、蛇蝎のように忌み嫌われて然るべき存在なのであります。今現在そんな業界に身を置いているような馬鹿者の言葉に対し、きちんと興味を持って読んで頂き、そして温かいご意見まで頂くなんて・・・。
驚きを通り越して、只々感謝でございます。<m(_ _)m>
『縁』とは大切且つ不思議なものであります。
人と出会い、繋がり、そしてその繋がりがまた更に拡がって行く・・・、それが『縁』でございます。『縁』というものが、ネットという特殊な環境の中にも確実に存在している事を知りました。1億を超える日本人の中で、偶然にも縁が在り、互いに言葉を交換し合う。なんとも素敵な事であります。
どうやら言葉には幾分の『温度』があるように思います。このブログを始めてから何度も何度も『温かい言葉』に遭遇いたしました。新しい縁が拡がりを見せる度に、言葉の持つ『温度』を実感しております。そして『温かい言葉』に触れる事を、とても大きな喜びと感じております。そんな日々の喜びを与えてくれたブログと言うツールに、ネットに、ここに辿り着いてくれた皆様に、これまた感謝の気持ちで一杯でございます。<m(__)m>
今年も劇的な一年と言う程の大袈裟な年ではなく、無難に過ごす事ができたように思います。一月一日に突然何かが切り替わる訳でもございませんが、来年もまた日々精一杯前のめりに生きて行こうと思っております。
平成十八年、お世話になった皆様、ありがとうございました。
言葉で言い表すのが難しい程に感謝をしております。<m(__)m>
縁あって当ブログに辿り着いた皆様、来年は皆様におかれましても幸せに満ちた一年になる事を願っております。
皆様、佳い年越しをお過ごし下さい。<m(__)m>
今日は朝から今シーズン一番の大雪でございます。
年末で忙しい筈なのになぜか今日は暇であります。
やはり、クリスマス・イブだからなのでしょうか。
軽く悔しい気がいたします。(-_-メ)
今日は自分の信条である『男らしさ』などは無視して、軽く愚痴ります。いや、結構愚痴ります。私も弱く小さな人間であります。
皆様も今日は素敵な恋人と楽しい日を過ごされる事でしょう。
ショッピングに行ったり、ロマンチックな映画を見たり、ムードのあるディナーを楽しんだり、なんせクリスマス・イブですからね。
軽く悔しい気がいたします。(-_-メ)・・・混めばいいのに。
クリスマスとかいうものが近づいてくると2年前の禁酒に至る経緯を思い出します。当然、気分はブルーでございます(青)。あんな最悪なクリスマスはありませんでした(汗)。以前は忙しいこの時期に、クリスマスは心癒されるイベントであったと思うのですが・・・。今こう独り者になってしまうと、中々邪魔臭いイベントであります。
大体にして仏教や神教の国にクリスマスなんて西洋の・・・、まぁヤメておきます。(-_-メ)
ぶっちゃけ寂しい訳であります。(T_T)
周囲の者は「もういい加減に女作ったらどうですか?」なんて事を気軽に言ってくれちゃいます。数年前の私なら人に言われずともそうしている事でしょうが、今の私には精神的に無理であります。誰かキレーなお姉ちゃんが横に居れば寂しさが薄れる訳ではないのです。
そう、この世界でたった一人の大切なあの人が横に居ない事が寂しいのであります。
そんなもんどうにかできる問題ではございません(笑)。
今年は家に篭って猫達と静かにケンタッキーでも食ってようかなぁ、と考えておりました。ところが、24・25日はケンタッキーも予約がないと売ってくれないそうです・・・。
「ほぉ~。俺が行っても売ってくれないのかな?」ボソッと言うと、周りの者はドン引きしておりました。あぁ、世間は楽しいクリスマスなのに何をイラッとしているのでしょう。
器の小さな男でございます・・・(㍉)。
そんなこんなで意味の違うマイナスイオンを発生しながら悶々としておりますと、妹分から着信がございました。
「今年のイブはどこ行こっかぁ~♪」
はぁ?今年のぉ?・・・(?_?)
あぁ、そういえば去年はコイツがケガをしたせいで病院に行って、帰りに街で飯を食ったのです。まぁ、それは良いとして毎年クリスマスにコイツは何をしているのでしょう・・・、超売れっ子ホステスの癖に・・・(汗)。
「何よ?また暇なのか?」
「だって24日に構ったら男ってみんな勘違いしちゃうんだもん♪面倒臭いんだよねぇ~♪」
あぁ、ホステスだ・・・、骨の髄までホステスだ・・・(-_ゞ
しかし、私も同じく暇であります。
「何食いたいのよ?」
「ケンタッキー♪」即答であります・・・。
だから売ってくれねぇって・・・、どっかで会話を聞いてたのか?
結局どこか混んでない店で適当に飯を食ってから、ダーツをやりに行く事にしました。家に篭っているよりはマシでしょうか、かなりの美人なので連れ歩いて悪い気もしませんしね。これで夜は退屈しないで済みそうです。
だがしかし、何かブルーであります(青)。
すっかり愚痴になってしまいました。
クリスマスなんて・・・、クリスマスなんて・・・。
まぁ、皆様は幸せなクリスマスをお過ごし下さいm(_ _)m。
どこもかしこも混んでればいいのに・・・。(-_-メ)
先ずはこれから実家の『雪かき』をしに行ってまいります。
大雪過ぎて災害並みのホワイトクリスマスであります。
《 Merry X'mas 》皆様に幸あれ! ( -.-)ペッ
最近、更新をサボっております。m(__)m
世の中は忘年会のピークであります。日本は良い国です。
繁華街でも一年で一番忙しいこの時期、色々な事が起こります。警察も『歳末特別警戒』だとか何だとか訳のわからない事を言って、大幅な大増員を行い街を闊歩しております。それなのに路駐は減らない、揉め事も減らない、ガキ共も減らない、一体あいつらは何の役に立っているのでしょう。
先日警官が4~5人、徒歩で巡回をしておりました。その中に知った顔が一人混じっていたのですが、そのクソ警官私の顔を見かけるなり「おい!この忙しい中面倒事起こすなよ!」とわざわざ言いに来たのです。
私「全然忙しそうに見えねぇじゃねぇかよ。一生懸命働けよ制服組はよぉ。」
警「何だその口のきき方は?お前ら勘違いするなよコラ!」
私「お前らが勘違いだろ木っ端公務員。黙って経費ちょろまかして忘年会でもやってろよ!」
警「いつまでもヤクザが偉そうに歩けると思うなよこの野郎!」
私「制服着てるうちは俺をパクれねぇよ。頑張って試験受けて偉くなんなよ、お巡りちゃん♪」
警「何だとコノヤロー!」
他の警官達が止めに入り、その阿呆はお仲間皆に引っ張られてまたパトロールに戻りました。クソ警官は一方的に鼻息荒く怒鳴っておりましたが、私はウザい顔しながらテンション低めで受け答えしていただけなのです。奴らが制服を着ていなかったら、どちらがヤクザか全く分らない状況であります。一体何だったのでしょう・・・(汗)。この忙しい中、揉め事を起こしたかったのでしょうか。意味が全くわかりません。疲れてしまいます・・・。
以前にも触れた事がございますが、私が生業としているものは主に債権回収であります。そこには給料の不払いによるトラブルや、詐欺師共の締め上げなども含まれています。当然私が弁護士の資格を持っているわけもなく、法的にはグレーもしくは黒であります。しかし、交番のお巡りに目の敵にされる筋合いは無いのです。
彼らも歳末特別警戒で忙しく走り回っているのかもしれません。
まぁ、実際はダラダラと歩き回っておりましたが・・・。この時期は私達も色々なトラブルで走り回っております。店の売り掛けのトラブルであるとか、酔った客が暴れているとか、そういう類の問題がとても多いのです。警察には通報せず、私共に連絡が来る事も未だに多いのであります。
酔った客が暴れた場合、警察は犯人を逮捕しても店の損害に関してはノータッチです。刑事扱いにするか民事扱いにするかで示談金などが発生する場合がありますが、あくまで店の損害とは全く別な話でございます。店の損害を賠償させるとなると、民事での裁判が必要となります。大抵の場合は面倒を避け、そこまでする事は殆どありません。店として考えれば暴れた馬鹿者が捕まっただけでは、何も解決はしていないのです。
そこで、警察ではなく私共の登場と相成る訳でございます。
皆様のイメージでは店に駆けつけいきなりブン殴って黙らせる、そんな誤解をしてはいないでしょうか。そんな事を繰り返していたら、こちらの方が捕まってしまいます(汗)。
「まぁまぁ、落ち着きましょうよ♪」大概こんな感じであります。
普通は少しの間静かになだめれば落ち着きを取り戻すのですが、中には「△△組の○○の知り合いだ!○○を呼べ~!」なんて言い出す阿呆もおります。「わかりましたよ。待ちますから○○さんに電話してみて下さい。」ってなもんです。○○さんに繋がればそれで良し、繋がらなければ△△組に確認を入れなければなりません。
制服の警官も私共もやってる事に、それほど変わりはないものなのです(笑)。すぐに落ち着いてくれたお客様は、連絡先を確認し、身分証明や名刺などをお預かりして、即座に解放いたします。後日改めて壊した物の弁償や迷惑料のお話をしましょうという事です。こういう人達は酒が抜けると素直に非を認め、法外な請求でもしない限りきちんと支払いをしてくれるものなのです。まぁ、だからと言って酔って暴れる人間なので、とても立派とは言えませんが(笑)。
問題は組の名前を出してまで居直る阿呆なお客様であります。実際に△△組がこの阿呆の面倒を見ているのであれば話は簡単、△△組を通して損害金を集金してもらえばそれで終了。△△組がそんな奴は知らないだとか、一応は知り合いだけれども助けるような付き合いじゃない、なんて言われると非常に面倒臭いのであります。この類の輩は非常に性質が悪い。当然酔えばあちこちで同じような事を繰り返している筈ですし、酔いが醒めても非を認めない可能性が強いのです。次の日に責任を感じられる程度にドツキまわして、財布をお預かりして外に放り出す位が関の山でしょう。後日、財布を取りに来れば損害の話もできますが、こなければ店側も泣き寝入りという事になります。
この時期、何組かはこんな阿呆なお客様が出現いたします。必ず何度かは痛い目に遭っている筈なのでしょうが、凝りもせずに繰り返すものでございます。ドMなのでしょうか(笑)。そして、この阿呆共の職種がまたバラエティに富んでおります。商社マン、銀行員、公務員、肉体労働者、各種運転手・・・etc、まぁ驚くほど様々な職種からエントリーしてまいります(笑)。皆様ストレスをお持ちなのでしょうが、やって良い事と悪い事がございます。
くれぐれもご注意下さい。m(__)m
残念ながら私共も所詮は悪者、決して正義の味方ではありません。公務員や一流企業の人間である事が発覚すれば『当たり!』と称して、法外な金額を遠慮なく請求いたします。酒が原因で人生を棒に振る人間は決して少なくありません。酒は甘露のように美味いものですが、呑み過ぎると毒水に豹変してしまいます。
くれぐれもご注意下さい。m(__)m
飲酒運転もおやめ下さい。捕まらなかったと言っても決して儲かる犯罪ではございません。事故でも起こそうものなら、やった側もやられた側も全てが不幸になってしまいます。罰金は30万円、この時期取り締まりも強化されております。
くれぐれもご注意下さい。m(__)m
酒の席で仕事の話はいけません。
人の噂や悪口もいけません。
家庭の愚痴などもっての他でございます。
人を褒めて、楽しく歌って、夢を語って、愛を語って・・・。
酒は、楽しく呑むのが一番であります。
警察も私共も『歳末特別警戒中』でございます。
どちらの世話にもならないようお願いいたします。
くれぐれもご注意下さい。m(__)m