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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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今月に入ってすぐに、かなりタチの悪い風邪をひいてしまいました。しつこい咳には本当にまいってしまいました。喘息の発作も併発して呼吸がしづらく、しばらくの間まともに睡眠をとる事ができませんでした。
私は、基本的にはあまり病院に行きません。嫌いだと言う訳では無いのですが、なんとなく行ったら負けのような気がするのです(笑)。ですから、かなり我慢し悪化してから病院に行く事になります。今回も無駄な我慢をしてしまいました・・・(汗)。
以前は喘息の発作が出た時には、実家の近所の大病院に行っておりました。診察までの待ち時間は大体1時間、診察が終わり薬をもらって会計を済ますまでに更に1時間以上。なんだかんだと、2~3時間はかかってしまいます。病人だらけの待合室で2時間も3時間もボーっとしていたら、何か違う病気になってしまいそうです・・・。
定期的に通院している訳ではないのですが、長い事同じ病気と付き合っていれば、その時必要な薬や治療も大体分かってくるものです。私の場合は、気管支を開く点滴か吸入をして、後は1週間分程度の薬を貰えばそれで充分なのです。
受付で「薬だけ下さい。」と言うと、しばらく診察をしていないと言う理由で無理矢理診察を強要されてしまいます。その結果、いつもと同じ薬を処方されて帰るハメになります。だから薬だけくれって言ってるのに・・・。まぁ、大病院のルールだから仕方がありません。
そんなこんなで、何度も同じ事を繰り返している内に、大きな病院に行く事に疑問を感じてしまいました。一昨年、小さな病院ってどうなんだろう・・・と思い、近所の個人の内科病院に行ってみたのです。その際、元の大病院に今までの診療内容を書類にしてもらいました。
待合室は10人も座れば一杯という感じで、15分ほどで診察室に呼ばれました。優しそうな40代後半の先生でした。大病院からもらった書類に目を通し、「ちょっと時代遅れの治療かも知れませんねぇ。」と言って、最新の薬や治療法などの説明をしてくれました。偶然にも呼吸器内科に明るい先生だったのであります。
待ち時間は短いし、説明も丁寧だし、治療法も何種類かの中から話し合いの上で選ばせてくれるし、とても良い印象を受けました。それぞれの薬の持つ長所短所、より効果的な組み合わせ方などを丁寧に説明してくれました。個人の開業医はあまり勉強なんてしていないんじゃないか、と勝手なイメージを持っていたのですが、一瞬でその疑念は吹き飛びました。
私の喘息は慢性化している訳ではなく、風邪と一緒に発作を起こす程度のものです。一年の内に3~4回ほど診察を受ける程度でしょうか。あとは2ヶ月に一回、ステロイド吸入剤をもらいに行くだけです。その病院では必要以上に診察を求めませんし、必要最低限の薬しか勧めません。
なかなか良い病院を見つけたと喜んでおります。
しかし、私がこの病院と巡り会えたのはただの偶然によるものであります。そこが少し残念だと思うのです。もっと病院のランク付け等の情報がしっかりしていれば、最初から良い病院に辿り着ける筈なのですから・・・。
せっかくインターネット等が普及しているのですから、もっともっと病院の情報を得られれば良いと思うのです。口コミ情報のサイトがいくつか有るものの、充分な情報だとは思えないものばかりです。各病院の得意分野、衛生状態、平均待ち時間、看護師のレベル、患者の声、色々と知りたい事が尽きないものです。
出来れば病院だけは、ハズレを引きたくないものです。ラーメン屋の美味い不味いとは重さが違いますからね。商売根性で薬漬けにされるなんざ、真っ平ゴメンでございます(汗)。
病院選びは、とても重要なものであります。
「今度から我慢しないで、もうちょっと早く来て下さいね。」
我が主治医の、ありがたい口癖であります(汗)。
ちょっと生々しいお話です。
先日、大きな放免祝いがございました。
会長のお供で私も同席させていただいたのであります。
そうそうたる親分衆が列席し、他団体も招待しての立派な放免祝いでした。最近では珍しい事であります。なんでも抗争で武勲をあげた人らしく、8年の懲役を勤めてきたそうなのです。8年間・・・、う~ん長いですね(汗)。
組の違う私の悪友共も、数人同じ会場におりました。この度出所されたご本人の前には、ドンッドンッと二つ白い包みが置いてありました。まぁ、アレです・・・、報奨金という奴です。2千万って事ですね。とりあえず、祝いの儀は滞りなく終りました。
夜中に、いつものメンバーが集まって、またしょうもない雑談をしておりました。テーマは『8年で2千万は高いのか、安いのか?』・・・、人様の放免をネタに不謹慎極まりない私達であります・・・(汗)。
実際、どうなんでしょう・・・。8年間に2千万を貯めるとすると、1年間に250万貯金しなければなりません。大変な事ですね・・、特に私のような浪費家には尚の事であります。しかし、8年間もの刑務所暮らし・・・。う~ん・・・、一同頭を抱えてしまいました。
確かに、私共の業界では良い歳になってもうだつが上がらずに、詐欺やら泥棒やら乞食同然になって消えていく輩が後を絶ちません。そう考えると、組事で身体を賭けて務めるのも一つの手ではあります。2千万あれば色々と商売もできますし、う~ん・・・。
まぁ、不謹慎な話であります(汗)。ご本人も決して報奨金欲しさで行動をした訳ではありません。看板を背負っての喧嘩に、勝手についてきた結果なのですから。私共の世界では、とても立派な事であります。
不謹慎だと判っていても、私達はついつい考えてしまうのです。私達にも、同じ状況が訪れる可能性がいつだってあるのですから。小競り合いなんて日常茶飯事、いつ本気で大喧嘩になってもおかしな事ではありません。困ったもんです・・・(汗)。
馬鹿には馬鹿なりの意地があり、喧嘩になれば行かなくてはなりません。当然、自分の生死にも係わるでしょうし、生き残っても長~い懲役が待っています。そんな事は解かっているし、行く時は行く覚悟もしております。ですが、本音を言えば誰もが刑務所には入りたくないのです。まぁ、当たり前の事ですね(笑)。
タバコも吸えなきゃ、女もいない・・・。セックス云々は別にしても、お姉ちゃんと話し位はしたいものです。雑居にいればブン殴りたくなるような馬鹿ばっかりだし、殴れば独居に入れられるし、オヤジ(刑務官)共はムカツクし・・・。もう、最悪であります。
そんな話を延々として、居酒屋討論会では「(報奨金が)高いか安いか分からんけど、やっぱり娑婆が一番だよなぁ~♪」という結論に落ち着きました。
私達は、正直者です(笑)。
で、できれば平和を望んでおります・・・。
先日から、ニュース番組もワイドショーも全部と言って良いほどに、松岡農水相の報道で持ちきりですね。
どの番組も、フリップをめくっては派手な効果音を鳴らし、勝手な推測をしながら放送をしております。人の死までもエンターテインメントにしなければ、気が済まないのでしょうか。
本当に行儀の悪い人達です。
今更ではございますが、松岡農水相という人に興味を持ってしまいました。生前の彼のイメージは、悪徳議員そのものであります。きっと大半の人々が、そんなイメージで見ていたのだと思います。見た目と雰囲気が、いかにもって感じでしたから仕方のない事ですが・・・。
世間一般に悪徳議員と呼ばれている人間を、私は然程嫌いではありません。悪い事をする人間が好きだという意味ではありませんよ・・・(汗)。金集めにスキャンダルを抱えている議員は、少なからず地元に対して貢献している人が多いからです。
田中角栄、浜コー、鈴木宗男・・・etc、挙げればキリがありません(笑)。彼らは皆、決してただ欲が深いだけの馬鹿ではないのです。世間で自分がどんなイメージで見られているか、当然きっちりと把握しております。
世間でどれほど悪いイメージが付いていても、選挙という多数決を勝ち上がってくるのは何故でしょう。選挙は単純に金をばら撒けば勝てる、というものでは無いのです。もちろん、多少はばら撒いていると思います。
一度でも選挙に携わった事がある人ならば解かるとは思いますが、政党支持者や後援会組織だけでは選挙には勝てないのです。確実に読める票なんて、合格ラインのせいぜい3~4割程度なのです。半分以上は不確定、自分の票を読めるのは公明党ぐらいのもんであります。
政党支持者でもなく、後援会関係者でもない、そんな人達がたくさん票を投じている訳です。結果として人気があるという事になります。要するに地元の人間は、悪いイメージで見てはいないという事なのです。
何故地元では人気があるのか?
選挙に強い議員の根底には、こよなく地元を愛する気持ちが在るものなのです。自分の育った土地を愛し、そこに暮らす人達を愛し、無条件で自分の地元を良くしようという気持ちが在るのです。きっと、たくさんの人達の面倒をみてきた事でしょう。
ただの悪党が私腹を肥やすためだけに銭集めをすれば、すぐに選挙で負けてしまいます。彼らも、銭欲しさだけに議員をやっている訳ではないのです。金を稼ぎたいのなら、何かしらの事業に没頭した方が100倍楽だというものです。
どんなに悪い事をしても、彼らほどたくさんの人達の面倒をみる事が出来るだろうか。私は、そんな風に考える事があります。就職の世話をしたり、業者の繋がりをつけてやったり、仕事を受注できるようにしてやったり、許認可を取り易くしてやったり・・・etc。
私には、無理であります・・・(汗)。
そして、すごい事だなぁと思うのです。
松岡農水相・・・典型的な悪代官みたいな面をしてますが、どんな人だったのでしょう。テレビのイメージのままであれば、悪口大会が巻き起こる筈ですが、どうやらそうではないようです。死人の名誉を汚さないための配慮だけでは無さそうです。
さきほど葬儀の中継を見ましたが、会場の外にも続々と花が届けられております。地元の人にインタビューをしても、悪口はあまり聞かれません。外から見たイメージと、地元でのイメージにはやはり大きな差があるようです。
自分の命と引き換えに、他の者への追求をやめて欲しいと死を選ぶあたりも、実に潔く感じてしまいます。辛い現実から逃げ出すために、命を絶ったのとは意味合いが違う気がいたします。石原慎太郎が「彼もまた侍だったんだなぁ・・・」と評した事にも頷けます。
何年か前の事になります。当時、刑務所から出てきたばかりの叔父貴分がおりました。昔からシャブを商いにし、本人もシャブ中でした。でも、物腰も柔らかく、面倒見もよく、トークも面白い人で、誰もが人間的に叔父貴を大好きでした。
出所後、一年もしない内に体調を崩し、病院でガンのため余命6ヶ月と診断されました。叔父貴は、可愛がっていた者皆に「何かヤバい事を抱えてるなら、俺に言えよ。全部、俺一人でカブって自首してやるから。モメてる相手がいたら言えよ。オヤジに破門にしてもらってから、全部俺が殺してきてやるから。どうせ残り半年も無いんだから、俺の命で良かったら、お前らのために使うから。」と笑顔で言っておりました。
誰一人として、叔父貴に頼み事はしませんでした。寂しい思いをさせてはいけないと、皆毎日のように叔父貴の所に顔を出しました。半年を待たずに2ヵ月後、病院で静かに息をひきとりました。
世間様から見れば、シャブの売買を繰り返し、刑務所に何度も入れられた極悪人かもしれません。だけど、私共にとっては優しい良い叔父貴だったのです。金に困っている若い衆がいれば、無理矢理マージャンに参加させてわざと負けてくれて、タバコを買いに行くから車を貸せと言って、コッソリとガソリンを満タンにしてくれて・・・。
松岡農水相の自殺で、その叔父貴の事を思い出しました。
確かに、やった事は悪い。
でも、どんな人だったんでしょう・・・。
ようやく私共の土地にも桜が咲きました。
桜以外にも色とりどりの花達が、鬱憤を晴らすかのように一斉に咲き乱れております。この時期が一年で一番良い時期かもしれません。
以前にもお話した事がございますが、年末年始やGWには地元を離れた者達が数多く帰省してまいります。私はいつも出掛ける事も無く、大抵は帰ってきた友を迎える立場でございます。今回のGWも例年通り、日々宴会三昧であります(汗)。
GW前半は、タチの悪い風邪で倒れておりました。咳が止まらず、高熱にうなされながら、3日間も寝込んでおりました。GW後半も本調子では無かったのですが、たまにしか帰って来ない連中が多いので寝ている訳にもいきません。軽くフラつきながらも、毎晩出動しておりました。
体調不良で微妙なテンションながらも、旧友に会うのは実に楽しいものであります。ほんの一時なのですが、昔話をしている間だけ本当に昔に戻っているような錯覚すら感じてしまいます。皆、見た目にも随分と歳をとっている筈なのですが、不思議なものです。
しっかりと家庭を持っている者、結婚したが子宝に恵まれず悩んでいる者、結婚したいが出来ない者、一度では足りずに二度も離婚している者・・・etc、皆様々であります。私のように一人で好き勝手にフラフラしている者も、この歳になると流石に少ないようであります・・・(汗)。
結婚やら家庭やらもそうですが、仕事に関しても様々であります。公務員になった者、そこそこ堅い職に就いた者、未だにミュージシャンを目指している者・・・(汗)、フリーターみたいな者、リストラにあった者・・・etc。
『隣の芝は青く見える』とは良く言ったものであります。
人の近況を聞いては皆口々に「へ~、良いなぁ。」とか「羨ましいなぁ・・・」なんて呟くのです。私から見れば皆しっかりとやっているように見えるのですが、やはり自分の置かれている現状に少なからず不満があるのものなのでしょう。
既婚者からは独身者が自由に見えて、独身者は家庭という物を羨む。勤め人は自営業者を羨み、自営業者は逆に安定を羨む。皆、自分に無い物を羨むようにできているようです。難しいものですね・・・(汗)。
人様の話を聞けばついつい羨ましく思うのが人間という物ではありますが、今更昔に戻ってやり直せる訳ではありません。一度手を付けてしまった自分の人生、自分の選んだ道を力一杯歩き続けるのみであります。・・・と格好の良い事を言っても、やはり周りは気になるモノですよね。私は日陰の道を選んでしまったので、友人達の選んだ道がいつも眩しく思えます(笑)。
とにもかくにも、この歳になった今でも楽しく昔話をできる私達は充分にラッキーです。健康で、元気に集まれる事が大切です。古い面子が集まるとどうしてもそんな事を感じてしまいます。歳なんでしょうか・・・(苦笑)。
私達が男だけで宴会をしている最中に、女の同級生からメールが入りました。どうやら女性陣も4~5人で集まっていたようです。なんと、その中に私が未だに理想だと言い続けている彼女もいたのです。今年、旦那の転勤で地元に帰って来たのは知っていたのですが、子供もまだ小さくて呑みに出るなど珍しい事なのです。
かれこれ十年近く逢っていないので、無性に逢いたくなりました。こっちの集まりと合流しないか?と本人にメールしてみました。何と、思い切り断られました・・・。
「今日は女の子だけの集まりだからダメ!」だそうです。
何度かメールで食い下がってみたのですが「オールバックでガラの悪い人は来ないで!」だとか「指の足りない人が来たらみんなが怖がるからダメ!」だとか・・・。
オールバックでガラが悪いのは昔のまんまだし、指なんて詰めた事はありませんし、どんだけ間違った情報が彼女に入っているのでしょう・・・(汗)。逢えない事にガッカリするよりも、軽く凹んでしまいました。テンションもダダ下がりのまま、その日の宴会は終了しました。
一緒に呑んでいた私の友達が、次の日に気を使って彼女に連絡したそうです。「何であんなに逢いたがってるのに逢ってやんないのよ?かなり落ち込んでたぞ!」と言うような内容の話をしたそうです。彼女の答えは至って簡単、昔よりも10キロ太ったんだそうです(笑)。どうしても見られたくなかったようです(笑)。
私としては10キロだろうが20キロだろうが関係無かったんですけどね。太っていようが、老けていようが、不細工になっていようが、理想の女性には変わりありません。自分のイメージを守りたかったのか、私をガッカリさせたくなかったのかは判りません。ただ女心は難しいものだなぁ、と思いました(笑)。
彼女は、夜中の通販でやっている『ビリーズ・ブート・キャンプ』という強烈なダイエットのDVDを買ったそうです。
7月にやる予定の同期会には出席するとの事です。
10キロ痩せて・・・(笑)。
もちろん、私も出席します♪
やっと日中の気温が10℃を越えるようになってまいりました。
とうとう春が来たんだなぁ・・・、と感じております。と言いつつも、朝方にはしっかり霜が降りていたりするのですが(笑)。
気温もさる事ながら、いろいろな部分で春を感じております。街を歩く人々の服装、早朝の小鳥のさえずり、夜明けの早さ・・・etc。中でも一つだけ気分が悪いのが、暴走族の出現であります。やかましいんです・・・。
私共の土地では、冬季雪が多いため暴走族も活動できず、ちょうど今頃ぽつらぽつらと走り出すのであります。あの音を聞くと否が応でも「ああ、もうこんな季節なんだなぁ。」と感じてしまいます。せっかく気分の良い春なのに・・・(怒)。
私達の業界では、やはりと言っては何ですが大半の人間が若い頃に暴走族をかじっております(汗)。私のように一切暴走族経験が無いのは極稀なのです。全国的にも、40代前半までの業界人には当て嵌まる事だと思います。自分がやってなかった所為もあり、過敏にうるさく感じてしまうのかもしれませんね。
私には、ほぼ毎日のように顔を合わせる仲間が数人おります。皆それぞれが他団体の若い者です。組織は違えどやけに気が合い、いつの間にやら大の仲良しグループになってしまいました。歳は私が一番下で、あとは1コ上2コ上の者ばかりです。毎日のように会っている癖によく話す事があるものだと、皆で呆れております(笑)。彼らも皆、見事に暴走族出身者なのです(汗)。
先日、その仲間共と晩の10時位に街外れの居酒屋で飯を食っておりましたら、表通りを10台程の暴走族がタラタラと通り過ぎていきました。「うるせぇなぁ。」と舌打ちする者、目をキラつかせて「おぉっ!」と喜んでいる者、「おいおい捕まっちゃうぞ。」と軽く心配する者。それぞれがそれぞれの反応をしておりました・・・(汗)。
・・・って、「お前ら全員元族だろう。何だそのバラけた反応は・・・。」思わずツッコんでしまいました(笑)。
「いやぁ、自分で乗ってなきゃうるせぇし・・・」
「いやぁ、久々に乗りたいなぁなんて・・・」
「いやぁ、あんなにトロトロ走ったら捕まるだろ・・・」
そして、最後には皆口を揃えて「いやぁ、若いって良いなぁ~♪」
馬鹿ばっかりです(笑)。
この集まり、不思議な事に現在の組も違えば、過去の暴走族チームもバラバラであります。話の流れ的に「お前のチームとあの時モメた。」とか「お前のチームはショボかった。」だのと言った昔話に突入します。もう何十回も聞き飽きた話ばかりです・・・(汗)。
「よくまぁ、毎度毎度同じ話をできるもんだなぁ。楽しいのか?」と私が呆れ顔で言うと「お前はやってないからそんな事言うんだよぉ~♪」とニコニコしながら答えやがります。その度、イラッとします。奴らに言わせると、部活動のような青春の1ページなんだそうです。迷惑な青春であります(汗)。
今のクソガキ共も、青春の1ページとしてちゃんと楽しんでいるのでしょうか。ちょっと・・・、いやかなり人様に迷惑をかけているとは思いますが、その辺が気がかりです。私らがこんな事を心配するのは変だとは思いますが、ヤクザの小間使いのような事をやらされたり、薬の類を売らされていたりでは、せっかくの青春時代が台無しであります。どうなんでしょう・・・。
皆とつるんで喧嘩をしたり、馬鹿をやったり、確かにこの歳になると少し羨ましく思ったりもいたします。例え暴走族が始まりだとしても、その中で一生の友達をたくさん作って欲しいと思います。私の仲間は、いまだに良い友人をたくさん持っております。これはとても大切な事です。
悪ガキ共が、IT業界に参入する事はないでしょう。一流商社に就職する事もないでしょう。公務員になる者も、一般事務職に就く事も稀でしょう。バイクを降りる歳になれば、色々な現実が彼らを待ち受けている事でしょう。エリートと呼ばれる道に後ろ足で砂をかけた以上、若干厳しい道を歩んで行かなくてはいけません。
勉強に時間を取られても真面目にやってきた子達に比べれば、自由気ままに濃密な時間を過ごしてきた訳です。近い将来、必ずそのツケは回ってくるものです。だからこそ、今の時期に大切な友達を作るべきなんです。将来に渡って付き合える大事な友達が数多くいれば、過去にやった馬鹿な事も全て大切な思い出になるのです。馬鹿にも限度はございますが・・・。
ガキ共に今こんな話をしても、将来その時が来るまでピンとこないかもしれません。私共もこの歳になるまで、こんな事を考えたりしませんでした(汗)。数年前なら暴走族を見かける度に追いかけてブン殴ってやろうかな、ぐらいの事を考えていたのに、今ではこんな心配までしてしまいます。歳を取るのは不思議な事ですね。
暴走族は迷惑な事です。しかし、悪ガキ共には悪ガキなりの青春があります。人様から嫌われるだけではなく、沿道から応援してもらえるような暴走族になって欲しいものであります。昔はただのゴロツキ集団ではない『硬派』な暴走族ってのもありましたからね(笑)。そういうのを目指して欲しいものです。
随分と寛大な事を書いてしまいましたが、私の前を走っていたらやっつけます!
ライブドア元社長の堀江氏の裁判結果をニュースで見ました。
随分と※高い量刑が出ましたね・・・。
軽く驚いてしまいました。( ̄□ ̄;)!!
※私共の業界では、量刑を高いとか安いで表現します。なんか物の値段みたいですね。
私は、彼のファンではありませんし、応援もしておりません。先ず第一に顔が気に入りません。世間では憧れの眼差しで見ていた方も多いのでしょうが、いくら銭を持っていてヒルズに住んでるからといって、あの面じゃ憧れる気がいたしません。決して、不細工を貶(けな)している訳では無いのです。たとえ不細工であっても、男の面構えには色々と生き様的なものが現れる筈なのです。
堀江氏の表情を見ていると、どうにも信念的なものが感じられないのであります。あれだけ巨額なマネーゲームの中心にいた人物だという感じが全くと言って良い程しないのです。たとえ直接会った事が無くても、人間持っている雰囲気という物が画面からでも伝わるものなのですが・・・。
『こりゃあ、生徒会だな・・・。』
今回のライブドア事件を見ての正直な感想であります。
ちょっと勉強ができる活発な子供達が、生徒会の会議中にタバコを吸ってしまい、それが後日発覚したような感じに思えるのです。頭でっかちで世間知らずの僕ちゃん達が、誰が吸おうと言い出したとか、誰が一番先に吸っただとか、タバコを買ってきたのは誰だとか、そんな言い争いの類にしか見えないのです。
事件の中心の3人、堀江氏、宮内氏、熊谷氏、その他にも元役員のなんちゃらだ、元側近のかんちゃらだ、特別美人でもないのに美人広報だのが、次から次へと訳知り顔でインタビューに答えておりました。大体の人間が先ず「友人として、こう思います・・・。」みたいな話をするのですが、絶対に友人ではないだろ・・・と思うのです。
本物の友人ならいちいちインタビューに、ああでもねーこうでもねーなんて話はいたしません。言葉少なに「私は彼の言う事を信じています・・・。」としか言わないものであります。単に表面上仲良くしていただけの、薄っぺらい上っ面の付き合いなのでしょう。あれだけ銭に潤って、その程度の人間関係しか作れなかった事をとても可哀相に思います。
パクられた本人達も醜いものであります。「最初は全部庇(かば)う気だったが、あいつに反省の色が無いから全部喋る。」・・・、最低です。最初は庇う気だった・・・とか言わなければ、まだ何ぼかはマシなんですけどねぇ・・・。どんな能書きをたれても結果として、裏切りなのですから。
こんな程度の低い言い訳をする位なら「あいつの事、嫌いなんですよ。だから全部喋りますわ。」と言った方が、最初っから反目で潔が良いってもんです。最初から反目であれば裏切るもクソもありませんからね、その方がスッキリいたします。「奴の反省を促す為に・・・」なんて能書きには反吐が出ます。
部下が部下なら上司も上司、堀江氏も格好悪い事この上無い。良くも悪くもリーダーであるならば「全部、私が指示した事です。私以外に誰にも責任はございません。」と言うのが、筋でございます。それが言えないのであれば、一切黙秘をするのが長たる者の姿勢というものであります。
まぁまぁまぁ、格好悪い・・・。(-_-メ)
やった事がどうこうよりも、ここら辺が鼻について仕方がないのであります。良い事をした時も、悪い事をした時も、同じ釜の飯を食った者同士・・・なぁんて感覚は一切無いのでしょう。双方ともに、人として如何なもんかなぁ・・・と思います。
さてさて、人間の醜い部分の話はこの辺でやめておきます。肝心の裁判の結果なのですが、これまた少し異例で周囲の予想よりも重い刑罰に感じます。この手の初犯で、いきなり執行猶予無しの実刑判決なんて久しぶりに聞いた感じがいたします。同情するつもりは一切ありませんが、執行猶予付きが妥当であると思っています。
アメリカの法律では実刑25年位の量刑らしいのですが、あくまでここは日本であります。証券取引法違反で即実刑なんて、なかなかお目にかかれるものではございません。内容的に同じような事をしでかした日興証券と比較すると、あまりにも公平さを欠いているようで思わず首を傾げてしまいます。かたや即実刑、かたやお咎めなし・・・。明確な法整備も成されていないのが現状とは言え随分と曖昧なものです。
日興証券は400億、ライブドアがごまかしたのは53億、誰の目から見てもおかしな話であります。日興証券がお咎めなしって・・・、有り得ませんよね。ちなみに西武の堤義明氏はインサイダーで、懲役2年6月、罰金500万円、執行猶予4年の判決でした。村上ファンドの村上氏は、たぶんこの辺で落ち着く事でしょう。
テレビでの露出が多かったので、裁判所も変な気合いが入ってしまったのでしょう。簡単に世間の感情に流されやがって・・・、相変わらずいまいち信用できない機関であります。
大体にしてこのライブドア事件、被害者は誰なんでしょう。評論家どもは口を揃えて『一般投資家』と言います。株式市場や一般投資家といった言葉を使えばとても聞こえは良いものですが、私に言わせれば賭博場とバクチ打ちみたいなもんであります。競馬場で馬主の「今回うちの馬は絶対に勝つよ!」なんて台詞を真に受けて、皆がその馬券に銭を突っ込んだからといって、誰がその人達を被害者だと思うでしょう。被害者どころか、ただの阿呆でございます。
株式市場と競馬場を一緒にするな、と言う方も大勢いるでしょう。何が違うか説明できるもんなら、して頂きたいもんであります。そもそも株式というものは、充分な資金を用意できない起業家のために作られた支援的な意味合いを持ったシステムであります。才能ある経営者に資金を用意し、その代わり儲かった暁には配当金を下さいね・・・ってのが株式の本来の姿なのです。
昨日買った株を今日売って、いくら儲けただの損しただのって・・・そんな話がおかしいのです。今や世界中の株式市場は、本来の姿を見失いただのマネーゲームのフィールドと化しております。儲ける奴もいりゃぁ損する奴もいる、勝つか負けるかは時の運。いっその事、ビジネスだなんて調子こいた事を言ってないで、ドカンと大金でも賭けてモノポリーでもやって銭を取り合えば良いんです。
一般投資家もパチプロも雀ゴロも所詮はバクチ打ち、似たようなものであります。パチプロや雀ゴロは、負けたからと言って損害賠償の裁判を起こそうとはしないものです。退職金を突っ込もうが、コツコツ貯めた金を突っ込もうが、知った事ではありません。自分の馬鹿さ加減を反省するべきなのです。
バクチで負けて文句を言う位なら、最初からやらなきゃ良いんです。そんな事は日本人なら江戸時代から分っている話であります。間違って儲けた奴らは、誰も文句なんて言わんでしょう。バクチの負けはバクチで返せ・・・。バクチの話をしていたら止まらなくなってきたので、もうやめておきます(汗)。
何だか脱線してよく解らなくなってしまいましたが、最近の株式絡みの事件は聞けばあまりに不細工で悲しくなってまいります。パクられた奴の言い分も情け無ければ、被害者面の人間も情け無い・・・。どちらも単純に儲けようとしてやった結果なのですから・・・。
同じ釜の飯を食った人間は大切にしましょう。
バクチは負けるが華・・・と申します。
勝っても負けてもスカッと粋に笑いましょう。
こんなところでしょうか・・・(-_ゞ
先日、記事にした福島県矢祭町の根本町長が今期限りでの引退を表明いたしました。御歳、69歳だそうです。
長い間、本当にお疲れ様でした。<m(_ _)m>
「合併しない宣言」の福島・矢祭町長、引退表明(日本経済新聞)
矢祭町(Wikipedia)
ハゲリーマン様の記事
私は、つい最近のワイドショーで矢祭町の特集を見るまで、この町や町長の事を全く知りませんでした。興味を持ってからは、ネットで数多くのホームページや記事を読み漁りました。根本町長のとった行動は、まさしく『偉業』だと思うのです。ただただ、感服いたします。
前回は、私の思うリーダー像について語らせて頂きました。利益と負担の分配が大切だと申し上げました。過疎に悩む赤字財政の小さな町、当然分配のメインは『負担』と言う事になります。根本町長の分配は見事としか言い様がございませんでした。
夕張市の事を以前にお話した時、一番大きな責任の所在は『市長』『議員』『木っ端役人』と掲載させて頂きました。破綻の原因が、こいつらの所為なのですから、こいつらが誰よりも負担をカブるのが当然であります。しかしながら、この当然と言うべき行動を自らとった地方自治体は、殆ど無いというのが現状でしょう。
根本町長率いる矢祭町は、赤字財政をうやむやにごまかしてしまう為の『市町村合併』を拒否いたしました。それを期に、議員の定数削減、町の3役の減給、町職員の削減を次々と実行。
「職員が減って住民へのサービスが悪くなった。」と言われない為に、年中無休、さらには窓口業務の終業時間を18時半に延長したのです。
「議員も職員も税金から給料を貰って生活している。だから誰よりも働くのは当然の事だろう。私を捨て、公の僕であるべし。」これが町長の一貫した姿勢であります。町の職員には大きな負担になった事でしょう。しかし、職員達も町長の姿勢に習い、誇りを持ってそれを貫いております。負担を負うべき者が率先して行動をした、正しい姿がそこにある気がいたします。
信念を持って懸命に行動をすれば、人間同士気持ちは必ず伝わるものであります。町長や職員達の努力が通じ、町のどの施設にもボランティアの住民達が溢れております。公の僕として身を粉にして働く職員、自分達の町の為に頑張ってくれる職員達を手助けしようとする住民達。これこそが、人間たる者の社会ではないでしょうか。
根本町長が行った政策は、他にもたくさんございます。まぁ、この場ではキリがなくなるのでこの位にしておきます(汗)。
根本町長の功績は、財政的に自立を目指す立派な町・・・それはそれで素晴らしい事ですが、そんな事を言いたい訳ではございません。
行き交う人々が皆互いに挨拶を欠かさない素敵な町・・・、それが彼の創った町の姿であります。
素晴らしいリーダーであります!
根本良一町長、長い間本当にお疲れ様でした。<m(_ _)m>
最近やけにバタバタとした日々を過ごしておりましたが、本日は珍しく午後のワイドショーなんかを観る暇がございました。偽乳成金馬鹿姉妹のニュースが終わった後に、非常に興味深い特集をやっておりました。福島県は矢祭町(やまつり)という小さな町の名物町長と行政の取り組みについての特集であります。
昨日に続き爺さんネタであります(笑)。
福島県矢祭町といえば数年前に『市町村合併をしない!』宣言で有名になった町であります。ここの町長さん、根本良一さんという方ですが、最初にやった仕事は自分の給与の大幅カットでございます。本人曰く「こんな田舎で毎月70万も80万も貰っても使い道がないでしょう。そんなにいらんよ(笑)。」・・・素晴らしいですね。
一時期、この町長さんが体調を崩し任期半ばにして辞意を表明した事があったそうです。その際、役場に町民がドッと押し寄せ「頼むから、辞めないで欲しい!」と一騒動あったのだそうな。役場の外にまで人が溢れ大騒ぎだったそうであります。直後の記者会見で涙につまりながら「それでは行けるところまで行かせていただきます・・・。」、勿論駆けつけた町民は拍手喝采であります。
この矢祭町、町長の頑張りもあって財政破綻の危機に喘ぐ地方自治体の中では、唯一と言っても良いほどに借金を毎年減らしているそうであります。町の職員の数もグッと減らしたのにも関わらず、町民へのサービスは格段に上がっているのです。町役場は年中無休、しかも体の不自由な人達のために役場の方から出張サービスまであるそうです。しつこくなりますが、人数を減らしたのにです。
当然、役場の職員にしてみれば単純に労働が増える訳ですから堪ったもんじゃありません。しかし、インタビューに答える職員の顔にはそんな感はございませんでした。むしろ仕事に対する充実感や誇りを感じました。『私を捨て民のための僕(しもべ)、本来の公僕であるべし』という町長の理念が彼らにも浸透しているようであります。
今年の1月14日には町の図書館がオープンいたしました。通常図書館の設立には約10億円かかるところを、インターネットで書籍の寄付を募り約1億5千万で開館したそうです。今でも毎日本が山のように届いているらしいです。そして、寄付された本を開梱したり分類したりするのは全て町民のボランティアで行われております。
「我々が本気で町を何とかしたいという気持ちが伝わって、じゃあ俺も付き合うかという人が出てきたんじゃないかねぇ。税金で暮らしている俺達が一生懸命やらないで、町民の皆さん手伝って下さい・・・じゃあ話にならんもんねぇ。」なんて町長は笑顔で話しておりました。
その他にも町独自のクーポン券納税のシステム、企業の誘致、少子化対策、とにかくアイディアと行動力のある爺様であります。町長の権限で、ここまでの事ができるとは思っておりませんでした。
驚きであります。
この特集が偽乳おげれつ姉妹の後じゃなければ、もっと素晴らしかったんですけどねぇ・・・。本当はゴールデンタイムに時間をかけて放送するべき内容だと思います。まぁ、使えないメディアの連中がこの特集を放送したというだけでも上出来とするべきでしょう。
こんな町長が世の中に何人もいるとは思いませんが、まだまだ日本も捨てたもんではないなという気がいたします。
最後に・・・、この町長いつも『町長たる証』のバッヂをしていません。「何でバッヂをしないんですか?」と言う問いに「そんなもん必要ねえべ!(爆)」と答えたそうです。
根本良一さん、あの爺様は最高の男であります!
日本時間で2月19日の午前中、NBAのオールスターゲームが開催されました。NBAとはアメリカのメジャースポーツの一つ【バスケットボール】、ナショナル・バスケットボール・アソシエーションの略であります。
私は、スポーツ観戦の中でNBAが一番好きなのです!
NBAファンにとって今日は一年に一度の特別な日であります。
私自身は、バスケットボールの経験は殆どございません。学校の授業で数時間やった程度であります。そんな私が観てもNBAは実に面白い!とにかく凄いんです。2メートルもある選手達が物凄いスピードで走って、さらに飛ぶんです。騙されたと思って一度観て下さい。ルールなんて知らなくても充分楽しむ事ができる筈です。
不思議な事に日本のリーグや世界選手権、オリンピック等では観戦してそれほど面白いスポーツでは無いのです。(好きな方がいたら、ごめんなさい。)【NBA】だけは別格であります。NBAを全く知らない人でも、マイケル・ジョーダンの名前位は聞いた事があると思います。
私が、初めてNBAを観たのは17歳の頃だったと思います。当時私は空手をやっておりまして、流派違いの友人がその年のオールスターゲームのビデオを持ってきてくれたのです。格闘馬鹿だった私は【熊殺し】の異名を持つウィリー・ウィリアムスという黒人が人類で最強だと真剣に思っておりました(笑)。ウィリーも2メートルの大男であります。
ところが友人の持って来たビデオを観ると、どうみてもウィリーよりも身体能力が高くて強そうな連中が、走って飛んで大暴れであります。信じられませんでした・・・。どうしてこんな化け物並みの凄い連中が【玉入れ】なんかを真剣にやっているのだろう・・・、そう思いました。しかし、疑問はすぐに解決いたしました。年俸も化け物並だからであります(笑)。
当時のNBAプレイヤーの最低年俸は24万ドルだったそうです。1ドル100円としても2400万円です。補欠の誰も知らない選手の年俸がそれであります。○億円プレイヤーなんて普通の事なのです(汗)。アメリカの4大スポーツ、野球、バスケ、フットボール、アイスホッケーは皆同様に高給を配しているようです。だからこそ、とんでもない選手達が集まってくるのでしょう。
ことNBAに関しては若干世界基準とはルールが違うのです。世界共通のルールでは20分ハーフの前後半制ですが、NBAでは12分ごとの4クォーター制です。3点シュートのラインは約1メートルも遠く、一度の攻撃に使える時間は6秒も短いのです(世界共通ルールは30秒)。これは攻守の展開をスピードアップして観客を楽しませる為に改善されたルールであります。まだまだ細かい相違点はあるのですがやめておきます・・・。
あと非常に面白いのはドラフトのシステムであります。
ちょっと複雑な部分はあるのですが、簡単に言うと成績の悪かったチームから選手を獲得する事ができるのです。なんと、基本的に選手には拒否する権利がありません。
日本の野球界とは違い「12球団の中で日本ハムにだけは行きたくなかったので進学します。」なんてクソ生意気な口はきけないのです。
あのガキめ・・・(怒)。(-_-メ)
これがどういう事かと申しますと、弱弱なチームが数年後には強豪チームに生まれ変わる可能性が高くなるのです。日本ハムや千葉ロッテのように20年も30年も待たなくても強くなれるのです。金が有れば一流選手を集められる、といった不公平を解消するために作られたシステムであります。
日本の野球で言えば『読売ジャイアンツ』ですね。
日本ハムから小笠原を金で引き抜きやがって・・・(怒)。
あのジジイめ・・・(怒)。(-_-メ)
このドラフトシステムは本当に素晴らしい。選手からの逆指名なんぞ最初から存在しませんし、どうしても違うチームでプレーしたいのならば、数年間プレーした後にトレードを希望すれば良いのです。トレードとなれば確実な戦力と交換できる事になるので、放出したチームも損はいたしません。今思えばマイケル・ジョーダンが入団した頃、シカゴ・ブルズは鼻クソのような弱小チームでした。
このようにアメリカのメジャースポーツは、観る者や応援する者を第一に考え作られています。映画や音楽でもそうですが、ことエンターテイメントに於いてはヤンキー共の感覚に感心いたします。一部の上流階級の馬鹿共がテングになってさえいなければ良い民族だと思うのですが・・・。
まぁ、とりあえず【NBA】は良い!
オールスターゲームの興奮がまだ冷めやりません(笑)。いつの日かオールスターゲームとNBAファイナル(決勝戦)を現地で観るのが夢であります。
ちなみに私は【ユタ・ジャズ】という微妙なチームの熱狂的なファンであります(照)。
今回、興味の無い方には申し訳ありませんでした・・・m(_ _)m