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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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近年、問題になっている社会格差やワーキング・プアに絡むお話です。


以前、軽く触れた事もございますが、私は高校生の頃から歳をごまかして繁華街で働いておりました。16歳の現役高校生が正社員として働いていたのです。何ともいい加減な時代だったのであります。

その当時の給料は基本給が15万円、何の手当ても無い上にクリーニング代の6千円を引かれ、手取りは14万4千円でした。あまりにも簡単な計算なので、未だにハッキリと覚えております・・・。

夕方の4時に店に入り、終るのは朝5時近く、一日13時間の労働です。ナイトクラブのウェイターは、建築作業員よりもキツい重労働なのです。トレンチ(銀のお盆)の上に、ガラス瓶のミネラルウォーターを16本乗せて、ずっと走り回っているようなものなのです。

世間を知らないガキだから勤まったようなもので、私よりもずっと年上の新入りは皆1週間ももたずにヤメて行きました。中には休憩時間にタバコを買いに行ったまま行方をくらませる者までおりました・・・。今思えば、とんでもない職場であります・・・(汗)。

出勤は地下鉄、帰りはタクシー、交通費だけでも3万以上かかってしまいます。実質、10万程度で働いていた事になります。高校生に10万は大きい額ですが、大人が一人で暮らしていこうと思えば冗談では済まされない収入であります。新人が次々ヤメて行くのも納得ができるというものです。

30代後半のマネージャーが19万、40半ばの店長が25万の手取りだったそうです。時はバブルの真最中、今になって考えると本当にとんでもない会社であります・・・。しかし、水商売の男なんて当時はどこもそんなもんだったのです。私共にも大きな違和感はございませんでした。


社会情勢の所為なのか、無謀と言えるほどに若かった所為なのか、それとも単に馬鹿だった所為なのか・・・。いつも漠然と大きな希望を持っておりました。矢沢永吉の『成り上がり』なんて本も中学の時に読んでいましたし、少なからず影響は受けていたのかもしれません。

表現しづらいのですが「今に見てろよ!一発当ててやるぜ!」というような事ばかり考えて暮らしておりました。やはり、世間知らずの阿呆だったのかもしれません・・・(笑)。しかしながら、格好の良い言い方をすれば、夢も希望もあった訳であります。


現在、問題になっている『ワーキング・プア』。
何か英語で誤魔化されている気がして仕方がないのですが、要するに貧困層という事であります。私らがまだガキの頃の低所得者層とは、少し意味合いが違うと考えております。何が違うのかと申しますと、今のワーキング・プアと呼ばれる人達は、夢や希望すら持てない状況だからであります。

私は、両親の努力のお陰で何不自由の無い家庭で育ちました。しかし育った地域は、格安な市営団地を抱えたいわゆる低所得者層が多い所でした。片親や生活保護の家庭が普通に存在し、私らもそれらの事を意識した事はありませんでした。私らの地域では、当たり前の事だったのです。

愛する地元を悪くは言いたくありませんが、極端な言い方をすると小規模なスラムであります。そんなガラの悪い地域でしたが、今時のような疲弊感というものを感じた覚えは一切無いのです。それどころか近所仲が良く、笑顔が溢れていた気がします。

誰もが懸命に働く事に疑問を持っておりませんでした。いつかは金持ちになってやろうとか、きらびやかな暮らしに対しての羨望とかが希薄だったという事なのでしょう。精神論になってしまいますが、現在セレブとか呼ばれている成金が美徳とされていなかったんですね。

銭に対して極端な欲を持っていないワケですから、現在の自分達の暮らしを悲観する理由も無いワケです。物が無い時代に育った人達は、当時でも便利で快適に感じていたのでしょうね。貧乏だと言っても、住む所もあれば、風呂もあり、TVも冷蔵庫も洗濯機もビデオも揃ってるんですから。

問題は、我々の世代にあるのかもしれません。物に恵まれ育った私ら世代は、銭の有る無しで良し悪しを決めてしまいがちです。儲かる仕事は良い仕事、稼げない仕事は悪い仕事。汚れる仕事は格好悪い、スーツを着てシュッとしてるのが格好良い仕事。こんな感じです。

拝金主義という表現をお借りしますが、この拝金主義こそが全てを歪めてしまった根源であると考えております。そして、分配の仕方が大きく間違っているのです。どこの何様が何と言おうとも、物を作り出す現場の人間に一番多く分配するのが正しい事なのです。


以前にも触れた事があると思いますが、私は現場至上主義であります。家を実際に建てた大工よりも、家を売った営業マンの方が多く配当を貰えるという事に我慢がなりません。作った人に一番配当を与えるのが正しい事だと信じております。

これは、全ての事に当て嵌まる事だと思うのです。作る人がいて、現場の人間がいて、はじめて売る事ができるんです。海外に製造を全て依存して、日本国民は全員でそれを売るというのなら話は別ですが・・・。そんな事ぁ、あるワケがありません。

資本主義の原則には反するかもしれませんが、労働者ってものをもっともっと大切にするべきなんです。真面目にこつこつ働いていれば、40~50代には小さくても家が持てる位が理想的ですね。そうじゃなければいけません・・・。


最近は・・・、いや最近ではないのかもしれませんが、実体の定かで無い物事に銭の流れが集中していると思うのです。言い出しゃキリがないのですが、人材派遣だの、株屋だの・・・。人材派遣については、私らも似たような事をしておりますが、現場の人間を第一に考えております。

人材派遣は、所詮ピンハネ業であります。現場の労働ありきの話なんですから、会社が潤うほどハネちゃあいけないのです。派遣会社の社員が、社会保険やらボーナスを保証されていて、派遣される子らがワーキング・プアになるのでは、意味が解からんでしょう。

腐れ銀行共だって、派遣会社の社員にはローンを通しますが、現場の子らには通しません。これじゃあ、鵜飼いと鵜の関係ですよ。とてもじゃないが、まともじゃありません・・・。これが、まかり通っているのだから恐ろしい世の中です。

コムスンを代表とした介護業界もそうであります。現場で働くヘルパーが、大変な思いをして働いた銭をガッツリとハネるのですから。それで会社を上場して、株を回して更に銭を作るんです。虚の部分に銭が集中して、実の部分である現場には還元される事が無いんです。

これは、コムスンだけの問題ではありません。介護業界の大半は似たような事になっております。人材派遣だって同じ事、グッドウィルが叩かれておりますが、大手の派遣会社は皆似たようなものなんです。働く人間を、魚を取って来るだけの鵜だと思っているのです。

株屋の連中なんて、その存在自体が虚みたいなものでしょう。銭をあっちこっちに動かすだけで、何も生み出してはいないのです。この人なら良い物を生産できる、この人なら良い会社を運営できる、だから資本を融通しましょう。ってぇのが、本来の投資って物なのです。昨日買った株を今日売って、なんてぇのは本来の目的から全然外れているんです。

投資家だの、マネートレーダーだのって気取った呼び方をされていますが、何を生み出す事も無い、世の中には必要の無い連中なんです。ヤツらがいなくても誰も困りませんが、労働者がいなくなったら社会は機能しないんです。どちらに重きを置くかなんて、考えるまでもございません。

社会に対する暴言と思われるかもしれませんが、TVのCMに流れている会社の大半が怪しいものなんです。保険会社、自動車会社、金融会社、IT関連・・・etc。CMをやめたからって極端に売り上げが下がる事が無い会社が多いんです。

TVのCMで見たからって言って、アイフルに金を借りに行くヤツがいますか? 同じくCMを見たからって、トラックを買う運送屋がいますか? CMなんて見なくても銭に困ったヤツは金貸しの所に行くんです。運送屋はあれこれと性能の情報を調べてトラックを買うんです。CMなんて関係無いんです。ただ宣伝費として余剰利益を削りたいだけでしょう。余剰利益なんて出す位なら、社員に還元すりゃ良いんです。

有名タレントに高いギャラ払って、何億ものCM料を払って、また何も生み出さない側に銭が流れていくワケです。TVを筆頭にメディアというものは、正しく使えばもの凄く社会の役に立ちますが、現状ではマイナスの部分の方が多く感じます。労働者に払うべき金が、また虚の部分に流れ込むのです。

農家より農協の方が、漁師より漁協の方が、酪農家より乳製品業者の方が、職人よりも営業の方が、町工場より木っ端役人の方が・・・etc。多くの場合において、人のふんどしで相撲をとっている連中の方が銭を稼いでいるワケです。

全ての歯車がおかしくなっております・・・


私は、ワーキング・プアについて、最近まで大きな勘違いをしておりました。銭にならない仕事にしがみついていないで、とっとと転職すりゃいいだろう・・・と思っていたのです。銭にならん仕事を捨てて、サクッと転職しないのが悪い。転職できないのは能力が足りないからだ。そんな風に思っていました。

これは、私の昔の経験を踏まえた上での考えです。私は、根が不真面目だった為に、銭になる方に流されて生きてきましたから・・・。真面目に一つの仕事に打ち込んでる人の気持ちが見えていなかったのです。

転職しようにも条件の良い仕事は年齢でハネられ、就職活動をしようにも寝る間も無く働いて、今の仕事をヤメるにしても蓄えなんて無いので明日からの生活にすら困る。抜け出すのも生易しい事ではありません。

それでも何とかして、今現在ワーキング・プアと呼ばれている方々が、転職して今の生活を抜け出せたとしても、またその抜けたポジションに誰かが入る事になるワケです。延々とそのポジションに誰かがハマり、このままでは永遠に解決する事なんてできないのです。

そんな現状を余儀無くされて、TVで成金共の浮かれた生活を見たら、やってられませんよ。将来に希望を持つどころか、絶望しか見えなくなります。これじゃあ、イカんのです・・・。浮かれたバカの将来が暗いのならともかく、真面目な人達がこんな目に遭うようじゃ、健全な社会とは言えません。


マネーゲームの虚の世界、実である現場の世界・・・
どうやれば正常になるかに悩んでいます。政治が悪いというのは簡単なのですが、どこをどう治せば良いのやら・・・。


先ずは自分の周りの小さな範囲で、自分に関わる者を潤わせていくのが正解なのかもしれません・・・。


しかしねぇ・・・、それじゃあイカんのですよねぇ・・・

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あけましておめでとうございます。m(__)m


旧年中は、心温まるコメントを数多くいただき誠にありがとうございました。

本年も何卒宜しくお願いいたします。

今年は、こちらにも力を入れるつもりでおります…(汗)

皆様に幸せな一年になりますように…


2008年元旦

ビックリする位に、こちらのブログをサボっております。
折角見に来て下さる方々、大変申し訳ございません。m(__)m

一応、サラッと言い訳をさせていただくと、こちらのブログで書きたい事を考えると、言葉が溢れて止まらなくなってしまうのです。そう、一つの題材について物凄く文章が長くなり、ダラダラと言いたい事を書いている間にワケが解からなくなってしまうのです…

十数本の記事が書きかけのまま眠っております…
年が明けましたら、スッキリと頭の中を整理しアップしていきたいと考えております。


あと数時間で2007も幕を閉じます…
今年は、パクられた事を筆頭に浮き沈みの多い一年でした。
来年は、心穏やかに静かに暮らしたいものであります。


それでは皆様、良いお年を! m(__)m

飯の話に突入いたします。
先ずは順番で、留置場の飯のお話です。

法に背いて捕まったというのに、何故か3度3度の飯を与えられます。冤罪の人や無罪の人も混ざっている可能性があるのですから、やはり3食出さなきゃ問題がある訳であります。娑婆じゃ1日3食なんて生活をした事がございません・・・(汗)。


留置場では、3食全て仕出弁当でした。これがまた、思いの他立派な弁当なのであります。1食の単価は399円。品数の多いおかずと、たっぷりご飯の2段弁当です。おまけに毎食、
アツアツのみそ汁まで付いております。よくもまぁ400円ぽっちで、ここまでの物を出せるもんだなぁ・・・、といつも感心しておりました。企業努力の賜物です。

3食ともに同じサイズの弁当ですから、当然朝飯も同じ量であります。普段から朝飯を食う習慣が無いので、結構ツラい・・・。しかも、あの量・・・(汗)。ただで食わせてもらっているので、文句を言うつもりは更々ございませんが、もっと少なくても充分だと思います。

普通の成人男性が、あの飯を毎食完食していたら、確実に太り続ける事でしょう。とにかく、少しやり過ぎであります。コンビニ弁当よりも立派ですし、味も良かったりします。こんな所で出る飯が美味かったなんて、初めてであります(汗)。

さすがに全ての施設で・・・、という訳ではないようです。各々の署で取引業者が違うらしいので、とりあえずこの施設は当たり・・・という事なのでしょう。せっかく3食美味い飯を出してくれたのですが、いつも半分残しておりました。なんせ狭い檻の中で、カロリーなんざ全然消費しない訳ですから・・・(汗)。

弁当自体には何の不満もございませんでしたが、1ヶ月も過ぎてくると色々と食べたい物が頭に浮かぶようになるものです。これと言って、すごい物を食べたくなる訳ではありません。パンや麺などの、ごくごく普通の物を食いたくなるのです。弁当の端っこに、スパゲティーや焼きそばが入っていたりはしますが、それじゃあダメなんです。おかずではなく、食事としての麺を食いたいんです。ラーメンとか蕎麦とか・・・、ハンバーガーとかカレーパンとか・・・。

食えないと思えば思うほど、頭の中に強くイメージが膨らむものであります・・・(怒)。しかも、他愛も無い物ばかりです。
「飯食いに行こうぜ!何食いたい?」
「パン・・・」
普段じゃありえない会話です・・・。


ラーメン、冷やしラーメン、ざるそば、ハンバーガー、ツナサンド、カレーパン、納豆、カレーライス、寿司、タコ焼き、アイスクリーム、ウーロン茶、ミンティア・・・etc。
檻の中で食いたくなった物です・・・(汗)。


悪い事はするもんじゃありません・・・


娑婆じゃ簡単に食える物ばかりです・・・

居酒屋の開店祝いに行ってまいりました。
その居酒屋をオープンしたのは、私よりも十ほど下で数年前から可愛がってきたボウズであります。技量的にも精神的にも少し早い独立ではございますが、若くして独立する彼を誇らしくさえ思えます。

もう6年ほど前になりますか、私が当時毎晩飯を食っていた居酒屋に「年下の彼氏ができましたぁ♪」と言って、若いホステスが連れてきたのが彼だったのであります。昔から、悪い男に引っ掛かって相談に来るホステスには「次に新しい男ができたら、先ず俺に見せに来い。良い男か悪い男か、こっそり教えてやるから!」と言っていたのです。今でも彼氏を見せに来る娘がたくさんおります・・・(汗)。

「いつもお世話になってるお兄ちゃんみたいな人なの♪」
男どもには、こう言っておくように伝えてあります。たとえそんな前情報が伝えられたとしていても、いきなりヤクザ者の前に連れて行かれるんですから、彼氏連中にすれば堪ったもんじゃありません(笑)。

ホステスというのは、世間様の偏見も未だ強く、どうしても軽視されてしまう職業です。群がってくる男達も有象無象、如何せんタチの悪い男が多いのであります。騙されて泣く目に遭うのは、繁華街では日常茶飯事なのであります・・・。

突然連れてこられた可哀相な男達も、色々な反応を示します。ビビッて下ばかり見ている者、こちらに質問ばかりしてくる者、10年も前から知り合いのような顔をしてペラペラと馴れ馴れしい大馬鹿者、様々でございます。その反応も含めて小1時間も話をすれば、大体その男の持っている本質というのが見えてくるものであります。

今回、居酒屋をオープンしたボウズが、初めて彼女に連れられてやって来た時の事を未だに覚えております。二十歳そこそこの小僧でしたが、ビビリながらもちゃんと目を見て「はじめまして、○○と申します。」と丁寧に挨拶のできる男でした。なかなか好印象であります。

仕事は私らもしょっちゅう行く店の料理人、将来は独立して自分の店を持ちたいと言っておりました。口だけの小僧は掃いて捨てる程おりますが、この子の目にはしっかりとしたものが窺えました。今時の若い者にしては珍しい・・・、そう思ったのであります。

ビールを呑みながら30分ほど雑談をして、彼がトイレに立ちました。その間に「よしっ!結婚しちまえっ!これは逃がしちゃいかんぞ!」と彼女に言いました(笑)。いきなり、それはありませんよね・・・。彼女も爆笑しておりました。彼氏が戻った時に「仲良く、大切にしてやってくれな。この娘泣かしたらタダじゃおかんぞ(笑)」と言っておきました。

その2ヶ月後に妊娠、無事に赤ちゃんが生まれてから即結婚式、という運びになりました。私も正直ビックリであります(笑)。もちろん、私が言った一言でこうなった訳ではないと思います。良い縁があった、そういう事なのでしょう。

料理人というものは、ちょいちょい店を転々とするものでございます。勤めている店をヤメようとする度に私のトコに相談に来ましてね、私もその都度新しい就職先を世話しておりました。自分で店をやりたいと相談してきたのは、私が拘置所から戻ってすぐの事であります。

商売の事にしろ、恋愛の事にしろ、その人にとって重大な決め事だと判断した場合、私は素直に背中を押すといった事はいたしません。何本かの道を示して、その上で本人の提案に強く反対する事にしております。なぜかというと、他人の反対を押し切ってまで自分の意志を貫こう、これが自分の道なんだ、という自覚を強く持って事に臨んで欲しいからなのです。

周りが簡単に賛成してしまうと、少しでもウマくいかない時に、ついつい他人の所為にしてしまうのです。あの時、賛成してくれたのに全然店に来てくれない。みんなの口車に乗ってしまった。誰も助けてくれない、やはり所詮は他人なんだ。なんて事を言い出すのが、世の常であります。人間はこういった弱い部分を、誰もが持っているものなんです。

周囲の反対を押し切ってまで自分で店をやったんだ、だから自分だけで頑張って行くしかないんだ、ガツンと成功してあの時に反対した奴らを見返してやる。その位の心意気を持って欲しいのであります。そして、その位の心意気が無ければ、商売なんてできないのであります。

彼は私の反対を押し切って、国から銭を借りて居酒屋をオープンいたしました。子供の名付け親である私に逆らってまで・・・。なかなかどうして、気概のある良い男であります。商売の先行きは、まだまだわかりませんが、とりあえず第一関門はクリアーです。店を持ってしまった以上、私も助力は惜しみません(笑)。繁盛を祈っております。

今回の経緯については、裏で嫁と私が何度も連絡を取り合い、色々と想定した中での本命のパターンで納まった事なのです。私らが、こうなる事を予想していたのを知らないのは彼だけなのです(笑)。何も知らない彼は、熱く仕事に燃えている事でしょう(笑)。頑張れよ、父さんっ!


しかしまぁ、立派になったものです。
前途明るい若い者を見ると、こう胸が空く思いがいたします。


ジジイみたいですね・・・(-_-;)

拘置所は、裁判による判決を待つ人間が入る施設であります。
留置場は警察の管轄ですが、拘置所は刑務所の管轄なのです。
ここでの規則は、監獄法という法律で定められております。

拘置所では、基本的には労役の義務がございません。裁判の結果如何では、無罪放免になる人間や、執行猶予付きの人間も収監されていますので、むやみに働かせる訳にはいきません。労働作業が無いぶん、強烈に暇であります。何かしらの作業があった方が、時間が経つのも早く、気が紛れるというものです。


独居房の広さは、3畳+1畳(洗面台と便所)。居住部分の3畳に、小さな文机、衣装箱、布団が1組。洗面台の方に、バケツ2個、雑巾2枚、ホウキとチリトリが備えられております。洗面台の横に小さな整理棚が据え付けてあり、そこに箸や湯呑、石鹸、歯磨き粉、ポット、ちり紙、調味料、間食類、等々を置かなければなりません。

差し入れやら、物品購入やらで、物が増えるとすぐに置ききれなくなってしまいます。着替えや、菓子、本、文房具などは、全て衣装箱の中にしまいます。昔はこんな立派な衣装箱(立派と言っても押し入れ用の引出式プラケース)などは無く、銭湯の脱衣カゴみたいなのが1人に1つずつ与えられただけでした。

昔は下着や服なども数に制限があったのですが、最近は衣装箱に収りさえすれば数に制限は無いようです。監獄法が改正になって、少しだけ融通が利くようになったのでしょう。


拘置所では、物品購入が可能で、色々な生活用品や食料品を注文する事ができます。結構品数が豊富で、文房具だけでも約50品目が用意されております。ちなみに、Tシャツやらパンツやらの衣装類も約50品目。

その中で、一番高かったのは《メリヤス(茶)A、LL、¥4850》、2位が《メリヤス(茶)A、L、¥4060》、上位はメリヤスが占めておりました。このメリヤスという物、若い方は聞きなれないと思いますが、ちょっと厚手の肌着の事でございます。これは刑務所の懲役さんが冬場に着るための物です。拘置所で買う奴は、ほとんどおりません。

他に高額商品といえば《電気カミソリ、ナショナル(電池別売り)¥3900》、《そろばん¥3000》、こんなトコでしょうか。最も安かったのは《鉛筆キャップ¥10》でした。《万年筆スペアインク¥35》《鉛筆¥45》《鉛筆削り¥45》《つまようじ¥60》他にも様々な物があるのですが、どれもそこそこ良心的な値段がつけられておりました。

食料品においては、何と100品目の中から注文できるのです。こちらの高額商品は何気に微妙であります。何種類か果物があるのですが、こいつらの値段は《時価》・・・(汗)。まぁ、ここら辺は無視いたしまして、堂々の1位は? な、何と《仁丹¥355》・・・。今まで《仁丹》は薬屋で買う物だと思ってました・・・。っていうか、まだ売っていたんですね(笑)。

《仁丹》に続くのが、《一口ようかん¥280》《カスタードケーキ¥280》。菓子だけでも約30種類、カップ麺や菓子パン、缶詰類、調味料、酒のツマミ的な物まで買う事ができるのです。味付け海苔やフリカケ、梅干、キムチ等は、麦シャリを食うためには心強い味方であります(笑)。

晩飯が夕方の4時過ぎで、朝飯が朝8時位ですから、ついつい小腹がすいてしまうのです。嫌がらせのようなスケジュールであります・・・。
(※麦シャリ・・・麦めしの事。米7:麦3の割合です。)

こうして檻の中でも、ある程度の買い物ができるのであります。昔よりも品数が増えた事にも驚きましたが、もっと驚いた事が有ります。買い物の注文には『願箋(がんせん)』と呼ばれる書類を使うのですが、勝ち馬投票券のようなマークシート式になっておりました。進化しているなぁ・・・、そんな気がいたしました。

《仁丹》には後ほど随分と助けられる事になるのですが、そのお話はまた今度に・・・。


全く話は違うのですが、房内の壁にはカレンダーが貼られております。そのカレンダーには『矯正協会(きょうせいきょうかい)』と印刷されています。住所も電話番号も印刷されておらず、ただ矯正協会とだけ・・・。恐らくインチキな何チャラ法人とか、何チャラ財団なんでしょう。天下りの匂いがプンプンといたします・・・。

きっと、こんなショボいカレンダーを関連施設に高額で納入して稼いでるんでしょうねぇ・・・

汚ぇなぁ・・・ (-_-メ)

拘置所での事を書きます。
ここでの私は、未決被収容者という立場であります。
要するに裁判の結果待ちの人間という事です。

先ずは、1日の流れをお教えします。

AM7:30に起床、10分後に朝点検。
結構、遅い朝です。これは、同じ敷地内にある刑務所と関係があるのです。刑務所の起床は6:30、拘置所よりも1時間早いんです。拘置所には『掃夫』という、舎房の雑務係がおります。この人達、実はお隣の囚人なのです。労働として拘置所の『掃夫』を担当している事になります。拘置所では、ほとんどの雑務が掃夫の手によって行われます。だから、彼らが朝飯を終えて出勤してくる時間が、拘置所の起床時間になるのです。起きたら先ず布団をたたみ、常備してあるホウキと雑巾で室内を掃除します。

朝点検とは、それぞれの房の外(廊下)から、中の人員、並びに起床を確認する作業であります。私は独居ですので、外から刑務官が「○○号室1名!」と声をかけます。自分に与えられた番号(称呼番号という)で「○○番!」と答えるのです。これを全室繰り返して、朝の点検は終了です。

各舎房で一斉に点検が行われるのですが、それなりに多くの被収容者がいますので、拘置所全体での点検に10分ほどかかります。朝点検が終るとすぐに朝食の時間となります。食事の事は、違う回で詳しく説明したいと思います。

朝飯が終わり一段落すると、あとは自由時間みたいなものであります。平日の午前中には、運動か入浴のどちらかが必ずあります。どちらかですので、両方が行われる事はありません。土日は免業日と呼ばれ、房から出る事はありません。

運動は30分間、屋上にある独居者用の運動場で行います。約2m×10m位に細かく区切られたスペースがあり、その入口には当然頑丈な鉄格子。屋根は無いのですが、代わりに上にも鉄格子が張り巡らされております。気持ちの良い快晴の空も、鉄格子越しに見上げなければなりません。無粋ですねぇ…(汗)。

この運動は、各々房の単位で行われます。私は独居ですので、この時間も独りであります。30分間、独りで狭いスペースをフラフラと歩き回ったり、柔軟体操をしてみたりと…。まぁ、ヒマを持て余す訳ですが、3畳の独房にいるよりは気分が良いといった感じであります。

入浴は季節によって回数が違うようです。夏場は週3回、冬場は週2回、入浴時間は15分であります。独居は一人ずつ、雑居は2人ずつで行われます。風呂場の入口で称呼番号を言うと、自分の番号が書いてあるT字カミソリを貸してくれます。使い回しをすると肝炎などの病気がうつる可能性があるので、各個人に割り当てられています。

運動後や入浴後には速やかに房に戻り、読書をするなり、書き物をするなり…。房の中では基本的には自由なのですが、横になる事だけは許されておりません。留置場と違い、拘置所は刑務所の管轄であります。拘置所にいるという事は、すでにペナルティとしてカウントされているので、あまりダラダラと生活する事はゆるされていないのです。とは言いましても、それ程厳しいわけでもございません・・・。

AM11:40に、少し早いですが昼食。
その後、12時から13時まではラジオが流れ、『午睡(ごすい)』と呼ばれる昼寝の時間となります。この時間は横になっても構いません。なんと、照明も暗くなります(笑)。

PM1:00からは、また自由時間であります。起きていなければなりませんので、必然的に読書か書き物となります。雑居房(5人部屋)であれば、将棋や囲碁をする事も出来ます。大声を出さなければ、雑談も出来ます。独居は退屈との闘いなんです・・・。

昼食後の1時間と夕方16時以降は、ラジオ放送が各房に流れます。選局はできません。しかし、人気調査に基づいて番組を決めているらしく、それなりに良い番組ばかりでした。夕方は地元の人気AM、夜はFMが多かったようです。房内では、時間がわかりませんので、ラジオはかなり重要であります。

PM4:20には、もう夕食です。
たいして腹も減っていないのに、決った時間には食事孔から飯を入れられる・・・。狭い房で毎日、毎日・・・。なんか、飼われている気分になります。これがブタ小屋と呼ばれる所以であります。

PM5:00、夕点検。
朝との違いは、各房のドアを開ける事。ドアをガチャっと開けて「○○号室1名!」、これを受けて「○○番!」。施錠を確認して点検終了。ここからは、本当の自由時間であります。布団を敷いて寝てもOK、ゴロ寝で読書も許されるのです。もちろん、そのまま就寝しても構いません。

PM9:00、消灯。
ラジオ放送も終わり、消灯となります。消灯と言っても照明が薄暗くなる程度で、夜通し本を読む事も可能な位の明るさです。本を読んでいるのを見つかると怒られますが・・・。何回も見つかると懲罰の対象になります・・・(汗)。

看守が夜通し見回りをするので、房内を監視できる程度の明るさが保たれる訳です。暗くなければ眠れない人には最悪ですね(笑)。

土日の免業日には、運動も入浴も面会も無し・・・。房から出る事はありません。ラジオが朝9時から消灯まで流れています。


これが、拘置所での1日であります。

11月は、繁華街のプチお祝いラッシュなのです。
周年やら、新規オープンやら…
2月、6月、11月に特に多いんですよ。

この時期、繁華街は超ヒマであります。
だから、周年のイベントでツライ時期を乗り越える為に、敢えて2・6・11を選んでオープンする店が多いというワケです。

この度、皆様のお陰で○周年を迎えることができました。11月××日~△△日の3日間は、感謝を込めて3000円飲み放題とします。是非とも足をお運び下さい。 スタッフ一同


なんてハガキが届くんです。不幸の手紙です・・・。まぁ、付き合いの度合いにも寄るのでしょうが、熨斗(のし)を付けてビールか焼酎を1箱送るのが通例となっております。お祝いを頂いた店は熨斗を壁に張り出すのが、これまた通例になっています。この熨斗の数がステータスでありまして、店の評価に繋がります。

「あの店、熨斗多かったなぁ。力あるなぁ!」って具合です。逆に熨斗が少ないと「あそこも、もう長く持たないんじゃねぇ・・・」なんて言われたりします。店同士が張り合うのは勝手ですが、バンバン葉書きを出される方は堪ったもんじゃありません・・・。

今時は、50箱も届けば、まぁボチボチと言った感じです。1箱4千円位で酒屋に引き取らせても、約20万円。この暇な時期には、良い臨時収入であります。昔は周年で、ご祝儀も含めて100万稼ぐ店も結構あったのですが、最近はこんなもんです。


私も今月に入ってから20軒近く、お祝いを出しております。


本当に、いい加減してほしいと思っております。(-_-メ)

私の裁判が無事(?)終了いたしました。
長~い執行猶予がつきました・・・
なるべく、静かに暮らそうと思っています・・・
たくさんのご心配、本当にありがとうございました。m(_ _)m


そろそろ、中で書いた文章を載せようと思っていたんですが、ニュースを見て気になった事があったので先にそちらを・・・。
気になったニュースとは『薬害』の事であります。

昨日、初めて和解勧告が出され、舛添厚労相と原告団が対面を果たしました。舛添さんは、対面の場に満面の笑顔で片手を上げて現れました。対面の内容が内容だけに、ちょっと不謹慎でした。しかし、気持ちも良く解かります。大臣としては、やっと国に責任を認めさせた、やっとここまで辿り着けたという感があったのでしょう。

一方、原告団には全く笑顔は無く(まぁ当然ですね)、舛添さんを非難するコメントまで出されました。こちらの気持ちも良く解かります。まだ何一つ解決しておりませんし、仮に補償の内容が折り合ったとしても、元の健康を取り戻せる訳ではありません。未来永劫、本当の意味での解決なんて原告団には存在しないんです。

多くの番組ではこれを『温度差』と表現しました。そして、原告団を擁護するコメントだけを吐き、舛添大臣の態度や謝罪の言葉が無かった事を非難しました。何か違うんじゃねぇか?
もし、舛添さんに落ち度があるとすれば、その場に笑顔はふさわしくなかった・・・、ただその一点だけであります。

舛添さんは、裁判云々の前にいち早く国の責任だと断言し、全面的に国が補償するよう努力すると独断で言い切った人ですよ。今までの大臣と比べてみろって話です。インチキ薬を認可したのは舛添さんですか。カルテを処分させ、資料を地下室に閉じ込め、隠蔽工作を続けてきたのは舛添さんですか。

舛添さんを攻撃の対象とするのは絶対に間違っています。
謝罪の言葉が無かった?
はぁ?何を寝ぼけた事を言ってるんでしょう。寝ぼけてるのを通り越して、完全に呆けてますよ。誰に向かって口をきいてるつもりなんでしょう。

大都会で巨大な怪獣が暴れております。ウルトラマンがすっ飛んで来ました。さぁ、怪獣をやっつけようかという時に「おい、ウルトラマン!こんなに遅れてきやがって!今まで怪獣が暴れていたのはお前の責任なんだから、先ず謝れ!」「おい!その怪獣を倒したらそれで済むと思うなよ!」「おい!壊れた街もちゃんと元通りに直せよ!」と怒鳴りつけているようなもんです。私がウルトラマンなら、暴れている怪獣も放ったらかして大至急M78星雲に帰ります。やってられませんよ、これじゃあ・・・。

同様に、私が舛添さんだったらこの件からは大至急手を引きます。
しかし、彼は私なんかとは違い、善意ある立派な人です。きっと、最大限の努力を続ける事でしょう。もし充分な補償ができなかったとしたら、それは厚生省と自民党幹部の所為です。舛添さんは、どの派閥にも属しておらず、党内ではペーペーの議員なんです。

安倍内閣は人気取りの為だけに、舛添さんを大臣ポストに据えました。福田内閣も本当は違う人を置きたかったのですが、人気を維持するために仕方なく続投させたんです。舛添さんは、内閣の意向なんて無視して、独りでよく頑張っています。褒められこそすれ、責めちゃぁいけません・・・。

原告団の気持ちも解かります。今まで、馬鹿な役人と腹黒い薬屋の所為で酷い目に遭ってきたのですから。もう誰も信じられなくなっているのでしょう。当然だと思います。ですが、自分達に対して好意的な人間を攻撃するのは、正直如何なものでしょう。やはり、もう少し言葉は選ばなくてはいけません。薬害の敵は、一部の無能な木っ端役人と、汚い製薬会社なんです。


原告団の物言いを聞いていて、拉致事件の会見を思い出しました。小泉首相が北朝鮮まで行って、何人かを連れて帰ってきた時の事です。被害者家族の記者会見で、横田夫妻と増本氏が小泉首相を凄い勢いで非難しました。「全員連れ帰らなきゃ意味が無い。北朝鮮まで何しに行ったんだ!」と・・・。

家族の方々の気持ちは解かるんですけどね。言っちゃいけない言葉でしょう。労をねぎらうなら解かりますが、決して文句を言う場面ではありません。それまでの首相は拉致を認めようともしなかったんです。小泉首相は拉致を認め、北朝鮮まで取り返しに行ったんですから・・・。

放送後、すぐに物凄い数のクレームが殺到したそうです。横田夫妻と家族の会は翌日、丁寧に謝罪し小泉首相の労をねぎらうコメントを出しました。家族の会の気持ちも解かるし、その言い草を聞いて頭にきた人達の気持も解かるんですよね。難しいところです・・・。


薬害にしろ拉致にしろ、自分たちに好意的な目を向けてくれる人間には礼を尽くして接するべきです。それが政府の人間でも、役所の人間でも、味方になってくれる人は大切にしなくてはいけません。そうじゃないと、関係の無い好奇の者まで敵に回してしまいます。これ以上、嫌な目に遭わないでいただきたいのです・・・。

マスコミは一見味方をしているように見えますが、関心が無くなると一瞬で離れて行きます。事件を風化させないような努力もしてくれません。それどころか、サクッと敵に回る事だってあるんです。彼らを信用し過ぎると、後にまた自身を傷つける事になってしまいます。


誰にでも噛み付くのは得策ではありません。
これは裁判や交渉事だけではなく、社会生活においても当て嵌まる事であります。


敵、味方、野次馬を冷静に見極めて、ご自分に有利に物事を進めて頂きたいと思っています。

タレント、ボクサー、食い物屋、木っ端役人、毎日誰かが謝罪会見をやっていますね。
流行ってるんでしょうか、謝罪会見…。
見ていると謝り方にも、上手と下手があるようです。

謝るという行為も一つの危機管理能力であります。人間社会で生きていく為には、必要不可欠なものだと思います。友人同士、恋人同士、夫婦、親子、職場内、取引先…etc、いたる所で謝る場面が訪れます。ガキの頃から一度も人に謝った事が無い人間なんざ存在しません。いたとしたら大したもんであります。

謝り方を間違えば、どんどん道を外れて修復が不可能になります。謝り方が上手であれば、以前にも増して良い信頼関係を築くことが出来たりするものです。謝り方は、とても大切であります。

一連の謝罪会見ブームの中で一番『謝り方』が上手だったのは、沢尻エリカだったと思います。可愛いし…。本人の会見など開かずにホームページで徹底的に謝る…、これは大正解です。本当は反省なんてしていなくても、文章にして平謝りしちゃえば良いんです。記者に煽られて、さらに墓穴を掘るような失敗は起きませんからね。

一応、形だけでも平謝りしておけば、その後もしつこく騒いでいる奴らが逆に悪者に見えてくるものです。パパッと謝って表に出て来ないのが正解なんです。その証拠に、もう世間は忘れかけております。どんだけクソ生意気でも、あんなに可愛ければ何でも許すってもんです…。

チンピラ親子は、謝り方が下手でしたね。あれなら会見なんてやらなきゃ良かったのに…。大体にして世間様に頭を下げる必要があったのかどうかも微妙だと思ってます。内藤と宮田ジムとボクシング協会に、大至急謝りに行きゃそれで良かったんです。国民に向けて頭を下げる必要は無いでしょう。興行はショービジネス、嫌な人は見なけりゃ良いんです。

後からピンで長男坊が出てきましたが、あれはまぁまぁです。口数は少なく、言い訳はなるべく控えて、とにかく全部ひっくるめて私が悪ぅございました、と言うのが上手な謝り方です。その際、人の分まで被って謝るとより効果的です。親父と弟の分も自分が代表して…、効果的な良い方法です。日本人は、この手にとても弱いんです。今回も多くの人が騙された事でしょう。

比内地鶏の爺さんも結構上手でした。死に切れなくて戻ってきました、全部私が指示した事です…。幕引きとしては上出来です、謝罪会見をした食い物屋の中で、一番最初に忘れられるのはこの爺さんでしょう。ある意味で謝罪は成功です…。

赤福と吉兆は大失敗です…。早々に謝罪したまでは良かったのですが、色々と言い訳をしてしまいました。ここまではやったけど、それ以上はやっていない…、こういった中途半端な言い訳が一番悪いんです。雄弁に謝ろうなんてぇのは不可能なんです。口数の多い謝罪ほど、人を不愉快にさせるものはありません。

吉兆は特に最悪です。賞味期限の偽装を、販売スタッフの所為にしてしまいましたからね。これから大変な目に遭いますよ…。嘘でも良いから社長が「全て私の不徳の致すところです。申し訳ありませんでした。」と、何を訊かれても延々とコレを繰り返すのが正解なんです。それでもしつこく質問攻めに遭うのなら、途中で泣きゃあ良いんです。


私の言い方だと、その場を上手く誤魔化すのが上手な謝り方と感じる事でしょう。私は、ある意味でそれが正解だと思っています。相手の不快感を煽る位なら、嘘でも平謝りに謝るのが先決だと思うのです。相手の怒りのボルテージを下げてしまわない事には、何か償いをするにしても次のステップに進めませんから…。

身近な事でも同じだと思うのです。例えば男女間、さんざん言い訳を繰り返して怒りのピークにある彼女に対して、「焼肉でも食べに行こう。」と機嫌を取っても焼け石に水になるかもしれません。「とにかく俺が悪かった。m(_ _)m」と徹底的に謝って、少しボルテージが下がったところで、「お詫びに何か食べに行こうよ。」「じゃあ松坂牛で勘弁してあげる♪」なんて事になるかもしれません。

怒りのボルテージを下げるのが、第一感であります。誠意を持って償いをするのは、その後の事でございます。まぁ、ここ一連の食い物屋連中は償いなんぞしないと思いますが…。それもアリかな…、と思っています。この先、買う買わないは其々の自由ですから。

私は、これからも『白い恋人』も『赤福』も買い続けると思います。例え、業務内容が改善されなくても…。今まででも普通に美味かったし、腹も壊しませんでした。だから、別に頭を下げてもらう必要もありませんし、気にもしていません。早く営業できる事を祈っております。


仕事絡みや、組織内での失敗をした時、私はこんな風に謝ります。
「全部自分の不手際です。すみません。」
「何を言われても仕方ありません。申し訳ないです。」
「言い訳はしません。言い訳をしたらキリがありませんから。全部自分一人の責任です。本当に申し訳ありません。」
「謝るしかできませんから、好きにして下さい。本当にすみませんでした。」

かなりズルい言い方が混ざっています(笑)。解かりますか?
言い訳をしたらキリがない…、自分一人の責任…、こういう言い方をすると、色んな要素や人が絡んでいるんだけれど敢えて他人の分まで被っているような印象を受けるんです。アレがどうした、コレがどうした、だから自分も失敗してしまったんだ…、なんて言い訳をするよりも、相手にきっと色々あったんだなぁと考えさせる方が得策なんです。

謝るしかできませんから好きにして下さい…、これはかなりズルいです。好きにして下さい…と言いつつも、謝る以外は何もしませんよって事です。謝るけどペナルティは払いませんって意味ですね(笑)。好きにしてくれ…まで言われたら、普通はそれ以上詰められませんよ。実質、居直りみたいなもんです。

自分に非がある場合、スパッと謝ってしまった方が後々良い方向に物事を運び安くなると思っています。謝る時は、口数少なく言い訳をしない事、これが基本であります。少しでも自分の立場を良くしよう、なんて余計な小細工をすると話がこじれてしまいます。人を介して謝ろう、なんて策を使うとドロドロになります。


サクッと、スパッと、これが謝罪の基本です。

 

平謝りでも許してもらえない時は、開き直っちゃいましょう。
(-。-)y-゜゜゜

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