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雲のように飄々と…月のように夜道を照らし…
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【愛國】ハゲリーマンの【憂國】日記

姐さんのつぶやき日記

どちらも私が、毎日楽しみにチェックしているブログであります。
是非、お時間がありましたらお読み頂きたいと思っております。


『姐さんのつぶやき日記』でバブル崩壊直後のお話が記事になっておりました。あの当時を過ごされた方は或る意味で共通の記憶をお持ちと思いますが、本当に激動の時代であったと思うのです。私はバブル末期に繁華街にデビューしており、キチガイじみた好景気を多少体感しております。ほんの一部の業界だけが儲かっている近年のITバブルとは違い、世の中全体に金が溢れている、そんな時代でした。

建築業や不動産業は従業員までもが潤い、銀行員や公務員までもが浮かれておりました。当然、繁華街では毎晩巨額の金が飛び交い、連日お祭り騒ぎのようなものでした。何でもかんでも経費で落とせたので、皆様自腹で呑んでる風には見えませんでしたが、実際はどうだったのでしょう。ナイトクラブの新人ウェイターからスタートした私は、自分の仕事で一杯一杯であります。

その頃の私はと言いますと、何件かの店を好条件で転々とグレードアップしていき、一気にバブルの波に乗る事になります。上場企業の会長の目に留まり、少しの間東京に身を置く事になったのです。上場企業と言っても『ねずみ講』チックな会社だったのですが・・・。その会社は今でも東証一部に名を連ね、ネットワークビジネス界では10指に数えられております。

上京当初は30万位だった給料も翌月には100万を超え、一番良い時には300万以上の月給を貰いました。当時、池袋にショークラブ(ちょっと高級なキャバクラ)というものが登場し、毎晩そこで銭をブチ撒いておりました。貯金など考えた事も無く、ただの阿呆な成金のクソガキでした(笑)。19歳の頃の話でございます。

10代で既に腐っている私を快く思う者などいる訳もなく、数多くの陰湿な嫌がらせを受けました。会長の肝いりで入った私に、幹部社員も会長の取り巻き達も皆否定的だったのです。まぁ、当然であります。今の私も、あの頃の自分のようなガキに出会ったら、迷う事無くブッ飛ばしているでしょう(笑)。自分の能力を過信し天狗になった私は、自分を責める事も無く、何の我慢をする事も無く、ただただ不満を外に向けておりました。

「どいつもこいつも俺の足を引っ張る事ばかり考えやがって!こんなトコに居てやる必要なんか無ぇっ!」
あっさり会社を辞めて、地元に帰ってまいりました。東京滞在はたったの8ヶ月、ただのクソガキであります。あの時、改心して我慢して会社に残っていればなぁ・・・、なんて思う事も時々ございます。
なんせ大きな会社ですから・・・(笑)。
ポケベルがやっと普及し始め、携帯電話は肩から提げる馬鹿デカイ箱のような時代の話であります。

ほどなくして、また繁華街をフラつく事になりました。毎日、毎日、酒に酔っては喧嘩ばかりしておりました。当時、酔い過ぎると視界に入る人間が全て敵に見えていたようです。我ながら人様にご迷惑をおかけしました。そんな或る時、つい客引きを殴ってしまったのであります。これが実に面倒臭い事なのです。客引きには妙な連帯感があり、そこら辺には奴らの仲間がゴロゴロとおります。
そして、必ずケツ持ちが付いているのです。

気が付くと、あっと言う間に10人以上の客引き共に囲まれていました。(こんな奴らにやられんのも癪だなぁ。でもこの人数だからしゃあないか。)・・・、と思いつつも戦意を喪失する事も無く、一人でも多く倒してからやられてやろうと大暴れしておりました。
「やめろ、やめろ。コラ!やめろっ!」
低い声で客引きの頭を叩きながら輪の中に入ってくる男がいました。歳は30位、背は私と同じ170位、細身で結構格好良いオッサンでした。

「一人相手に何してんだ、お前ら。ガキだろこれ!」
低い声でゆ~っくりと話す人でした。
「うるせぇな、オッサン!止めんなや、コラ!」
本物の阿呆ですよね、私・・・。
「なにぃ~?」
・・・と言って、グッと一睨みされたのですが、正直殺されるかと思いました(汗)。十人以上の客引きには何とも思わなかったのですが、この人には今まで感じた事の無い畏怖を感じたのです。

とりあえずその場は一発で収まり、その人にお詫びを言いました。
「すんませんでしたっ。」
「おうっ!なんもだぁ。(笑)」
やっぱり街には凄い人がいるもんだなぁ、と痛感いたしました。本当に自分は無敵だと思っていたので、ただただ呆然と見送っていたのを覚えております。まぁ、所詮本物の阿呆でございます・・・。


まだまだ続きますので次回に持ち越したいと思います。

・・・つづく

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年号が平成になったばかりの頃、300人位のキャパの洋風居酒屋で働いておりました。ホール・厨房ともに従業員数も多く、当時としてはそこそこの規模の店だったと思います。私達の世代であれば大抵一度や二度は行った事がある・・・、そんな有名な店でした。

当時、歳は18でしたが既に水商売を転々としており、好条件で引き抜かれてきたのであります。店長、マネージャー(料理長)、主任、と役職がありまして、私はこの会社では主任として迎えられておりました。年中無休で午後5時から午前1時まで営業しているのですが、平日だと11時位にはピークを過ぎて一段落と言った感じでした。

その日、私はレジを打ち続けてウンザリしておりました。レジは体を動かせないのであまり好きではなかったのです。時計は11時をまわりやっと一段落ついた頃、バイトの子をレジに立たせて散歩がてら店内をグルッと一周しに行きました。

「HEY! Excuse me!」
(はぁ?何言っちゃってんだ、コノ野郎?)と思い振り向くと、テーブル席に50過ぎと思われる日本人と白人の紳士が座っておりました。いつの間にご案内したのでしょう。レジに夢中で入店に気が付きませんでした。外人なんか珍しいのに・・・(汗)。
「はい、何か?」
「ビール2つと、コレとコレ追加!」
注文は日本紳士の方がしてくれました(笑)。

注文をしてくれたお客様には、一言二言声をかけるよう心がけていたので何気なく「アメリカの方ですか?」と聞いてみたのです。日本紳士が「そうなんだよ。古い友達でわざわざ会いに来てくれたんだよ!」と嬉しそうに答えてくれました。すると米国紳士が「◎×※△・・・、#★@※○・・・?」・・・、オォウッ(°°;)。
日本紳士の通訳によると『何で君だけ制服が違うんだい?』との事でした。「はぁ、私主任なので。」

『オー!君はまだ若いんじゃないのかい?』
「ええ、18歳です。」
『こんな大きな店で、それは凄いね。』
「ありがとうございます。」
『日本のイメージが変わったよ!』
「そうですか・・・。」

日本紳士の通訳を介して、こんな会話が成立しました。日本のイメージ?何か変な印象を与えてしまったのかなぁ・・・、なんて考えておりました。会計が終わった後、軽い社交辞令で「ありがとうございました。是非、またいらして下さい!」言うと紳士たちは私と堅い握手をして上機嫌で帰っていきました。

次の日の11時頃、忙しいピークを超えたので厨房で※賄いを頂いておりました。するとバイトが慌ててやって来て「昨日の外人さんが一人で来て、主任を呼んでくれって言ってます。多分・・・。」
「え~~~!?」( ̄□ ̄;)!!
(外人に社交辞令って本当に通じないのか?一人って・・・、通訳のジェントルメンもいねぇのか?どうすんのよ?どうすんのよ、俺?)

  ※賄い(マカナい)・・・従業員用の食事の事です。

まぁ、本当に来てしまったものは仕方がありません。彼が悪いのでは無く、安易に社交辞令を言った私が悪いのです。開き直って日本語で通そうと思いました・・・(汗)。
「ああ、どうも!いらっしゃいませ!」
「◎×※△・・・、#★@※○♪」・・・、なんか喜んでます(汗)。
そして、私にここに座って一緒に呑め!と言っているようであります。多分・・・。居酒屋ですよ・・・。そんなサービスはやっていませんよ・・・。しかし、断る英語がわかりません。

もし私が一人で居酒屋に行き、バイトのお姉ちゃんに「ここに座れ!」と言ったらどうでしょう。軽く伝説になりそうです・・・。いくら文化が違うと言っても、このオッサンはそれを堂々とやっております。大したものであります。『よ~し!とことん付き合ってやろう!』と思いました。ここから、身振り手振りの会話が始まりました。

不思議な事にマンツーで話をしておりますと、相手の言わんとしている事が何となく解ってまいります。『君の勧める物を注文するよ!』だとか『日本のアレが美味かった!』なんて話をしておりました。解りづらい話でも紙に書けば、結構互いに解るもので驚きました。

段々とコミュニケーションがとれてきて、笑いが増えてきた頃に『君はきっと成功するよ!』という事を言われました。
「どうしてですか?」
『だってその若さでこんなに大きなレストランの責任者だろ!』
「日本では飲食業の地位はそんなに高くないんですよ。」
『違う職業に就いても同じだよ。君はうまくいく!』
「でも学歴も無いし・・・。」
『私だって高卒だよ(爆)』

高らかに笑うと彼は自分の名刺を出しました。ロサンジェルスの、日本で言えば地方銀行の頭取でした(驚)。普通のサラリーマンの家に生まれ、皿洗いもやったし、バーで働いた事もあると言っておりました。さすがアメリカンドリームですね。

『一つ良い言葉を教えるよ。Take it easy! 』
「どういう意味ですか?」
『何でもできるって事さ。辛い時でもTake it easy! 勝負に勝った時でもTake it easy! どんな時でもTake it easy! 魔法の言葉さ。私の一番大切な言葉だよ。』

『日本がダメならいつでも来なさい。言葉は向こうで覚えれば良いから心配はいらないよ。大丈夫、君は絶対うまくいく。Take it easy! 』
そう言うと彼は名刺に自宅の住所と電話番号を書き足してくれました。お互いに片言同士、たったこれだけの会話をするのに3時間もかかってしまいました。時間外営業です・・・。そして、また堅い握手をして帰っていきました。

名刺は一応保管しましたが、どうせ酔ったノリで置いていったのだと思っておりました。後日、最初に来た時の日本紳士が奥様と二人で店にやってきたのです。
「もしいつか、本当にアメリカに行こうと思うのなら私に連絡を下さい。手助けをするように彼から頼まれましたので(笑)。」と言って連絡先を教えてくれました。どこまでが本気でどこまでがノリだったのでしょう。未だによく解りません・・・。

頂いた名刺は今でも大切に保管しております。
良い想い出として・・・(笑)。
【SECURITY PACIFIC NATIONAL BANK】
PRESIDENT    ROBERT.D.REINHOLD


これで私が大成功していれば映画のようで格好良いのですが、現実はそう上手くはいかないようであります(笑)。


『大丈夫!大丈夫!楽勝!楽勝!きっと上手く行くさ♪』
多分そんな意味の言葉であります。

  【 Take it easy! 】

魔法の言葉だそうです。(^-^)

私は、2年ほど前から比べると約15~20㎏痩せております。
今でもそこそこガッチリとした体型ですので、当時はどんだけ太っていたのでしょう(汗)。外見から受ける印象は随分と違う筈なのですが、太っている時も痩せている時も久々に会う人間には「いやぁ、変わんないねぇ!」なんて言われてしまいます。
何故なんでしょうねぇ・・・。(-_-メ)

ここ数日、話題になっている『納豆』。
実にたくさんの人がひっかかってしまいましたね。テレビの影響力は恐ろしいものであります。日曜の夜にたったの1時間『ガセネタ』を放送するだけで、日本中のスーパーから納豆が無くなるのですから(笑)。納豆嫌いの関西圏でも売り切れになったというのだから、驚きであります。それほど痩せたい人が多いのですね。

今回の場合はまるっきりの捏造でしたが、大袈裟な報道なども含めると一体どれだけの『ガセネタ』を放送しているのでしょう。そして、どれほど大勢の人達が踊らされているのでしょう。極論を言ってしまえば、流行や世論だってマスコミの思うままであります。自分達に都合の悪い事件は放送時間を短くし、どうでも良い事件をしつこく放送して大事件に仕立て上げてしまいます。

ダイエット関係一つをとっても、ココア、寒天、マシュマロ、黒酢、スキムミルク・・・etc、少し思い出すだけでも随分と名前が挙がります。これらも皆スーパーでは売り切れになった事がございます。実践された方々は本当に痩せたのでしょうか(笑)。きっと10人に1人もいないのが現状でしょう。

話のネタにテレビ局に苦情の電話を入れた事がございます。豆乳の時だったと思います。散々待たされた挙句に担当の者が出て「人それぞれに体質というものもありますし、半年位は続けてもらわないと・・・」なんてほざいておりました。インチキな幸運グッズの会社と同じでございます(笑)。かたやインチキ霊感商法、かたや正義のテレビ局、まぁ中身は似たようなもんであります。

悪徳商法の特集をよくテレビで見かけますが「何でこんなもんにひっかかるかねぇ。」なんて観ている方も多いと存じます。「儲けようとして色気出したんだから、自業自得じゃないの。」と言う方もいらっしゃいます。金額は小さいとは言え今回納豆を買った方達も、同じようなものであります。散々食って太った癖に、また食って痩せようなんて虫の良い話でございます。生き物は食わなきゃ痩せるようにできてるんです(笑)。

私が痩せたのは、酒をやめ、食事を減らしたからであります。太っていた時も常に体は鍛えていたので、特別に運動を増やしはしませんでした。適度な食事と、適度な運動があれば後は勝手に痩せて行きます。訳の分からんテレビに踊らされず、努力する事を強くおすすめ致します。痩せるために出費など有り得ないのです。もし出費が有るのなら、それは間違ったダイエット法です。

少し話がそれてまいりましたが、要は自分にとって都合の良すぎる情報を鵜呑みにしてはいけないという事であります。ダイエット関連であろうが、商売関連であろうが、テレビ局は何も責任を取ってはくれません。どんなにウサン臭い連中でも広告費を払えばコマーシャルを流し、真偽の判らない情報を垂れ流しても知らん顔、それがマスコミであります。

偉そうに言ってはおりますが、私も夜中の通販番組で『魚の本能を利用したルアー』のセットを買った事がございます。結果は、釣れませんでした・・・。NASAがスペースシャトルにも塗っている『自動車用コーティング剤』も買いました。確かに水は弾きましたが、良く考えりゃそこら辺で売ってるワックスと大差ありません。後は商品名を忘れてしまいましたが、凄くよく落ちる洗剤も買いました。マジックリンの方が落ちました・・・。

私も結構ひっかかっております・・・。(-_-メ)
ついでに、一つだけ感心したのが『洗剤革命』これは凄いです。凄いけど登場する場面が余りありません。どうしても諦められないほど落としたい汚れって、そんなに有りませんよね。この洗剤は凄いなぁ・・・、と確認してから気がつきました(汗)。
皆様も通販にはお気をつけ下さい。

またもや話がそれて通販の体験記のようになってしまいました。結局、私が言いたいのは、自分にとって必要な情報というものは多少なりとも勉強や努力が必要だという事であります。テレビごときから降って湧いたように良い話を拾う事など、まずございません。そんなに有益な放送ばかりなら、日本はこんなに不満に溢れてはいないでしょう。

社会生活全般に当て嵌まる事ではありますが、様々なインチキ情報の中から本物を選べる『目』が必要であります。その能力を身につける事が、真の勉強だと思うのです。勉強と言っても教科書に載っている事だけではありません。人の心情、会話の仕方、立ち居振る舞い、全てが勉強であります。生きていく事、それ自体が勉強なのかもしれません。


教科書の勉強も大切ですが、さほど好きではありません。


しかしながら、生きていく為の、幸せになる為の勉強・努力というのは結構楽しいものであります。

先日、とても素敵な女性と約1年ぶりに長電話をいたしました。
中学、高校と一緒で10代の時に少しだけ付き合った人です。
理想の女性像を訊かれたら、いつも真っ先に彼女の名前を挙げております。まぁ、同級生にしか判らないのですが・・・(汗)。
恐らく、この先もずっと変わる事はないでしょう(笑)。

思えば、自分が好きになった人を幸せに出来る訳が無い、という妙な自信の無さは10代の時すでに始まっていたようであります。彼女の時も好きで好きでしようがなかった癖に、自分から逃げ出してしまいました。別れた後もよく連絡を取り合っていて、いくつかの約束をしたのです。

★彼女が結婚するまでは誕生日に花を贈る事。
★最低でも一年に一度は互いに連絡を入れる事。
★ちゃんとお互いに恋愛をする事。
★彼女が30を過ぎても結婚できなかったら私が責任をとって一緒になる事。

子供みたいですよね(照)。約束では無いのですが、以上に加えて彼女が結婚するまで私もしないという宣言が含まれました。なんとこの子供じみた約束、驚く事にビシッと守られたのであります。毎年毎年、馬鹿デカイ花を贈りました。そして、めでたく彼女は29歳で結婚いたしました。最後の約束まで行かなくて、残念だったようなホッとしたような、少し複雑な気分でした(笑)。

彼女から結婚の一報を受けた時の事を、今でもハッキリ覚えております。自分の事のように嬉しかったのであります。
その時、どうしても一つだけ聞かせて欲しい事がありました。
「今、幸せか?」
「うん。」
「これからもずっと幸せにして貰えそうか?」
「うん。」
「・・・・・・。」

何故か涙が出ました。
別れてから十年、ずっと幸せを祈り続けておりました。その間、私も多くの恋愛をしていますのでとても純愛とは言えませんが、本当に彼女の幸せを願っておりました。彼女を幸せにしてくれる人が見つかった事、そして昔の自分の選択が恐らく間違っていなかったのだという安堵感、色々な事が頭に浮かび自然と涙が溢れました。
今では子供も生まれ、優しい旦那様と幸せに暮らしております。毎年、彼女の誕生日におめでとうメールをする程度で、話しをする事はたまにしかありません。

今回の電話は、昨年の夏に共通の同級生が亡くなっていたのが今頃になって分かり、その訃報を知らせる為でした。訃報を知らせた後、通り一遍の世間話をしたのですが、随分長く話しておりました。私達二人は昔から長電話なのであります。高校生の時など毎日学校で会っているにも関わらず、夜には電話で1~2時間も普通に話をしておりました。よくそんなに話す事が有ったものです(汗)。

電話の終わり頃に突然の質問。
「そう言えば、あんた結婚したの?」
「・・・いや。」(-_-;)
「はぁ?彼女は?」
「・・・いないけど。」(-_-;)
「歳も歳なんだから、そろそろちゃんとしなさいよ!」
「ん、ん~、そうだよね。ハイ。」(-_-;)

↑↑ 実はこれ、毎年言われております(汗)。
その後も10分位の説教を聞いてから「今度は会って茶でも飲もう!」と約束して電話を切りました。彼女の攻撃は半端じゃありません。誰よりも私の考え方を知っているだけに反論の余地がございません。ジャブなど一切無く、ヘビー級のパンチの連打・・・そんな説教であります。電話を切ってから5分も経たない内にメールが届きました。

『あんたは昔から献身的過ぎるんだよ!【この人のためになら死んでも良い】じゃなくて【この人と少しでも長く一緒にいるために長生きしたい】と思うようにしなさい!だって私も今、長生きしたいもん♪あんたが結婚する人って、キレキレに頭の良い人か、とんでもないバカ女(良い意味でバカね)のどっちかの気がする。頑張んなさいよ(笑)!』

【この人と少しでも長く一緒にいるために長生きしたい】・・・、素直に良い言葉だなぁと思いました。さすが私の理想の女性です。


彼女が長生きしたいのは、きっととても幸せだからでしょう。
心から嬉しく思います。

真の男らしさって何だ? 本当の強さって何だ?
私的にはいつも考えているテーマであり、そして出来得る限りそうなろうと向かっている処でございます。しかし、最近は時代が病んでいる所為なのでしょうか意外な人間に良く遭遇いたします。
それは『泣く男』でございます。

『泣く男』・・・、『涙もろい』という事とは全く違う意味であります。私も齢30を超えた辺りから涙腺に締まりが無くなってきた一人でございます。・・・まぁそれはさておき、最近あちこちの飲み屋でやたらと『泣いている男』を見かけるのです。要は『泣き上戸』の一種ではあると思うのですが、少しばかり数が多すぎると思うのです。

仕事が辛い・・・と泣き、家庭がどうの・・・と泣き、挙句の果てに虚しい・・・と泣き、行く先々でそんな男共を目撃いたします。そんなちょっと痛い男共を若いホステスが一生懸命に慰めているのです。
全く以って絵づらがおかしい・・・(汗)。
んっ?もしかして今時泣き落とし?母性本能でもくすぐって何とかしようという作戦かな?・・・と思ったのですが、お姉ちゃん達の心から迷惑そうな顔を見て、絶対にそれは無いなぁと確信いたしました。じゃあ一体何の流行なのでしょう。

まぁ、別に流行ってる訳では無い様であります(汗)。本当に辛い時、人間は泣くようにできてはいますが、どうも数が尋常ではありません。大体にして男が仕事の事位で泣くなんざあり得ません(怒)。嫌なら辞めりゃあ良いんです。そんなくだらない事で人前で涙を見せるなんて、酔っているとは言え恥ずかしくは無いのでしょうか。

やはり、若いお姉ちゃん達に優しくしてもらう為の作戦なのかも・・・(汗)。私だったら優しくされるよりは、ちょっとキツめの眼鏡で叱られたり説教されたかったり・・・まぁそれはさておき(-_-;)。
大の男がそこかしこで泣いている姿を目撃するのは、ある意味異常な事態であります。ただ単に精神的に弱体化が進んでいるのか、それとも幼児化しているのかという事になります。私的には幼児化しているのではないかと考えているのです。


雀荘のメンバーをやっている32歳のTという阿呆な男がおります。(※メンバーとは・・・要は雀荘の従業員。雑用の他に客と麻雀を打たなければなりません。)
このT君、ボハ~っとした見た目に加え、客商売の癖にトークに切れ味も無い全く冴えない男であります。
私共の古い女友達でスナックを営むママがおります。ここではMママとします(34歳)。冴えないT君はこのMママにベタ惚れで、安月給なのに無理をして通ってまいります。
相手にされてないのに・・・。

2~3年前からTを知っているのですが、以前は泣く事などありませんでした。去年の暮れ辺りから急に泣き上戸へと変貌を遂げたのです(汗)。いつも仕事の愚痴をこぼす男だったので、きっとストレスが溜まっているのだろうと誰もが思っていたのです。普通、泣き上戸にはスイッチが有り、親の話であるとか、女の話であるとか、仕事の話であるとか、ハッキリ『地雷』と判るものがある筈なのです。Tの場合それが判らず難儀しておりました。

Tの阿呆は楽しい席でも突然顔を伏せ、酔い潰れたのかなぁと思ったら泣いているのです。何が原因であるか誰もが判りませんでした。
あ~面倒臭い・・・(-。-)y-~~~~
数日前の朝方、MママやTを含めた大勢と兄弟分の店で呑んでおりました。また突然例によって酔い潰れて寝ていると思っていたTの方から「エグッ」「ヒッ」「ズズッ」などと訳の判らん音が聞こえてきました。
あ~面倒臭い・・・(-。-)y-~~~~

兄弟は慌てて「泣いてんじゃねぇの?」と小声とジェスチャーで合図を送ってきます。
「酔ってんだべ、放っとけ、放っとけ!」大声で。(-。-)y-~~~~
放っておくとまた静かに寝ているようです。しばらくするとまた小汚い泣き声・・・、この繰り返しでございます。その内に兄弟がある事に気付きました。私か兄弟が「あん時は、こうだったよな!」みたいな昔話的な会話をMママとすると、T は泣き出すのです。
ハッハッ~ン!・・・うわぁ~面倒臭ぇっ・・・( ̄□ ̄;)!

その後しばらく実験してみたのですが、どうやら間違いないようでした。次の日、MママがT にブチ切れたそうです。楽しく呑めないなら大勢で呑む場面について来るな、と言う事を延々と説教したらしいのです。一応Tも謝ったらしいのですが、彼曰く「話について行けなくて、自分の居場所が無いような気がして・・・」だそうです。
子供ですよ・・・、子供。大人の会話に入れなくて、気を引くために泣き出すアノ大技でございます!
一同、ただただ呆れるばかりであります(苦笑)。
あ~面倒臭い・・・(-。-)y-~~~~

32歳の立派なオッサンのT君の例は、数ある中のほんの一例でございます。仕事中上司に怒鳴られただけで泣く者、彼女からメールが返って来なかっただけで泣く者もいるそうです。その内、ローソンで唐揚げクンが売り切れていても泣く奴が出てくるんじゃないでしょうか。
どうなってしまったのでしょう21世紀ジャパン!


地球の温暖化で世界中のカエルが絶滅に向かっているそうです。

どうやら大和男児も絶滅に向かっているようです(笑)・・・(-_ゞ


これからは女性の時代であります・・・。( _ _)

洋菓子の不二家が叩かれております。
ペコちゃんとミルキーで有名なあの不二家でございます。
ちょっと古い材料を使ったらしいのですが、食中毒を出した訳でもなく、客からクレームがついた訳でもありません。その程度の事なのに連日『食の安全』を脅かす大事件として報道されているのです。少しばかり大袈裟ではないでしょうか。

最初の報道では、消費期限を一日過ぎた牛乳を生クリームに使用したとの事でした。それを食べた人で、誰か気づいた人はいたのでしょうか。恐らく日本中でただの一人もいない事でしょう。大体にして一般家庭では消費期限を一日過ぎた位の牛乳であれば、余程の神経質でも無い限り問題なく飲まれると思うのです。私だったら3~4日過ぎた位なら平気で飲むし、1週間位なら匂いを嗅いで「行ける!」と思えば勝負いたします。私だけですかねぇ・・・(汗)。いつも牛乳を相手にしている担当の者が「行ける!」と思って使用したのならば、それで問題無いと思うのですがいかがなものでしょう。

次に発覚したのがリンゴでございます。リンゴも同じく消費期限を少し過ぎていた物だそうです。リンゴに消費期限???リンゴにも消費期限ってあったんですね・・・、知りませんでした(汗)。それこそ現場の人間が「まだ使える」と思えば、それが基準で良いのではないかと思うのです。実際に食中毒も出ていませんし、それでもやはり問題なんですかねぇ。私にはさっぱり理解ができません。

他にもジャムやチョコといった材料の名前も挙がっておりましたが、牛乳やリンゴよりもさらに問題無い材料だと思います。過去7年に期限切れの材料を使用したケースが13件あったそうです。これが本当だとしたら、かなり優秀な企業であります。全国に800近い店舗を持つ大チェーンが年間たったの2件です。もし本当は10倍の不祥事があったとしても年間20件、組織の大きさを考えればそれでもまだ優秀な方だと思うのです。

社内調査の書類も残っており『隠蔽工作さながらの行為』とも報道されていましたが、『さながら』って・・・じゃあ隠蔽工作ではない訳であります。全国チェーンの『不二家』だからこそ、ここまでの大問題になってしまうのでしょうか。このまま行けば、社内文書にも記載がありましたが『雪印』と同じ運命を辿るのかもしれません。実際に集団食中毒を出した『雪印』と・・・。

どこの町にでも有る小さな洋菓子屋、洋菓子に限らず定食屋、居酒屋、全ての飲食業は皆一様に消費期限など守っているのでしょうか。いいえ、守っている訳がありません。さすがに怪しいなぁと思う材料は使わないにしても、「こんなの全然OKだよ」と思う物に関しては多少日にちが過ぎていても間違いなく使います。繁華街に通じ過ぎている私が言うのです、間違いありません!

消費期限なんざあくまでも目安であります。消費期限の次の日にはもう腐りますよ、と言っている訳では無いのです。古い材料を使うのは確かに褒められた行為ではありませんが、被害者を出していないなら厳重注意程度で充分だと思うのです。国民全てが記載の期限が過ぎた食べ物は全部捨てる・・・、そういう概念が定着しているのであれば騒ぎになるのも理解が出来ます。

でも家では皆、一日位過ぎた物を飲んだり食ったりしているのが普通であります。そんな細かい事に文句を言っていたら、お祭りの出店で物を食べる事なんてできません。リンゴ飴もチョコバナナも即営業停止になってしまいます。「リンゴの期限は大丈夫か?」なんて誰もテキ屋に訊かないでしょう(笑)。食って美味けりゃ問題無いんです。

不二家の常連らしいオバサンにマイクを向けておりました。
「いつも買っていたのに残念です。裏切られた気分です。」
な~んて上品ぶった顔でぬかしておりました(笑)。
「美味い、美味い、つって食ってたんだろ?じゃあ良いんじゃねぇか!」と思う訳であります。

昨年の上旬に実家の近所の『不二家』が閉店いたしました。もちろん今回の件とは全く関係はございません。ただの営業不振であります(苦笑)。私の母が、仏壇に上げるお菓子だと称してよく買い物をしておりました。店員さんも親切で、若くて可愛いコばかりでした。母がポイントを貯めては、ティーカップだのスプーンだのを貰って喜んでいたのを思い出します。私は母に笑顔で接客してくれた『不二家』の味方であります!

そもそも『食の安全』なんて幻想でしかないのです。スーパーだろうが一流デパートだろうが、どこで誰が記載を誤魔化しているか分りません。私も『偽夕張メ○ン』を大量に出荷した事がございます(汗)。偽装牛肉事件なんてのもありましたし、肉の色を変える薬や、果物の艶を出すワックスなんて物も存在するのです。産地直送などと謳っていても、自分で買い付けて来ない限り信用などできません。『食の安全』なんてものは、100%自分で動かない限り存在し得ないのであります。

今時の食べ物は、私達が子供の頃の物に比べたら充分良い物ばかりであります。今考えれば、お菓子類なんてヤバい物が相当混じっていたような気がします。クジで当たった緑色のキレイな飴を舐めると、何時間も口の中は緑色。ブドウ味のジュースを飲めば、何時間も口の中は紫色。舌から色が取れないんですよ(汗)。後に発ガン性物質が発見され、発売停止になった物は数知れずであります。今更、怖い食い物なんてございません(笑)。

以前の記事にも書きましたが、いつからこんなに食い物にうるさくなったのでしょう(怒)。遺伝子組み換え大豆でも、中国産の超農薬野菜でも、インフルエンザの鶏肉でも、狂牛病の牛肉でも、何でもいいからまとめてかかって来いや!・・・という気分でございます。どうせ知らない内に混ぜて食わされている筈なんです。

最後に余談になりますが『チキンナゲット』・・・、実はコレ凄い食べ物です。食肉用の鶏はもちろん、原因が判らず死んだ鶏や、弱ってる鶏なども一緒に一度徹底的にミンチにします。その後、肉の繊維を固める薬品を投入して食感を作るのであります。食べた時に微妙に肉の塊みたいな部分がありますが、あれは薬品で固めた部分なのです。某大手ハムメーカーの人間から聞いたのですが、「あれだけは食わない方がいいですよ!」と言っていました。まぁ、私は好きであります(笑)。


恐らく『不二家』は『雪印』と同じ目に遭うでしょう・・・
『食の安全』なんて寝言みたいな事を言ってないで、あんまり『不二家』を責めるな!これからも美味しいお菓子を丁寧に作っていけば、それで良いじゃないか!
私は『不二家』の味方でございます!
それが言いたかった訳であります・・・。


昨日から『ミルキー』を買い占めて皆に配っております。
 ハイ、飴チャン! ( ^-)_o

忙しい年末年始をなんとか乗り切り、やっと自分の時間を作れるようになってまいりました。いつも通り繁華街を徘徊し、朝方帰ってTVを点けると連日キチガイじみた殺人事件の事ばかりであります。
今年は新年早々どういう事なのでしょう。

『模倣犯』とでも言うのでしょうか、一件の猟奇殺人から次々と似たような事件が増殖しております。これも『自殺』と同じパターンで、報道による連鎖なのでしょうか。一度起こると、しばらく止まらなくなるような気がしてしまいます。なぜか悪い事・・・、負の方向への出来事というものは連鎖しやすいようであります。

自分と同じ意見に出会うと、人間は安心するものであります。もちろん私も例外ではありません。人様のブログを見て共感したり、感動したり、尊敬したり、そして自分と同じ意見だと安心するものです。ああ、自分もあながち間違っていないんだと言う感覚なのでしょう。皆様から頂くコメントやメールにも随分と励まされます。それも同じ意味合いを持っております。共感いただくと、やはり同じように安心するのです。

模倣犯にも同様の感覚があるのではないでしょうか。例えば腐れロリコン野郎が、幼児にイタズラをして殺害した等と報道があれば「おっ、同胞!」とか「か~、羨ましいなぁ」などと感じてしまうのかもしれません。同じタイプのキチガイ共が反応する周波数的な感覚が存在するような気がいたします。ロリコン野郎が同じ趣味の馬鹿なブログやHPを見て、共感したり、感動したり、そして俺の趣味は間違っていないんだと安心する訳です。
最悪でございます(怒)。

ロリコンに限った事ではなく、この類の阿呆な事象が実に沢山あるのだと思います。猟奇殺人然り、ストーカー然り、覗きマニア然り、変態共全般に於いて共通の事なのでしょう。まぁ、一般の趣味に於いてもインターネットは、同じ趣味を持つ人間を集めるのに大きな力を発揮するツールである事は周知の通りでございます。変態共は変態共で共感しながら増殖していくのも、まぁ当然と言えば当然の事であります。
本当に最悪です・・・。

『どうしても殺したい奴がいる』という人間が、最近の『バラバラ事件』などの報道を観れば「おっ、わかる!」なんてピンとくるのではないでしょうか。そして恐らく「俺ならもっとうまくできる」と言う感覚の元に、同じような事件が多発するのだと思うのです。一般の人間が、いくら理解しようとしてもキチガイは所詮キチガイ、到底理解などできません。有害無益な生き物であります。

キチガイ共を野放しにしない為にもマスコミは報道のあり方を考えるべきであります。旦那をバラバラにして胴体を新宿に捨てた女の話などは、典型的に良くない報道だと思います。背景に浮気やDVがあった等と言っておりますが、人をバラバラにしてあっちこっちにバラ撒く理由には成り得ません。知恵の足りないコメンテーターになると犯人に同情するような意見まで飛び出してまいります。どんな理由や背景があろうとイカれている者はイカれているのです。そこを誤魔化してはいけないのです。

今回のような報道をしていれば必ず近い内に似たような事件が起こる筈です。「自分もあの嫁の気持ちがわかる!」なんて気が狂った輩が必ず現れます。先にお話ししたように事件に共感するのです。全く気持ちの悪い世の中になったものであります。

面白がって事件の経緯や背景などを報道する必要は無いのです。人としてやってはいけない事をしたキチガイがいた、そしてそのキチガイは人間社会には必要が無い、という事だけを報道するべきなのです。何でもカンでも野次馬のように掘り下げれば良い訳ではございません。連鎖と増殖を手助けするようなものであります。

どうしても余計な部分まで報道したいのであれば、男だろうが女だろうが暴力や浮気も含め、相手を悲しませるような真似は最低の行為なんだという事を大きく付け加えるべきであります。最近の報道はスタイル自体が人として間違えている気がして仕方がありません。私もロクなもんではありませんが、マスコミのように人として腐った覚えはございません。

模倣犯とは違いますが、最初に触れたように『自殺』に関しても似たような部分を持ち合わせていると思います。まだ精神的にも幼い若者が、同年代の自殺を見て共感してしまうのも仕方が無い事だと思うのです。ここでもやはり報道のあり方が重要なポイントであります。なんとか連鎖を食い止めるような報道をしなければなりません。これはマスコミに与えられた大きな責務であります。彼らはその責務をあまりに軽く考えております。

新年の一月からこのザマです。今年一年に限らずこの先ずっとキチガイじみた事件が続く事になるでしょう。日本も遂にそういう時期に突入したような気がいたします。いい加減どうにかならんもんかとテレビを観ておりますが、ちっぽけな私にはどうする事もできないようであります。

明るいニュースが増えると良いですね。

新年早々、物騒なニュースが多く残念に思います。
妹を殺したあげく切り刻んでみたり・・・、人間のする事ではありません。同じテレビを観て、同じ言語を使って、同じような食い物を食ってる筈なのに、気違いは生まれてくるものなのですね。
嫌な気分であります・・・。

猟奇殺人とは種類が違いますが、もう一つとても気分を害したのが『成人式』であります。気分を害するポイントが一般の方とは少々ズレているかもしれません。
なんて恥ずかしいんでしょう・・・。
実際に騒いでいるガキ共も当然恥ずかしいのですが、毎年似たような報道をしているメディアも恥ずかしい。真面目な顔してコメントをしている3流評論家やタレントも、剥きになって騒ぎを大きくしている警察も実に滑稽であります。

中途半端なガキ共が奇声をあげているのを、ジュラルミンの盾を持って囲む警官達。絵的に可笑しいでしょう、コレ(笑)。
「うるせぇっ!」
・・・とガキ共を一喝するだけで黙らせるような大人がいないというだけでも、社会としては恥ずかしい事であります。どうせなら来賓にその地域の大親分でも出席してもらえば良いのです。それでも騒げるというのなら、逆に大したもんです。その時は褒めてあげましょう(笑)。


私の成人式は19歳(20歳になる年)で出席するものでした。私は早生まれなので出席者の大半は1コ下の後輩達でした。当時もうこの業界にいた私は、朝一でスーツを着て実家に顔を出しました。両親と祖父母に顔を見せてから、近所の同級生とタクシーで会場へ向かったのであります。黒の縦縞のスーツ、黒のコート、黒の皮手袋、青いグラデーションのサングラス、イメージは松方弘樹でございます(笑)。

タクシーで会場に着くとパトカーが何台も来ておりました。
正面玄関の前には警官がワンサカ・・・、何で?
「どけよ!馬鹿オマワリっ!」とそいつらを押しのけて進んで行くと、黒い紋付袴で背中にはドーンと山○組の菱の代紋を背負った若者が一列に並んでいたのです。
はぁ~~~、何をしてるんだか・・・(汗)。
「おいっ!」
どこの誰だか分らなかったので、とりあえず声を掛けてみました。

クソ馬鹿共が「あぁ~ん?」という感じで一斉に振り向くと、口々に「あっ、お久しぶりでーす。」「ご苦労様でーす。」って・・・、皆見覚えの有る近隣の後輩達でした。こいつらに挨拶をされている私に警察の冷たい視線が一気に集中しておりました。
め・迷惑でございます・・・(-_-;)。

「何ちゅう格好で来てんのよ、この馬鹿共!そんな格好しやがってお前ら全員ヤクザになったのか?」
一同 「はいっ!」
当たり年です・・・、ヤクザの当たり年・・・(-_ゞ。
「ま・まぁいいわ・・・。で、何でこんなにサツ来てんのよ?」
「自分達は何もしてないんですけど、何か囲まれてるんですよね。」
「あっそぉ。じゃお前ら皆あっちの端っこ行け、端っこ。ずーっとあっちの、うん。ホラ、皆に迷惑だから、なっ。そうそう、あっち!」
一同 「はいっ!」
はぁ~~~(-_ゞ

何か言いたげな警察に「これで良かったべ?端っこの方が良いだろ?あっ俺はあいつらと関係無いからな。あ~良かった、良かった。」と言い残して式場に入りました。その間何があったかは知りません。式が終って外に出ると、まだゴチャゴチャとやっておりました。寒い中ご苦労な事です(笑)。いつの間にかパトカーの上に乗っかってる者までいる始末。

「おー!俺ぁ帰るからなぁ~!あんまりやりすぎんなよ~!」
一同 「お疲れーッス!おめでとうございました~!」
「おうっ!お前らもおめでとうなぁ~!」(^O^)/
ちょっと遠目から声をかけて帰りました。
またもや警官達が恨めしそうな目で私を見ておりました。ちゃんとお願いすれば止めてやろうと思ってたんですけどね。どうも警察というのはお願いの仕方を知らないようであります(笑)。

この後は、祖父母の家で寿司をご馳走になり帰りました。
成人式会場での騒動がどうなったかは全く知りません。敷地の端っこでやらせておいたので、さほど人様の迷惑にはなっていないと思うのですがどうだったのでしょう。早いものです、あれからもう16年も経ってしまいました。

『荒れる成人式』・・・本人達が馬鹿なのは今も昔も変わりません。しかし、今の大人達の反応はどうなのでしょう。対処の仕方が分らずに右往左往しているようにしか見えません。警察を呼んで逮捕するような事になる前に、きちんと叱ってやめさせられないのならば容認している事と同じであります。二十歳やそこらのガキ共が怖いのならば成人式などやめれば良いのです。あたふたしている大人が実に情け無い・・・。

全国の『荒れる成人式』と対比して『夕張の成人式』が随分と取り沙汰されております。なんでも市には成人式の予算が無く、全国から募金を募って手作りで成人式をやったそうです。確かにメチャクチャな成人式に比べれば物凄く立派な若者達のような気がします。立派な子達だとは思いますが、悪い者達と比べればという話であります。

少し根性の曲がった見方をすれば、成人式なんてそれほど金のかかるイベントではありません。見ず知らずの人達に募金を頼む類の話でしょうか。皆でバイトした金を持ち寄ったというのなら美談だとは思うのですが・・・。一人1万もあればお釣りがくるような式を募金でやっておきながら、レンタルでも楽に5万はする晴れ着を着られてもイマイチ感心ができないのであります。
運営委員の女の子の涙を見ると、きっと苦労があったんだろうなぁとは思うのですが、結局は自分達の記念の為のイベントですから何か筋が違うような気がいたします。これを機に人様の為にも同じように行動力を発揮できるような大人になってくれるのを願うばかりであります。

『成人式』これが終ったからといって次の日から大人になれる訳ではございません。大人か子供かを決めるのは年齢ではありません。あくまで周りの評価であります。30を過ぎても40を過ぎても頭が足りなければ、ただのガキでございます。現に私は50半ばのオッサンにも「なんだぁ、このガキこの野郎!」と普通に言い放ちます。そんな事を言われたら格好悪いですよ。

自分の力で飯を食う事、人様から馬鹿にされるような真似はしない事、そして自分の周りのガキ共をビシッと躾ける事、これが大人のすべき事であります。他にも大人の条件は沢山ありますが今日のところはこんなもので(笑)。


新成人の皆様、とりあえずおめでとうございます。
格好良い粋な大人を目指してくださいね!

まだまだ私は貴方達には負けません(^^)。

改めまして、明けましておめでとうございます。
久しぶりの更新になってしまいました(汗)。
皆様はどんな年末年始をお過ごしだったのでしょう。
年末年始も関係なくお仕事をされていた方も数多くいらっしゃると思います、ご苦労様でしたm(_ _)m。

私はいわゆる『地元組』、地元生まれの地元育ち、そのまま地元に根をおろした者であります。年末年始、ゴルデンウィーク、お盆、常に帰ってくる者を迎える立場でございます。日本中に散らばった友人・知人達が一斉に帰省し、その度に『飲み会』が行われるのです。先方からすれば1回~2回の飲み会かもしれませんが、こちらはたまったもんじゃありません。一日に二つも三つもの集まりを掛け持ちするなんて・・・、売れない演歌歌手のようなもんです。

皆それぞれに生活がございます。正月休暇も仕事始めも帰りの飛行機もバラバラであります。独身であれば帰省中のスケジュールも多少自由が利くのですが、家族持ちだとそうもいきません。親には孫を見せなければなりませんし、よその土地から連れて来た嫁をほったらかして自分だけ呑みに行く訳にもいきません。やはり結局はこっちが、彼らのスケジュールに合わせてやらなければいけません(汗)。

スケジュールもバラバラなら、趣味嗜好もバラバラであります。
居酒屋で満足な者、カニ等の特産品を食いたい者、色気を求める者、皆好き勝手でございます。一日に何軒かの居酒屋を廻るとグルメレポーターの大変さがよく解ります。そんな事を数日も続けると普通のメニューに飽きてしまい「一体誰が注文するんだこんな物」という物を食べてみたりするようになります。それを通り過ぎると『冷奴』とか『ナメコおろし』ばかりを注文するようになってしまいます。どの店もそれぞれ美味しい物を出しているのですが、しばらく居酒屋には行きたくありません(汗)。

面倒臭いのは、色気を求める馬鹿者共でございます。
我が街は、本州に比べるとキャバクラも風俗も安いのであります。低料金にもかかわらず美人が多い事でも有名です。こちらで言う『キャバクラ』は本州で言うところの『ランパブ』みたいな、少しエロいお店の事なのです。せっかく懐かしい面子が十数人も集まっているのに、必ず途中でキャバクラに行きたがる馬鹿がいるものです。それと風俗に行きたくて12時前に帰ろうとする奴も多くいます・・・(汗)。普段顔を合わせる機会なんてあまり無いのに、シモの方が大切なんでしょうかねぇ・・・。がっかりしてしまいます。

30日の晩、高校の同期生が男ばかり20数人で集まりました。一次会は気の利いた居酒屋で、二次会は私の知り合いの店を開けさせ貸しきりで呑んだのです。30人程しか入れない小さな店ですが、PM10時から貸切り飲み放題時間無制限で一人3000円です。安いっ!店側も最大限に気を使ってくれ、和気藹藹と呑んでいたのですが、やはり風俗に行きたいから帰るという馬鹿が二人出たのです。しかも『地元組』の人間です、・・・がっかりであります。

かなり気分を害したのですが怒っても盛り下がるだけなので普通に「おう!帰んな、帰んな。」と言いました。なのにその馬鹿が、さらに私に向かって「どっか紹介してくれ!」とほざいたものだから大変であります。かなり本気で頭にきました。
しかし怒鳴るような事があればせっかく集まったのに、皆に嫌な思いをさせてしまいます。仕方なくそいつらの首根っこを捕まえてカウンターの端に座らせ耳元でボソッと言いました。

「同級生だからって、あんまり調子こいて勘違いすんなよ。せっかく内地から帰ってきた奴とか、地元でも何年か振りに来た奴も集まってんだぞ。こんな集まりは毎年有る訳じゃねえだろ。地元の人間っちゅうのは帰ってきた人間を迎えるもんだろ。それが何よコラ、女抱きてぇから帰りますってかコラ。昔のダチよりそっちの方が大切って事か?俺はそういう薄っぺらい知恵遅れが大っ嫌いだからよぉ。帰るんなら帰れや、俺にはその程度のダチも知り合いも要らねぇからよ。明日からそこら辺で見かけたら、やっちまうぞ手前ぇ。そこら辺もう一遍考えろやコラ。」

 ※(皆様によくメールやコメントで普段の話し方について質問を頂きますが、普段の話し方はこんな感じであります。ラ行は殆ど巻き舌で非常にガラの悪い喋り方をします。もちろん敬語でキチンと話す事も可能です(汗)。)

私が言い終わると二人は「ゴメン、そこまで考えてなかった・・・。」と。
それを聞いて私も安心し、自分の言葉遣いの悪さを謝り、二人と乾杯しなおし、そして又全員で呑み直しました。その店にもダーツが有ったのでダーツ大会をやったり、カラオケで騒いだりと結局大騒ぎの宴となりました。夜中の1時を過ぎてパラリパラリと帰る者が出始め、最終的に3時でお開きになりました。
私は全員を見送った後もその店に残り、他のダーツ仲間を呼んでもう一騒ぎしてから帰りました。


1月2日の晩、東京から帰省中の幼馴染の女と二人で呑みに出ました。小中高と同じ学校に進み、何度も同じクラスになった事のある女であります。バツイチで相当な美人、そして私の事を下手な男友達よりも良~く理解してくれています(笑)。なかなか毎年とはいきませんが、なるべく正月には一緒に呑む事にしているのです。禁酒前、最後に酒を呑んだのはコイツとであります。去年は私がウーロン茶だったので、一緒に酒を呑むのは2年ぶりでした。

彼女と呑んでいる時に30日の出来事を話しました。
「アンタは変わんないね~、怒るポイントが(爆)♪ いきなりブン殴らなかっただけ大人になったんじゃないの~(爆)♪」
子供の頃から変わらぬ笑顔で爆笑されてしまいました。
彼女に言わせれば、私は小学生の時からあまり変わっていないらしいのです(汗)。まぁいつも笑顔で言われているので勝手に良い意味に解釈しております。変に自分を飾る事も無く、余計な虚勢を張る事も無く、幼馴染と呑むのは実にいいものであります。

やはり地元に残った人間は、他所から帰った友人をいつでも温かく迎えなければならないものだと思うのです。そんな義務など微塵もありませんが、逆の立場であれば相当嬉しい事だと思うのです。正月と言わず、いつ帰っても迎えてくれる・・・、そんな地元で在り続けてやりたいのであります。

どこで骨を埋める事になっても、自分の故郷を自慢しろ!
地元の人間の温かさを忘れるな!
・・・そう思っております。


「私もいつかこっちに帰って来たいなぁ~♪」
幼馴染の言葉を聞いて、私も嬉しく思います。

明けましておめでとうございます。<m(__)m>

旧年中は大変お世話になりました。

皆様の言葉がどれ程、私の励みになった事でしょう。

今年も旧年同様よろしくお願いいたします。

私は年男でございます。

『猪突猛進』真っすぐ突き進むように生きたいものであります。

皆様にとって忘れがたい最良の年になるよう願っております。


平成十九年 一月一日

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